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2歳を過ぎたら考えたい、夜のトイトレ。オムツからパンツに切り替える方法は
2歳になるとトイトレを考え出すママも多いのではないでしょうか。日中はパンツをはいて自分の意思でトイレに行くことができても、夜寝ている間はそう簡単ではなさそうです。夜だけオムツで寝るのか、トイレに行かすために途中で起こすのか、どんな方法で夜のトイトレを進めたらよいのか考えてみました。
トイトレ中の夜のママの本音
トイトレが進み、日中をパンツで過ごせるようになると、次に悩むのが寝ているときだというママは多いのではないでしょうか。
オムツでいつまでも寝るわけにいかないので、いつかは卒業しなければ、と思っていてもおねしょをされると困る、というのがママの本音ではないでしょうか。ママが夜のトイトレになかなか踏み切れない理由を考えてみました。
おねしょは大変
夜のトイトレに二の足を踏んでしまう一番の理由は、やはりおねしょのようです。夜中におねしょに気づいた場合、着替えやシャワー、寝具の交換などはとても大変でしょう。子どもが目を覚ましてしまうことが続けば、睡眠のリズムも乱れてしまうかもしれません。
朝目覚めたときに濡れていたとしても、冷たいまま寝ていた子どもが心配ですし、布団が濡れるのも困ってしまいます。親子でひとつの寝具の場合、親まで濡れてしまうかもしれません。
子どもの気持ちが心配
昼にトイレでおしっこができる自信がついていたのに、おねしょで自信を無くさないかが心配だというママも多いようです。親が片づけに追われる姿を見て傷ついてしまう子もいるようです。失敗したくないとの思いから、日中パンツで過ごせていたのにオムツに戻ってしまった、という声もありました。
睡眠時間
子どもの睡眠の質を考えた場合、朝まで熟睡させたいと考えるママもいるでしょう。おねしょで起きてしまうと、睡眠時間が少なくなってしまうかもしれません。夜中に起こしてトイレを促すのもかわいそうで、仕方なくオムツを選択している、という方もいるようです。
トイトレ中の夜の過ごし方
ママたちは夜のトイトレをどのように進めたのか、体験談を紹介します。
夜はオムツで
「日中はパンツで過ごせるようになりましたが、オムツ卒業は日中と夜と2回あると考えて、ゆっくり待ちました。朝起きてもおしっこをしてないことが増え、徐々にパンツに。水分を多くとっていた日はオムツにするなど、日によって変えたりしました。4歳には完全にパンツに。今でも時々おねしょをしますが、そのうち完全になくなるだろうと思っています」(6歳女の子のママ)
「早くオムツを卒業させたくて、夜もパンツにしていましたが、おねしょが続いて親子ともに疲れてしまい、オムツで寝ることにしました。オムツで寝るときも夜寝る前は必ずトイレに行くようにしていたら、朝になってもおしっこをしなくなり、無事にオムツを卒業できました」(4歳男の子のママ)
夜のオムツ卒業を自然に任せるパターンは、のんびりゆっくりが秘訣のようです。
トイレに起こす
「寝る前に必ずトイレに行った上で、夜に時々オムツをチェックして、いつぐらいにおしっこをしているか確認しました。朝方におしっこが出るようになればそろそろおねしょをしなくなると聞いたので、そのタイミングで夜もパンツにしました。おしっこが出そうな時間に起こしてトイレに促しています。朝起きておねしょをしていないことは本人の自信になっているようです」(5歳男の子のママ)
「毎日、決まった時間に起こしてトイレに行っていました。私も娘も半分寝ぼけていましたが、どうにかおねしょをせずに通せたのでよかったです」(5歳女の子のママ)
「おねしょをしない」という成功体験から自信をつけ、夜のトイトレ卒業を目指すママが多いようです。どちらもおねしょを「悪いこと」ととらえず、ママも子どもも前向きに取り組んでいるようです。
トイトレの段階で方法を変える
日中のトイトレにも段階があるように、夜のトイトレも段階を踏んで方法を変えると、子どもも徐々に順応できそうです。夜のトイトレはどのような手順で進めればよいのでしょうか。
トイトレ初期
日中のトイトレが進み、外出時などはオムツを使うけど家ではパンツで過ごせる時間も増えてくる頃から、夜のトイトレの準備を始めているママは多いようです。
まずは「寝ている間におしっこしなくていいようにトイレに行こうね」と声をかけ、寝る前にトイレに行きましょう。毎日繰り返すことで、「寝ている間はおしっこをしない」という意識づけにつながると考えられます。
また、寝る前に水分を欲しがる子どもに対し「おしっこに行きたくなるから少な目にしておこうね」という声掛けも大切なようです。
トイトレ中期
日中にほぼパンツで過ごせるようになってくると、夜のおしっこも減り朝までオムツが濡れないことも増えてくるでしょう。そうなれば次の段階に進めるかもしれません。朝起きたらすぐにトイレに行きましょう。そして、寝ている間におしっこをしなかったことをしっかりとほめてあげましょう。
家族やお友だちの前、または園の先生の前などで、寝ている間におしっこをしなかったことを伝えるのもよいでしょう。みんなが喜んだり驚いたりすると、子どもも自信を持ってがんばろうと思ってくれるかもしれません。
まだ寝ている間におしっこをすることも多いかもしれませんが、その場合は「明日出てなかったらいいね」など次に目を向けてあげましょう。この頃は「できなくて当り前、できていたら大喜び」という姿勢が大切かもしれません。
トイトレ完了間近
朝までオムツが濡れないことが多くなったら完了間近でしょう。思い切ってパンツに切り替えてもよいかもしれません。もちろん時々おねしょをするかもしれませんが、週に数回が月に数回と徐々におねしょは減っていくようです。
おねしょをしたら子どももショックを受ける場合が多いので、怒ったりがっかりした表情を見せず、手早く片づけてあげるとよいかもしれません。
おねしょの被害やショックを小さくするために、防水シーツやパジャマの上から腰に巻く防水スカート・ズボンの活用も検討してみるとよいでしょう。おねしょの回数が少なくなったら、夜のトイトレもいよいよ卒業間近かもしれません。
夜のトイトレは子どものペースに合わせて
2歳を過ぎるころからオムツを外すことを考えだすママも多いと思いますが、どのタイミングで完全にパンツに切り替えるのかは、子どもの成長によりいろいろあると言えそうです。
やり方ひとつとっても、夜に起こすのか、夜だけオムツにするのかなどさまざま。子どもの気持ちに寄り添い、子どももママも前向きにトイトレに取り組める方法を検討してみてはいかがでしょうか。