【動画】集中して勉強できる子に育てる習慣
子どもの学力向上は集中力と密接に関係しています。
自ら集中して学ぶスキルは全ての基本。
勉強の道に進むにせよ、スポーツの道に進むにせよ、集中力があればどんな場面も力を発揮できるでしょう。
集中力に関して、東京大学の医学部生にとったアンケートでは、ほとんどの学生が「勉強は帰宅後集中して行う」と回答。
勉強は毎日決まった時間内に集中しておこない、前後の時間はクラブ活動や趣味に費やす習慣が、小学生の時から培われていることも分かりました。
手っ取り早く勉強習慣を身につけさせるために「塾に通わせよう」と思った方も多いのではないでしょうか。
もちろんそれもひとつの手段ですが、自宅で短時間でも集中して勉強できるようになれば、その分、スポーツや芸術などの子どもの才能を伸ばす時間に当てることが可能です。
そして、ある生活習慣を整えることで「集中力」が高まることが研究データにより明らかになっています。
集中力を高めるには、体内時計を整えることがとても大切です。
ところが、地球の1日の周期は24時間であるのに対し、人間の体内時計は、もともと24.5時間と、30分ずれたサイクルになっています。
そこで、無意識のうちに体内時計を24時間にリセットしてくれているのが、「光」と「食事時間」です。
人は一定時間暗闇の中にいた後に強い光を浴びると、細胞が「朝が来た!」と感じ、体内時計をリセットします。
また、一定時間食事を摂らない状態が続いた後に食事を摂ることも同様に、「一日の始まり」と体が判断します。
つまり、子どもの集中力を高めるカギは
・朝日を浴びること
・朝食を摂る時間を決めること
という二つの生活習慣にあります。
集中力を高めるための生活習慣、勉強ができる子の土台づくりにおいてとても大切になってきます。