7/10(金)アジアで唯一ゴッホの「ひまわり」が見られる「SOMPO美術館」がリニューアル
西洋絵画や近代・現代の美術作品を展示する新宿の「損保ジャパン日本興亜美術館」が新たに開館
「損保ジャパン日本興亜美術館」が移転・リニューアルし、「SOMPO美術館」として、7月10日(金)、東京・新宿に開館する。当初は5月の開館を予定していたが変更となった。
1976年に開館し、アジアで唯一ゴッホの「ひまわり」を見ることができる美術館として親しまれてきた「損保ジャパン日本興亜美術館」。今回の移転・リニューアルで誕生する「SOMPO美術館」では、西洋絵画や、所蔵する東郷青児などの作品と同時代の近代・現代の美術作品を紹介。オープン時には、常設展示としてゴッホの「ひまわり」を展示するほか、開館記念展も開催する。
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7月10日(金)から9月4日(金)まで、日時指定入場制で開催される開館記念展「珠玉のコレクション─いのちの輝き・つくる喜び」では、SOMPO美術館の所蔵作品から、見る者を非日常的な感覚へと誘う約70点の作品を展示。なかでも、自然を愛した日本画の大家・山口華楊の初期の大作「葉桜」は約10年ぶりの公開となる。また、 画面の表面に塗布されていた古いニスを除去する洗浄作業を行ったルノワールの油彩画「浴女」も目にすることができる。
さらに、10月6日(火)から12月27日(日)までは、静物画家としてのゴッホの多面的な展開をたどる展覧会「ゴッホと静物画─伝統から革新へ─」も開催。「ひまわり」や「アイリス」などに加え、花以外の静物をモチーフとした作品など、ゴッホの油絵を多数展示する。
アジアでゴッホの「ひまわり」が見れるのは「SOMPO美術館」だけ。リニューアルするこの機会にぜひ足を運んでみては。
SOMPO美術館
住所/東京都新宿区西新宿1丁目26-1
開館時間/10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日/月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)、展示替期間、年末年始
tel.03-3349-3081