10万部突破。小学2年生が書いた絵本「しょうがっこうがだいすき」
小2の女の子が自力で書いた、小学校入学前後の子どもたちへの16のアドバイス
「学研プラス」から2019年4月に発売した絵本「しょうがっこうがだいすき」が、中国語版と自費出版本を合わせ、10万部を突破。
100部でスタートした自費出版本は、メディアに取り上げられるなど話題を呼び、これまでに累計8,000部、2019年4月に刊行された絵本は発売1年半で8万2,000部に達し、さらに今年10月に中国で発売になる中国語版絵本が1万5,000部。合わせて10万5,000部となった。
当時小学2年生の著者ういさんが本を書こうと思ったのは、1年生のとき。父親が本を出版することになり、刺激を受けたういさんは「自分も本を書く!」と決意。保育園や幼稚園の子どもたちに向けて、「小学校へ入る前」「小学校へ入ったあと」のアドバイスを16個考え、半年をかけてタブレットへ1文字ずつ打ち込み、両親の協力で自費出版したものが元である。
自費出版本がテレビや各種メディアで取り上げられ、人気絵本作家えがしらみちこ氏とのコラボレーションで絵本化。発売前に増刷が決まるなど話題となり、著者のういさん自身への注目も高まっている。
楽しく小学校に通えて、もっと小学校が好きになるよう、自分たちよりちょっとお姉さんの小学生からの「緊張しているなら先生にそのことを伝えたらいいよ」「勇気を出してお友だちに声をかけてみよう」などのアドバイスは、子どもたちにきっと役に立つはず。
絵本には、累計120万部を突破し映画化もされた「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(角川文庫)の著者で教育者の坪田信貴氏がういさんと対談した小冊子付き。「本当にやりたいことを見つけ、自分と約束する」など、子育てのヒントが盛りだくさんの内容となっている。
小学校生活を楽しく過ごすためのアドバイスが詰まった絵本を、親子でいっしょに読んでみては。
しょうがっこうがだいすき しょうがくせいになるまでに、やるといいこと。しょうがくせいになったら、やるといいこと
作/うい
絵/えがしらみちこ
学研プラス刊
問い合わせ先/学研プラス