こちらの記事も読まれています
共働きでも子どもの躾(しつけ)時間を確保。疲れたときでも難しいと感じない子どもの躾(しつけ)方法
子育て世代には、パパだけではなく、ママも仕事している共働き家庭が増えているようです。時間のないなかで、どのように子どもの躾(しつけ)に向き合う時間を取ればよいか悩んでいるママも多いでしょう。子どものしつけが難しい、疲れたと感じてしまうという共働き家庭でも、少しの時間でできる子どもの躾の方法やポイントをご紹介します。
子どもの躾(しつけ)が難しいと感じるとき
毎日の子育てに日々奮闘しているママたちですが、どのようなときに躾(しつけ)が難しい・疲れたと感じてしまうのでしょうか。まずは実際のママたちに聞いてみました。
電車の中で
「子どもを会社の近くの保育園に預けているため、毎日通勤時間帯の電車に乗るのですが、満員に近い混み合う電車内で、子どもが大声を出すので困っています。周りの大人たちもうるさいという顔をしているので、躾(しつけ)ができていないと思われているのではと不安になります」(2歳男の子のママ)
食事のマナー
「自宅での食事の時間、うちの息子は、少し食べてはすぐ飽きて立ち歩いたり、まっすぐに座らず横を向いて食べたりして、いつも床に食べ物をポロポロとこぼします。
小さいときはしょうがないかと諦めていたのですが、そろそろちゃんと食事のマナーを躾(しつけ)なければと考えています」(3歳男の子のママ)
あいさつ
「うちの子は、家ではよくしゃべるのですが、恥ずかしがり屋な性格のため、幼稚園の先生や近所の人などに会ったとき、「ありがとう」や「こんにちは」といったあいさつができません。
ついつい「あいさつしないとだめじゃない」とい言ってしまうと余計に委縮してしなくなってしまい、子どもの躾(しつけ)は難しいなと感じています」(4歳女の子のママ)
整理整頓や片づけをしない
「家でのことですが、おもちゃを片づけなさいと何度言っても、なかなか片づけられなかったり、次から次へとおもちゃを出して散らかします」(5歳女の子のママ)
共働きママが子どもの躾(しつけ)をするタイミング
共働きママは仕事で出かけている時間も長く、毎日忙しく疲れたと感じているママも多くいるようです。そのなかで、子どもの躾(しつけ)を限られた時間でするには、どうしたらよいのでしょうか。
朝の時間にできること
朝は、お弁当や朝ごはんを作ったり、会社や園に出かける支度をしたり、やることがたくさんありますよね。忙しいなかでも、あいさつに関する躾(しつけ)はできるのではないでしょうか。
朝からママが元気よく「おはよう」と声をかけ、あいさつを気持ちよくすることで一日を爽やかにスタートさせられることを伝えてみましょう。
夕方以降にできること
少し時間に余裕がある日は、夕食後などに絵本の読み聞かせをする時間がとれるかもしれません。躾(しつけ)に関する内容の絵本なら、子どもも楽しんで学べそうですね。
夕方から夜に遊ぶ時間があるなら、お片づけの躾(しつけ)もできそうです。まずは、ママやパパが子どもといっしょに片づけをして、片づけをする習慣をつけましょう。慣れてきたら、子どもが一人でもできるように、片づける場所にシールをつけたり、おもちゃの写真を貼ってみたりしてはいかがでしょうか。
わかりやすく片づける場所を決めてあげると、子どももゲーム感覚で楽しくできるかもしれませんね。
お出かけ先などでできること
共働き家庭でも、週末などの休みの日はゆっくりと子どもと向き合う時間もとれるのではないでしょうか。
お出かけ先で食事をする場合などは、食事に関する躾(しつけ)もできそうですね。「イスにまっすぐ座ろうね」など声をかけ、ひとつでもできたら褒めてあげましょう。
躾(しつけ)に関しての相談
限られた時間のなかでは、子どもの躾(しつけ)に疲れたと感じてしまうこともあるかもしれません。そのようなときは、誰かに相談して少し肩の力を抜いてみましょう。難しいと感じていた躾(しつけ)の、思わぬヒントがもらえるかもしれません。
保育園の先生
保育園の先生は、長い時間子どもと過ごしているので、上手な言葉がけの方法を知っているかもしれません。先生の余裕のある時間を見計らって、声をかけてみてはいかがでしょうか。
幼稚園の先生
幼稚園に通っている子どもの場合は、幼稚園の先生に相談するのも一つの方法です。幼稚園での子どもの様子と合わせて話を聞くことで、難しいと感じていた躾(しつけ)に対しても、よい方法が見つかるかもしれません。
各自治体の相談センター
各自治体には、子育ての悩みを電話で24時間受け付けている相談窓口もあります。各自治体の児童相談所などでも受け付けているので、疲れたと感じるときにはひとりで悩まずに相談してみましょう。
共働きで限られた時間でも躾(しつけ)を
子どもの躾(しつけ)に関する悩みは、ママやパパたちの共通の悩みのようです。
共働きの家庭などは、子どもに躾(しつけ)ができる時間が限られていて疲れたと感じることもあるかもしれません。深刻に悩んでしまう前に、子どもの躾(しつけ)が難しいと感じたときには、周囲の人や専用の窓口に相談してみてはいかがでしょうか。