いじめ解決の効果的な相談方法を教える「こども六法」公認姉妹本が発売中
子どもの相談したいという気持ちをくじく大人の「まあまあ言葉」撃退法について、漫画とコラムで「どこに」「どのように」「どんな法律・条文に基づいて」相談すれば大人は動いてくれるか解説
「小学館」から、子ども向けに法律を解説した書籍「こども六法」(弘文堂)の姉妹本として、「こども六法NEXT おとなを動かす悩み相談クエスト」が発売中。
監修は、教育研究者 山崎聡一郎氏が務め、身につけた法律の知識をもとに、誰にどう相談すればよいのかわかりやすく解説した1冊となっている。
出版社の枠を超え、今の子どもが生きにくいと思っている世の中を変える「こども六法プロジェクト」から誕生した今作は、2019年夏に発行された「こども六法」の感想で多かった「そんなこといっても大人は相談してもなにもしてくれない」という声に応え、「どうやったら大人が動くのか」を徹底的に考察。
なにもしない大人が言いがちな「やられたらやり返せ」「あなたにも悪いところがあるんじゃない?」など、子どもの相談心をくじく「まあまあ言葉」の撃退方法を、漫画とコラムでわかりやすく伝える。
さらに、学校の先生・スクールカウンセラー・弁護士・警察・児童相談所・精神科医などの専門家が、効果的な相談方法をレクチャー。渦中にいる人にはすぐ役に立つ実用書として、そうでない人には避難知識として、そして交渉術の勉強として役に立つ書籍になっている。
「うまく相談できるかどうか」という子どもの不安を解決し、子どもが生きやすい世の中を目指す本を、この機会にぜひ手に取ってみては。
こども六法NEXT おとなを動かす悩み相談クエスト
監修/山崎聡一郎
漫画/森井ケンシロウ
漫画原作/古城宏
小学館刊 本体1,210円(税込)
問い合わせ/小学館