こちらの記事も読まれています
幼児の夜泣きが激しいときの対処法。抱っこをしてもよいのかや昼寝とのバランス
幼児の夜泣きはどのように対処すればよいのか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、幼児の夜泣きの悩みや対処法、夜泣きをしたときに抱っこをしてもよいのかや昼寝とのバランスなど、ママたちの体験談をご紹介します。
子どもの夜泣きに関するママの悩み
子どもの夜泣きに関する悩みにはどのようなものがあるでしょうか。ママたちの声を聞いてみました。
「2歳の頃激しい夜泣きが続きました。ひと晩に3回くらい夜泣きをしていました。その度に私も起きて寝かしつけるのでとても大変でした」(2歳児のママ)
「3歳になり2歳の頃より夜泣きは減りましたが、いまでもたまに夜泣きをします。一度何かのきっかけで起きてしまうと、再び寝かせるのがとても大変でした」(3歳児のママ)
子どもによって幼児期になっても夜泣きをすることもあるようです。年齢が大きくなるごとに回数は少なくなるようですが、泣き声は大きくなったと感じたママもいるようです。
ママが考える激しい夜泣きの理由
激しい夜泣きの理由にはどのようなものがあるでしょうか。ママたちが考える夜泣きの理由を聞いてみました。
普段と違う体験をした
「初めてお友だちの家に遊びに行ったとき、楽しくて興奮したのか、その日の夜は夜泣きが激しかったです」(2歳児のママ)
「幼稚園に行き始めて数日間夜泣きが激しかったです。親と離れる時間も長くなり、初めて経験することも多いので、いろいろがんばっているのだなと感じました」(3歳児のママ)
普段と違う経験をした日には、夜泣きをすることもあるようです。幼稚園や保育園へ通い始めた頃や、園でのイベントがあったときに夜泣きをしたというママの声もありました。
体に違和感を感じている
「3歳になり、夜中に急に夜泣きが始まったと思ったら『足が痛い』と言って激しく泣きました。とても心配だったのですが、翌朝はけろっとしていました」(3歳児のママ)
幼児期に、寝ている間になんらかの痛みやかゆみを感じて、激しく夜泣きをすることもあるようです。「痛い」と言って泣くので、泣き止むまでずっとさすってあげていたというママの体験談もありました。
怖い夢を見た
「静かに寝ていたのに突然泣き出すことがありました。怖い夢でも見たのかなと思いました」(3歳児のママ)
「夜中に突然、『抱っこ』と言って激しく泣きました。夢を見ているのかもしれないと思い、一度起こしてから、再び寝かしつけしました」(3歳児のママ)
怖い夢を見て起きてしまったのかもしれないと考えるママがいました。「大丈夫だよ」と声掛けをすることで泣き止む子もいるようです。
ママたちが実践した夜泣きの対処法
幼児期の子どもが夜泣きをしたとき、ママたちはどのような対処法を取り入れたのでしょうか。ママたちの体験談を聞いてみました。
生活リズムを整える
「普段は整っていても週末になると生活リズムが崩れてしまうことがありました。どんなに遅い時間に寝ても、朝は同じ時間に起こし、生活のリズムを整えていました」(2歳児のママ)
「昼寝の時間が長すぎると夜泣きにつながることがあったので、昼寝は1時間以内と決めて、起きないときはしっかり起こすようにしています」(3歳児のママ)
ママたちは夜泣きの対処法として生活リズムを整えようと考えたようです。朝は同じ時間に起こし、夜の就寝時間も決めるようにすると、自然と生活リズムが整ってくるかもしれません。昼寝の長さやタイミングなども調節してあげられるとよさそうです。
日中を活動的に過ごす
「日中、子育て支援センターに連れて行き、同じくらいの歳の子たちといっしょにたくさん遊びました。日中を活動的に過ごすことによって、夜泣きも減りました」(2歳児のママ)
「幼稚園のない週末は、日中の活動量が少なく夜泣きをするときもあったので、公園などに行ってなるべく体を動かして遊ぶようにしていました」(3歳児のママ)
日中に活動的に遊ぶことで、子どもたちもぐっすり眠れるようになるのかもしれません。夜泣きの対策として、日中の過ごし方を工夫するのもひとつの方法のようです。
就寝前はリラックス
「就寝前はテレビを見せないようにしていました。絵本を読み聞かせたりスキンシップをとったりして、できるだけリラックスして過ごすようにしていました」(2歳児のママ)
「夕方を過ぎたら、子どもが興奮するような遊びはしないように落ち着いて過ごすようにしていました」(3歳児のママ)
就寝前の時間に気持ちが高ぶってスムーズに寝られなくなるのは、大人も子どもも同じかもしれません。照明や音など、睡眠のための環境を整えてできるだけリラックスして過ごせるようにするとよさそうです。
それでも夜泣きが続くときには
さまざまな対処をしても夜泣きが続いたり、なかなか泣き止まないときはどうすればよいのでしょうか。ママたちは、どのように子どもと向き合っていたのか聞いてみました。
様子を見る
「子どもが夜中に泣いて起きたので様子を見ていると、そのうちに寝てしまうことが多かったです」(3歳児のママ)
「子どもが夜泣きをするとき抱っこをするとそれがきっかけで起きてしまうことがあったので、抱っこはしないで他の方法でスキンシップを取るようにしました」(3歳児のママ)
幼児の夜泣きの場合、夜泣きをしたらすぐに抱っこをせず、しばらく様子を見るようにしているというママがいるようです。泣いているときは体をさすってあげたり、トントンとしてあげるなど、近くにいることを知らせてあげながら、しばらく様子を見るようにするとよいかもしれません。
一度起こす
「さまざまな対処法をしても泣き止まないときには、部屋の電気をつけて、一度完全に起こしていました。一度しっかり起こしてしまったほうが、そのあとよく寝てくれました」(2歳児のママ)
「どうしても泣き止まないときは、一度完全に起こし、パパの運転でドライブに出かけました。ドライブ中にまた寝てくれます」(3歳児のママ)
なかなか泣き止まないときは声をかけて起こしてしまうというママの声がありました。一度目を覚ましたことで、その後はぐっすり寝てくれることもあるようです。
夜泣きが激しいときは理由にあった対処法を
幼児の激しい夜泣きの理由は子どもによってさまざまなようです。普段と違う体験をした日などに夜泣きが激しいこともあるかもしれません。
夜泣きが続くときは昼寝の時間を短くするなどの対処をし、なかなか泣き止まないときは抱っこをせずしばらく様子を見るのもよいかもしれません。子どもに合った対処法を見つけて、ママも子どももぐっすり眠れるようになるとよいですね。