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ご飯を食べない、嫌いな食べ物が多い。気になるごはん時のしつけとは
子どもの食事の時間にそろそろしつけを考えたいママもいるのではないでしょうか。そこで今回の記事では、ご飯を食べない、嫌いな食べ物がたくさんあるなど、ごはん時に意識したいしつけについてご紹介します。
ごはんのときのしつけ
子どものごはんのときに関してのしつけでは食事のマナーを身につけ、ごはんを人といっしょに食べることは楽しいことだという気持ちを知るのも大切なことかもしれません。ご飯を残さず食べること、正しく道具を使うこと、またごはんのときにやらない方がよいことなど、さまざまなマナーがあるかと思います。
これから先もずっとつづく毎日のごはんの時間で、大きくなっても恥ずかしくないように、ごはんのときのしつけを毎日の習慣にしたいですね。
ごはんのマナー
ごはんのときの身につけて欲しいマナーは、さまざまな種類があるようです。できるところからコツコツ伝えていきましょう。
あいさつ
「いただきます」や「ごちそうさま」などの食事に関するあいさつは、ごはんの時間をしっかりと区切ったり明確化させたりするためにも大切でしょう。食事のはじめとおわりに毎回あいさつを心がけるようにすると、次第に習慣として身についていき、どんな場所でもきちんと食事に向かう姿勢を整えることができそうです。
食事を用意してくれた人に対する感謝の気持ちや、食材への意識を持つことのきっかけにもなるでしょう。毎食あいさつをするように声掛けして習慣にしたいですね。
席を立たない
食事中にしっかりと椅子に座ることで、よい姿勢で食べることができるでしょう。席を立つと集中力が途切れたり、食べ物が床などに散らかったりして、最後まで食べきることの妨げになるでしょう。
いったん椅子に座ったら、食べ終わるまでは腰を落ち着けることを子どもへ伝え、最後までごはんを食べられるように促しましょう。そのためには、トイレも食事前に終わらせておくことが大切かもしれません。食事に意識を集中できるように、環境を整えてあげるとよさそうですね。
お箸の持ち方
お箸の持ち方は、食事にまつわるマナーが守れているか、という点にも大きく関わりそうです。正しい持ち方でお箸を持てていれば、余分な力を使うことなく、しっかりと食べ物を挟んで口に運ぶことができそうです。
正しい持ち方を幼いうちに覚えておくと、成人する頃も変わらずきちんとお箸を持てる場合がほとんどのようです。お箸を使いはじめる時点で、意識してあげるとよいかもしれません。
口を閉じて食べる
食べ物を口に入れたら口を閉じて食べる、ということも子どもにしつけておきたいことの1つではないでしょうか。口を閉じて噛まないと、クチャクチャと音が出やすくなでしょう。
これは人を不快にさせるマナー違反となることもあるため、しっかりと閉じてよく噛むことを子どもに伝えましょう。合わせて、口に食べ物がある状態で会話をしないことも、大切なごはんのときのマナーとしてしつけておきたいですね。
手に持つ食器、持たない食器
ご飯のお茶碗、お味噌汁のお椀、そして奥にメインとなるおかずや副菜ののった大皿があるのが、1食分の食器を置くスタイルの定番でしょう。お茶碗やお椀は、手で食器を持ち上げながら食べるのが一般的でしょう。
器を持たずに、食器に口を近づけて犬食いのようにならないようにしましょう。反対に、奥の大皿は持ち上げることはせず、テーブルに置いたまま食べるのがマナーとされているようです。
お味噌汁のお椀とご飯の場所
ご飯茶碗とお味噌汁のお椀を置く位置などは、毎食固定すると子どもも位置を覚えやすいかもしれません。手前に箸置きにのせたお箸をセットし、その奥に左側にごはん茶碗、右側にお味噌汁のお椀を置くのが一般的なマナーとされているので、その習慣をつけるとよさそうです。
子どものごはんの悩み
子どもの食事に対する姿を毎日目にすることで、パパママはいろいろな悩みを抱えるようです。その中でも多いものを、ピックアップしてみました。
食べる量が少ない
食べることにさほど興味がなく、食べ物の摂取量が全体的に少ないことを心配しているママが多いようです。
子どもの好きな食べ物を見つけたり、食事がより楽しくなりそうな食器を使用したりするなど、小さな工夫を続けていくと、食べる量を徐々に増やしていくことは可能かもしれません。
嫌いな食べ物が多い
嫌いな食べ物がない子どものほうが、もしかしたら少ないかもしれません。嫌いな食べ物の調理法をいろいろ試したり、食べやすい方法を見つけたりすることができれば、最終的に克服できることもあります。
年齢につれて次第に嫌いだった部分が解消されて、ごはんを食べないことなどが気にならなくなることもあるため、子どものペースで克服していくとよいかもしれません。
食べすぎる
食事に対して情熱を持っている子どもを持つ保護者は、食べすぎることに心配を覚えている人も少なくありません。1日の食事量を考えて、食事を摂りすぎたなと感じたらおやつの分量を変えるなどして、調節してあげるとよいかもしれません。
ごはんを食べる楽しさを子どもに伝える
小さなしつけにこだわりすぎてしまうと、子どもがごはんの時間が楽しくなくなってしまうかもしれません。教えたことはすぐにできなければならないなどと気負わずに、ご飯を食べない、嫌いな食べ物が多いなどの状況でも、焦らずに毎日の食事で習慣にしていくことが大切なのではないでしょうか。同時に食べる楽しさも伝えてあげたいですね。