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生後4カ月の寝かしつけ。就寝時間や泣く子の対処法。抱っこやおしゃぶりなどの体験談
生後4カ月の赤ちゃんを寝かしつけるときに時間がかかり、抱っこやおしゃぶりでもうまくいかないことがあるかもしれません。寝かしつけるときにおくるみはいつまで使えるのか迷うこともあるでしょう。今回の記事では、生後4カ月の赤ちゃんの寝かしつけに関するお悩みや、寝かしつけるときに使用したアイテムや取り組んだことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
生後4カ月の寝かしつけに関するお悩み
生後4カ月ごろの寝かしつけにはどのような苦労や悩みがあるのでしょうか。ママたちに話を聞いてみました。
授乳、抱っこの寝かしつけに時間がかかる
30代ママ
20代ママ
何かの成長の印だったのか睡眠退行だったのかはわかりませんが、生後4カ月頃は夜間授乳の回数が多いのが悩みです。ようやく寝たと思っても、1~2時間後に泣き声で起こされていました。
30代ママ
抱っこで寝かしつけをしていましたがなかなか寝ない日があり、とにかく寝かしつけに時間がかかりました。20時半頃寝かしつけを始めても、22時をすぎる日もありました。抱っこで家中を歩き回り、寝ない場合は外へ散歩、それでも寝ない日はパパに変わってもらう場合も多かったです。
新生児から生後3カ月までの時期と比べ、授乳量が増えたり起きている時間が長くなったと感じるママは多いようです。寝かしつけに時間がかかり、自分の時間がもてずにつらいという声はたくさんありました。
パパの帰宅で目が覚める
iStock.com/chachamal
20代ママ
20時くらいに就寝できても、パパが帰ってくる音で23時ごろには必ず起きていました。生後4カ月のころは睡眠退行だったのか、夜中に起きてからしばらくリビングですごさないと泣く場合が多かったので、この生活リズムのままですごしてよいのか当時は不安でした。
20代ママ
パパが帰宅するときのドアの音で起きて泣いていました。授乳をしたりオムツを替えても泣きやまないときは、安全な場所に一旦放置してから抱っこするようにしていました。
30代ママ
授乳をして20時半ごろ寝かしつけても、夜中にパパが帰宅する音で目が覚めてしまい大変でした。パパも気をつけてくれているとはわかっていても、子どもが泣くのでついイライラしてしまいました。
せっかく寝かしつけられても、パパの帰宅で目が覚めてしまう場合も多いようです。寝かしつけに苦労しているなら、子どもの寝る場所を見直して赤ちゃんが眠りやすい空間づくりをしてみてもよいかもしれません。子どもとママだけではなく、パパも気持ちよくすごせる空間づくりができるとよいですね。
就寝時間にバラつきがある
30代ママ
決まった時間にベッドに行って寝かしつけを始めても、子どもが寝る時間にバラつきがあり悩んでいました。どこまで気にしてよいかわからず「とにかく寝て欲しい」と思っていました。
20代ママ
生後4カ月の時期は産後崩していた体調も回復し、家事と育児の両立を目指していました。家事を優先すると子どもを寝かしつける時間が遅くなる日もあり、どうしたらよいか悩んでいました。
寝かしつける時間と実際に子どもが寝る時間、いつも同じ時間にできず悩む声もありました。赤ちゃんの生活リズム・睡眠リズムを整えたいと思っても、思い通りにいかない場合も多いようです。
参考:生後4カ月頃の赤ちゃんを新生児期と比べると?
生後4カ月頃の赤ちゃんについて、新生児期と比べてどのような変化が見られるのでしょうか?厚生労働省や国立成育医療センターの資料を参照してみましょう。
まず、睡眠についてです。新生児期の赤ちゃんの1日の合計睡眠時間は16~20時間といわれていて、1~4時間寝て1~2時間起きているという睡眠リズムを繰り返します。
新生児期には、まだ昼夜の区別はついていません。一方、生後3~4カ月頃の赤ちゃんの1日の合計時間は、14~15時間とやや短縮します。3~4時間連続して睡眠をとるという睡眠リズムになります。この頃から昼夜の区別が出現します。赤ちゃんの睡眠リズムや生活リズムが気になるママは、この頃から意識するといいかもしれませんね。
また、生後4カ月頃からは新生児期に見られていたモロー反射などの原始反射が見られなくなります。モロー反射とは、赤ちゃんを布団に降ろそうとしたときや大きな音を聞いたときなどに急にびくっと両手をあげて抱きつくような動作をすることをいいます。生まれたときから備わっている原始反射といわれるもののひとつです。モロー反射が見られなくなると、寝かしつけのときに起きてしまうということが減ってくるかもしれませんね。
生後4カ月頃の赤ちゃんが夜眠れるように取り組んだこと
生後4カ月の寝かしつけはどのようにすればよりスムーズにできるのでしょうか。赤ちゃんが夜眠れるように取り組んでいたことをママたちに聞いてみました。
子どもといっしょに外出する
30代ママ
生後4カ月頃は、日中できるだけ抱っこ紐で散歩に出るよう意識しました。私の気分転換にもなるし、赤ちゃんも程よく疲れるのか、外に出た日の方が寝かしつけの時間も短かったです。
30代ママ
生後4カ月前後のときは外に出ないと寝ない時期があり、夜中はパパといっしょに散歩に行きました。家の中で泣く子どもの相手をするのも大変でしたが、今となってはよい思い出です。
日中は子どもと外出を楽しんだり、寝かしつけの一つとして散歩へ出る場合が多いようです。子どもをずっと腕で抱っこしているのは大変かもしれません。抱っこ紐やベビーカーを利用しながら、ママやパパの負担を少しでも減らして外出できるとよいですね。
授乳方法を見直す
20代ママ
寝かしつけのときにミルクと母乳をあげていましたが、頻回の夜間授乳時の姿勢がつらく、生後4カ月のときにミルクの量を増やしました。母乳を飲む時間が短くなり、朝までぐっすり寝るようになりました。授乳量はおしっこの回数で確認していました。
30代ママ
ミルクと母乳の混合育児をしていました。母乳量が安定してきたのか、日中ミルクを飲む機会が減ったので思い切って寝かしつけ前のミルクもやめました。作る手間も省けたのでよかったです。
寝かしつけの授乳方法を見直すことで、寝かしつけの時間を短くしたり、夜間授乳を改善できる場合もあるようです。授乳がつらいと思ったら、適切な方法を探してみてもよさそうですね。
授乳量が気になる場合は定期的に赤ちゃんの体重を確認したり、おしっこの量・回数を見てみるといいかもしれません。
寝る前のルーティンを決める
30代ママ
赤ちゃんに「これから寝るよ」ということが伝わるよう、寝る前のルーティンを決めました。授乳後、ベッドでベビーマッサージをして絵本を読むようにしていました。
40代ママ
赤ちゃんの睡眠リズムが整うように、ベビーマッサージをしてから寝るというルーティンを決めました。なかなか寝ないこともありましたが、とにかく習慣化するように毎日続けていました。
生後4カ月頃の赤ちゃんが夜眠れるように、寝る前のルーティンを決めたというママの声もありました。ルーティンには、絵本の読み聞かせやベビーマッサージなどをしていたようです。ルーティンを決めておくと、早寝早起きの睡眠リズムを整えることにもつながりそうですね。
寝る前のルーティンを決めてもなかなか習慣化できないこともあるかもしれません。うまくいかないことがあっても、「こんな日もある」とおおらかな気持ちでいることが大切だというママの声もありました。
生後4カ月頃の赤ちゃんの寝かしつけに使用したアイテム
生後4カ月頃の赤ちゃんを寝かしつけるときに、ママたちはどのようなアイテムを使用していたのでしょうか。
おしゃぶり
iStock.com/Nerthuz
30代ママ
生後3カ月から生後4カ月にかけて、寝かしつけにはおしゃぶりを使っていました。添い乳しつつ、赤ちゃんが眠そうにしたらその姿勢のままおしゃぶりに変更。変わったことに気がついてはいるようでしたが、そのまま寝てくれました。
20代ママ
寝かしつけの授乳がつらかったので、夜だけおしゃぶりを使っていました。抱っこしたまま歩いて、眠そうになったらベッドに移してお腹をトントンし、完全に眠ってしまう前におしゃぶりを外していました。
おしゃぶりを使った寝かしつけをしたママもいるようです。「試したけれどおしゃぶりはくわえなかった」という声もありましたが、使い方や赤ちゃんによってはおしゃぶりをすると気持ちが落ち着くのかもしれませんね。
おくるみ
30代ママ
子どもが生まれた時期が冬だったので、毛布をおくるみとして使い寝かしつけていました。生後4カ月頃になると、体の動きが活発になってきたので寝ている間にはだけることも多かったですが、そのときはおくるみを体にかけてあげていました。
赤ちゃんが生後4カ月頃になると、首がすわったり動きが活発になったりすることもあり、おくるみは必要ないと感じるママもいるかもしれません。実際にママたちに聞いてみると、首がすわり始めたタイミングでおくるみを使わなくなったという声もありました。寝かしつけのときに赤ちゃんがおくるみをすることによって落ち着く様子があれば、活用するのもいいかもしれません。
寝かしつけとどう向き合う?
生後4カ月の赤ちゃんの寝かしつけに、ママたちはどう向き合っているのでしょう。
理想を求めすぎない
赤ちゃんは〇時に寝て欲しい、〇〇したら寝る合図とわかってほしい、など、いろいろと生活リズムや睡眠リズムに対する理想はありますよね。実際にママたちに話を聞いてみると「思い通りに行かなくても仕方ない」と割り切っているという声もありました。家族みんなが笑顔ですごせるよう、理想を求めすぎない努力も必要かもしれません。
パパや家族を頼る
ママが寝かしつけたほうが赤ちゃんが落ち着きやすいこともあるかもしれませんが、ママ一人では心身ともに疲れてしまう場合もあるでしょう。パパや家族を頼りながら、協力して赤ちゃんの寝かしつけをして自分の時間が持てるとよいですね。
生後4カ月、今しかできない育児を楽しもう
iStock.com/Yagi-Studio
今回の記事では、生後4カ月の赤ちゃんの寝かしつけに関するお悩みや、寝かしつけるときに使用したアイテムや取り組んだことについてママたちの体験談を交えてご紹介しました。
生後4カ月の赤ちゃんが夜にぐっすり眠れるように、日中散歩にでかけたり、授乳方法を見直しながら寝かしつけているママたちの声がありました。おしゃぶりやおくるみなどのアイテムを使うのもひとつの方法かもしれません。
早寝早起きなどの理想を求めすぎず、ママの負担が大きくなりすぎないようにパパや家族と相談しながら、赤ちゃんに合った寝かしつけ方法を見つけられるとよいですね。
添い乳で寝かしつけをしていました。生後4カ月の時期は飲む量も増えてきたのかすぐには寝てくれず、授乳中に何もできないことがつらかったです。