環境や人権に配慮した「地球の未来にまじめなボディソープ」が発売
浴用商品では国内で初めて紙パックを採用したほか、原料、包装、リサイクルまで持続可能性を追求したボディソープ
「凸版印刷」と「太陽油脂」、「パルシステム」が、原料、包装、リサイクルまで持続可能性を追求した「地球の未来にまじめなボディソープ」を共同開発。現在、パルシステム利用者からの注文受付を行っている。
ほどよい泡立ちと泡もちとともに、さわやかなシトラスの香りを楽しめるこのボディソープは、洗浄後は肌がしっとり潤う、心地よい洗いあがりが魅力。使い終わった紙パック容器は回収され、トイレットペーパーなどに生まれ変わる。
容器は、凸版印刷が開発したプラスチック容器から代替可能な紙パック「キューブパック」を採用。浴用製品で紙パックを使用した商品は国内で初となり、これによりパルシステムの既存品と比べて、7割以上のプラスチック使用量削減を実現している。
ボディソープは、生分解性が高く環境負荷が低いといわれる石けん。さらにその原料となるパーム油、オリーブ油などは、環境保全や労働環境が確認された原料を採用した。
石けん主成分であるパーム油は、コロンビア・テケンダマ社のもの。新たな森林を切り崩すことなく自然の循環を生かした農法を実践し、「森林破壊ゼロ、泥炭地開発ゼロ、森林火災ゼロ、人権侵害ゼロ」のスローガンを掲げ、パーム油の原料となるアブラヤシを生産している。
保湿効果のあるオリーブ油は、スペイン南部のアンダルシア州を拠点とする生産者団体のオレオエステパ社のもの。農薬にできるだけ頼らない栽培方法のほか、農園内のエリアまで生産地域を限定できる、トレーサビリティを実現している。
そのほか、保湿成分の黒砂糖はフィリピン・オルタートレード社、香料の一部である甘夏精油は香川県・無茶々園のものを採用した。
“地球の未来にまじめ”な3つの視点で商品化されたボディーソープ。ぜひ毎日のバスタイムに取り入れてみては。
問い合わせ先/パルシステム生活協同組合連合会