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子どもといっしょに!本や絵本で楽しくマナーを学ぼう
絵本が大好きで、毎日寝る前に読んであげているというママも多いのでは?絵本を使って、子どもにマナーを教えてみませんか。絵本から学ぶことで、口で伝えるよりもスムーズに子どもに理解してもらえるかもしれません。毎日の読み聞かせをしながら、マナー教育も行える本や絵本とはどんなものがあるのでしょう。
絵本で学べる!教えておきたいマナー
子どもにぜひ身につけてほしい日常生活におけるマナー。絵本からどんなマナーを学ぶことができるのでしょう。それぞれの項目ごとに紹介していきます。
あいさつ
あいさつを教えたいなら、「こんにちは」と繰り返したり、かわいいキャラクターといっしょにあいさつしたりすることで、あいさつを楽しく学ぶことができる絵本はいかがでしょう。少し大きくなってくると、こんな場面ではこんなあいさつをしたらよいということが分かる絵本がよいかもしれません。
「こういうときはなんていう?」と問いかけながらいっしょにシーンに応じたあいさつを学べそうです。絵本の中のキャラクターが元気にあいさつをしている絵本からは、あいさつは元気に大きな声ですると気持ちがよいということも学べるでしょう。
「絵本のなかで園に通うぞうさんがやっていた、と真似してあいさつするようになりました。」という声もありました。
ごはん
キャラクターがうれしそうにもぐもぐごはんを食べている絵本は、食べることは楽しい!ということが分かるようになるかもしれません。「あ~ん」と大きなお口でごはんを食べている絵本を見ると、思わず子どもも「あ~ん」と口を開けてしまうかも。いろいろなお家の食卓が描かれた絵本は、見ているだけでお腹が空いてきそうです。
「おいしそうなごはんだね。」と声をかけながら、食への興味を引き出してみてはいかがでしょうか。絵本のキャラクターがきちんと座ってごはんを食べている絵本を読めば、ごはんを食べるときのマナーが学べるかもしれません。
「絵本の中の子どもが、嫌いな野菜をがんばって食べているのを見て、『ぼくもがんばる!』と嫌いな食べ物にチャレンジしていました」という体験談もありました。
トイレ
トイレトレーニングをしているなら、トイレについて学べる絵本を見てはいかがでしょう。「食べるとうんちが出る」という内容の絵本からは、排泄の仕組みが分かります。排泄について理解できていると、その後のトイレトレーニングもスムーズになるかもしれません。怪獣や動物たちがトイレで「うーん」とがんばる絵本には、トイレの後に水を流したり手を洗ったりという一連の流れが描かれているので、自然にトイレの使い方を学ぶこともできるでしょう。
トイレを流す音が流れるしかけ絵本は、トイレを流す音に慣れることでき、音に敏感な子どもに読ませてみるといいかもしれません。男の子・女の子それぞれのトイレの使い方や悩みを分かりやすく紹介している絵本もあります。
「便座を上げて立っておしっこをするということが絵やしかけで楽しく理解することができました。読んだあとはやってみる!と張り切ってトイレに行っていました。」と男の子のママにも好評でした。
乗りもの
乗り物に乗ったときのマナーは、周囲の目もあり気になるところ。電車の中で静かに座っている男の子の姿が描かれている絵本を読めば、電車の中では静かに座って過ごさなくてはいけないということを学べるかもしれません。
バスがいろいろな停留所に停まり、乗客を降ろしたり乗せたりしている絵本からは、バスの仕組みがわかるかもしれません。信号の仕組みや道路で遊んではいけないことが分かる絵本もあるので、交通ルールについて知ることもできるかもしれません。
「くまさんが車のうしろで遊んでいて危うくひかれそうになるという絵本を読んだ息子は、車のそばで遊ぶのは危険ということがスムーズに理解できたようです」という声もありました。
大きくなったら!本でしっかり学ぼう
小学生くらいの子供を対象にした、マナーを学べる本もあります。
食事
和・洋・中でのテーブルマナーを学ぶことのできる本は、たくさんのイラストが盛り込まれているので理解しやすくなっているようです。
子どもだけでなく、大人にもためになる役立つマナーがたくさんあるようです。子どもに教える前に親が勉強しておく、という使い方もあるようです。
礼儀作法
大きくなってきたら礼儀作法は身につけてほしいものですよね。よその家に行ったときの対応の仕方や、先生など目上の人に接するときの注意点などが書かれた本もあるようです。大人が改めて礼儀について学ぶのにもよいかもしれません。
さまざまなマナーの本
みんなで楽しく学校生活を送るための友だちに対するマナー、正しい言葉遣い、などについて書かれている本もあります。社会でのマナーを子どものうちから学んでおくことで、今後の生活にも大きく役に立つでしょう。
面白く漫画風に説明されている本は理解しやすく、子どもからの評判もよいようです。
本や絵本で子どもがマナーを学ぶ
本や絵本をきっかけに、子どもの変化を感じた先輩ママの体験談をご紹介しましょう。
「意地を張って素直に「ごめんなさい」が言えなかった4歳の息子。ケンカしたキツネが「ごめんなさい」を言って友だちと仲直りをするという絵本を読んで、謝ることの大切さがわかったようです。それ以来、「ごめんなさい」と素直に言えることが増えました」
「片づけが苦手な3歳の娘に、どんな風に片づけの仕方を教えたらよいのか悩んでいました。そんなときにママ友にすすめられた絵本には、小さい子どもにも分かりやすい内容で片づけの仕組みが描かれていました。絵本を読み終わったあと、早速片づけを実践。主人公の女の子のマネをして、おもちゃの帰る場所を確認しながら、上手に片づけをしていました」
本や絵本を通じてマナーを学び、実際に生活に活かせるのは素晴らしいことですね。なかなか教えるのが難しい内容でも、絵本や本のストーリーの中で学ぶことにより、より自然に学べるのかもしれません。
子どもに「楽しい!」と感じさせる
本や絵本でマナーを学ぶときは、子どもが「楽しい!」と感じることが大切なのかもしれません。マナーを学ばせようとママが必死になっていても、なかなか伝わらないと親子ともにストレスに感じてしまうかもしれません。
「マナーも学べたらいいな」くらいの気持ちで、子どもといっしょに読める本を探してみてはいかがでしょうか。