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出産準備はいつからはじめる?出産準備のスケジュールと必要なものリスト
ママから聞く本当に必要なものをそろえるコツとは
出産準備はいつからはじめればよいのでしょうか。はじめてのママにとってはわからないことも多いですよね。今回は、出産準備の最適なスケジュールや本当に必要なものをそろえるコツをママたちの声をもとにまとめてみました。いつ頃から出産準備をはじめたのか、いつまで出産準備を終えたのかなど実際の体験談を交えてご紹介します。
出産準備はいつ頃から?
赤ちゃんが生まれる前には、出産時の入院や赤ちゃんを迎えるために必要なものを少しずつ準備する必要があります。出産準備はいつ頃からはじめるのがよいのでしょうか。出産準備をはじめる時期やタイミングについて、ママたちに聞いてみました。
出産準備をはじめるタイミング
出産準備は妊娠してから出産するまで、どの時期にはじめるのがよいでしょうか。出産準備をはじめるタイミングについてママたちに聞いてみました。
妊娠がわかったとき
「赤ちゃんを授かったことが嬉しくて、病院で妊娠がわかってすぐに夫婦でベビー用品店に行きました。いろいろと見て回りましたが、途中で吐き気を感じてしまったので、少しつらかった思い出があります」(40代ママ)
ママの中には、妊娠がわかってすぐに出産準備をはじめた方もいるようです。妊娠初期は、つわりなどで体調が安定しない場合もあるかもしれません。赤ちゃんやママの体のためにも体調に合わせて出産準備を進めるとよさそうです。
性別がわかったとき
「妊娠7カ月にはいり、性別がわかったタイミングで出産準備をはじめました。安定期に入ってから男の子用、女の子用の準備品をお店やネットを見ていろいろ下見をしていました」(30代ママ)
赤ちゃんの性別がわかってから出産準備をはじめたというママの声もありました。ベビー服は性別が分かってからの方がそろえやすいかもしれないですね。
産休にはいったとき
予定日の1カ月半前くらいから産休に入り、お休みに入ってからバタバタと出産準備をはじめました。準備も半ば、予定日よりも2週間ほど早く陣痛がきたので、出産してから足りないものは主人に買ってきてもらったりして、なんとかなりました」(30代ママ)
出産ギリギリまで働きたいというママもいるのではないでしょうか。しかし、出産予定日が予想外に早まったという場合もあるようです。出産に向けベビー用品はもちろん、いつ陣痛がきてもいいよう、まずはママの入院準備からはじめるのもよいかもしれないですね。
出産準備をはじめるタイミングは、考え方や生活スタイルによってそれぞれ違うようです。ママの体調に合わせて、準備をする時期を決められるとよいかもしれません。
出産準備のスケジュール
これから出産準備をはじめる方に向け、ママたちの声を参考に、妊娠してから赤ちゃんが生まれるまでの出産準備スケジュールまとめてみました。
妊娠0~4カ月
妊娠初期は、つわりがあったり体調の変化を感じる時期かもしれません。
この時期には、まだ準備をはじめていなかったというママの声がありました。つわりや冷え対策用品、体調の変化に合わせた産前下着、ゆったりした部屋着などの使用を検討している方は、この時期から用意するとよいかもしれません。
妊娠5~7カ月
安定期に入り、そろそろ出産準備をはじめるようと考える方もいるのではないでしょうか。
赤ちゃんのために必要となるもののチェックリストをつくるのもよいかもしれません。チェックリストができたら、体調に合わせて少しずつお買い物をはじめられるとよさそうです。入院時に持参する準備品は、病院や産院によって異なる場合があるので病院、産院に確認してから行うとよいでしょう。
妊娠8~10カ月
妊娠8~10カ月は、お腹も大きくなり、生まれるまでもう間もなくの頃ですね。
出産準備品のチェックリストを見ながら、買い忘れたものがないか確認するとよいかもしれません。ママの入院準備品や産後用品もこの時期までにそろえると慌てずに済みそうです。
今回のアンケートでは、出産準備は、安定期を過ぎた頃から妊娠9カ月目までに出産準備を行ったというママの声が多くありました。赤ちゃんとママの体調を最優先に考え、早めに出産準備を終えると余裕を持って出産を迎えられるのではないでしょうか。
出産準備品リスト
妊娠から出産までにはさまざまなものが必要となります。ママの入院準備品や赤ちゃんのための出産準備品リストをまとめました。ママたちの声を参考に購入時のポイントも合わせてご紹介します。
産前用品
- マタニティインナー(マタニティブラ、マタニティショーツ)
- 妊婦帯
- 産前ガードル
- マタニティパジャマ
- マタニティケア用品
産前用品としてママの体をサポートするためのアイテムを用意するといかもしれません。
授乳ブラは、普通のノンワイヤーブラやブラカップ付きキャミソールで対応というママの声がありました。産前用品の購入は妊娠してから出産までママの体の変化に合わせるとよさそうです。
赤ちゃんの衣類
- 肌着(短肌着、長肌着、コンビ肌着)
- ベビーウェア(ドレスオール、プレオール、ロンパース)
赤ちゃんの衣類は季節によって準備するものが異なるでしょう。短肌着の上に長肌着かコンビ肌着を着せてウェアを着せるのが基本となり、あとは気温によって調節することが多いかもしれません。
肌着はおむつの隙間から排泄物が漏れて汚れることが多く、産後に買い足したというママの声もありました。また、コンビ肌着の使い勝手がよかったとの声も。洗濯物が乾きにくい季節生まれの赤ちゃんの肌着は、少し多めに準備してもよいかもしれませんね。
ベビーケア用品
- 新生児用の爪切り
- ベビーオイル
- 綿棒
ベビーケア用品は赤ちゃんの清潔を保つために使用します。赤ちゃんの爪はとても小さく大人用の爪切りだとケガをしてしまうことも考えられます。綿棒、ベビーオイルはおへそや耳のケアに準備しておくのがよいかもしれません。
寝具、お部屋用品
- ベビーベッド
- ベビー布団一式
- ベビーチェア
赤ちゃんのねんねに必要な寝具やお部屋用品は、生活環境や季節に合わせ準備しましょう。
ベビーベッドを購入する方は、ベッドサイズと布団のサイズを確認してから購入するほうがよいでしょう。ベビーベッドはお部屋のスペースを大きく使う家具でもありますので、産後様子を見てから購入するのもひとつの方法です。
お風呂用品
- ベビーバス
- ベビーソープ
- ガーゼ(沐浴布、スポンジ)
- バスタオル
- 湯温計
新生児期は毎日使用するお風呂用品、生活環境によって使い勝手がよいベビーバスがあるので、選ぶときは注意しましょう。
体を拭くバスタオルは、肌触りがよく清潔なものを新しく購入するのがよいかもしれません。退院直後から使用するので、準備はなるべく早い段階でしてもよいのではないでしょうか。
オムツ替え用品
- 新生児用おむつ
- おしり拭き
新生児用のおむつはすぐにサイズが合わなくなってしまったり、赤ちゃんの肌に合わないこともあるようです。必要になったときにその都度買い足していくと無駄なく済みそうです。
授乳用品
- 授乳クッション
- 洗浄綿
授乳クッションは、母乳を飲ませるとき、哺乳瓶でミルクをあげるとき、家族にミルクを飲ませてもらうときなど、使用用途が広く長く使えるアイテムなので重宝したとママの声を聞くことができました。
また授乳クッションについては、抱き枕と授乳クッションを兼用の授乳枕を購入したというママもいました。さまざまなタイプがあるので、自分に合った授乳枕が用意できるとよいですね。
調乳用品
- 粉ミルク
- 調乳用ポット
- 哺乳瓶
- 哺乳瓶用乳首
- 哺乳瓶消毒用品
調乳用品の購入は、産後母乳の出具合をみて足りないとき、必要になったときに買い足すようにしてもよいかもしれません。
哺乳瓶は、ママ以外の家族に授乳をお願いするときに必要となります。出産前に何本も購入する必要はないが、準備しておいてもいいかもいれないとママの声がありました。また哺乳瓶の消毒は使う直前に行ったというママもいました。
入院準備品
- マタニティウェア
- マタニティパジャマ
- 洗面用具
- 産褥ショーツ
- 産褥パット
- 授乳用下着
- 母乳パッド
- 退院時に着る服
入院準備品は、出産する病院や産院によって準備するものが異なります。入院準備品を用意するときは、まず出産予定の医療機関に確認してから準備するようにしましょう。
お産が早まってもよいように、ママの準備を後回しにせず予定日の1月前までには最低限のものを準備しておくのがよいかもしれないですね。赤ちゃんの出産準備品については、生まれてから徐々に買い足すほうが無駄がなくてよかったというママの声もありました。
授乳服や産後ガードルなどの産後用品、ベビーカーや抱っこ紐、チャイルドシートなどのお出かけ用品は、出産準備品とし必ずしも早めに用意する必要はないようです。「授乳服は専用のものではなく、普段着を代用した」「ほとんど抱っこ紐で過ごしたので、ベビーカーは使わなかった」という声もありました。
出産準備は余裕をもってすすめよう
出産準備はママの体調を優先させながら、余裕をもったスケジュールで進められるとよさそうです。また出産準備をスムーズにすすめるためには、自分なりの出産準備リストを作るとよいかもしれません。
家の環境によっているものも入らないものもあります。また赤ちゃんが生まれてくる時期によっても準備品は変わってくるでしょう。ママや赤ちゃんに合わせた出産準備で安心して当日を迎えられるとよいですね。