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出産内祝いのメッセージ。親戚や友人など贈る相手にあわせた文例
書くときのポイントやマナーとは
友だちなど出産祝いをしてくれた方々に出産内祝いのメッセージカードを贈りたいと考えたとき、どのような内容で書くとよいのか気になる方もいるかもしれません。今回の記事では、メッセージに書くときに意識することのほか、親戚や友人など相手にあわせた文例をママたちの体験談を交えてご紹介します。
出産内祝いにメッセージカードを添えよう
出産祝いをいただいた方へのお礼や日頃からおつきあいのある方への出産の挨拶として、出産内祝いとあわせてメッセージを贈りたいと考えている方もいるようです。出産内祝いをいつ贈ったのかやメッセージカードの用意の仕方についてママたちに聞いてみました。
出産内祝いやメッセージを贈った時期
30代ママ
20代ママ
出産から少し時間が経ってお祝いをくれた友人たちもいました。そのような場合には、その都度できるだけ早いタイミングで出産内祝いとメッセージカードを贈るようにしていました。
出産内祝いを贈る時期は、地域によって違いがあるようですが、生まれた子どもが生後1カ月になった頃に出産内祝いとメッセージカードを贈る場合が多いようです。ママのなかには、育児で忙しく出産内祝いを贈るタイミングが遅くなり、お詫びの言葉を添えて贈ったという声もありました。
メッセージカードの用意の仕方
30代ママ
出産内祝いに添えるメッセージカードは、出産前に気に入ったデザインのカードを用意しておきました。子どもが寝ている合間に、一枚一枚心をこめて手書きしました。
20代ママ
スマホで写真入りのメッセージカードを作りました。テンプレートの種類が豊富なうえ、メッセージを自由に入力できたので簡単にオリジナルのカードが作れてよかったです。
出産内祝いに添えるメッセージカードは、手作りするほかインターネットや携帯などで気軽に作ることができるようです。赤ちゃんのお披露目を兼ねて写真つきのメッセージカードを作ったというママの声もありました。
出産内祝いのメッセージを書くときに意識したこと
出産内祝いのメッセージを書いたことのあるママたちに、書く内容について意識したことを聞いてみました。
感謝の気持ち
30代ママ
メッセージにはいただいた出産祝いに対する感謝の気持ちをまず初めに書きました。出産内祝いだけでは伝わりにくい気持ちが、メッセージを通して相手に伝わったのではと感じます。
出産内祝いに添えるメッセージを書くときには、感謝の気持ちが伝わるよう意識しておくとよいかもしれません。ママのなかには、実母から『お返し』という言葉を使うのはよくないと聞き、言葉選びに気をつけて感謝を表現したという声もありました。
赤ちゃんのこと
20代ママ
メッセージカードを通して生まれた子どものことを紹介したいと思いました。子どもの写真を添え、子どもの誕生日のほか、名前と読み方、名前の由来などを書きました。
出産祝いを贈ってくれた方に赤ちゃんのことを知ってもらいたいと考え、誕生日や名前など赤ちゃんの情報をメッセージカードに書いたというママの声がありました。ママのなかには、どのような赤ちゃんなのか伝わるよう、家での様子もあわせて書いて贈ったという声もありました。
これからのおつきあいのこと
40代ママ
メッセージの最後には、子どもを含め私たち家族がこれからも長くお世話になることを考え、今後のおつきあいをお願いする言葉や、先方を気遣う言葉を書きました。
メッセージカードは、これからの末永いおつきあいを願った言葉や相手の健康や活躍を願う言葉で締めくくることもあるようです。相手とこれからどのようにつきあっていきたいのかを考えて言葉を選んでみてはいかがでしょうか。
出産内祝いの相手別メッセージの文例
出産内祝いのメッセージは贈る相手によって書き方や内容を変えるとよいかもしれません。具体的な文例をママたちの体験談をもとにご紹介します。
仕事関係者へ贈るメッセージの文例
「拝啓 残暑の候、ご無沙汰いたしておりますが、お変わりなくおすごしのことと存じます。
この度は、長男の出産にあたり、お祝いをいただきましてありがとうございました。◯月◯日に誕生した長男には、◯◯(ふりがな)と命名いたしました。
ささやかながら、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします」
目上の方や会社関係者の方には、丁寧な言葉遣いを心がけてメッセージを書いてみてはいかがでしょうか。
相手によっては、より改まった文章にしたいと考え、冒頭に時候の挨拶をいれたというママの声もありました。
友だちへ贈るメッセージの文例
「お祝いのプレゼントどうもありがとう!◯◯ちゃんからもらった出産祝いは、早速我が家で大活躍中だよ。近くに来たときはぜひ〇〇に会いに来てね」
気の知れた友人へメッセージを書く場合には、形式にこだわりすぎず、普段のつきあいそのままの雰囲気で書いたというママの声がありました。
カジュアルな文章でも、相手への感謝の気持ちや赤ちゃんのことなどを盛り込むと特別なメッセージになるのではないでしょうか。
親戚
「この度は心温まるお祝いをいただきまして、誠にありがとうございました。おかげさまで、〇〇は健やかに成長しています。心ばかりの品をお贈りさせていただきます」
親戚に贈るメッセージは、堅苦しすぎない程度の丁寧な文章で書いたというママの声がありました。
ごく親しい親戚の場合は、さらにカジュアルな文章にするなど相手との関係性を考えて文章の書き方を変えるとよいかもしれません。
兄弟姉妹
「先日はお祝いに〇〇を贈ってくれてありがとう。〇〇という想いを込めて、子どもの名前は〇〇と命名しました。
今はとても忙しい毎日だけど、楽しく育児しています。家族みんなと集まれるのを楽しみにしているね」
近い間柄である兄弟や姉妹に贈るメッセージには、子どもが生まれた今の気持ちを素直に伝えてみてはいかがでしょうか。
『母親になってようやく私たちのお母さんはすごいんだと気づいたよ』と兄弟姉妹だからこそ伝えられる気持ちを書いたというママもいました。
出産内祝いのメッセージは相手にあわせて
出産内祝いに添えるメッセージはどのような内容にするとよいかや、上司や友だちなど相手にあわせた書き方のポイントはなにか気になるママもいるようです。メッセージを書くときは、出産祝いをいただいた感謝の気持ちを述べ、赤ちゃんのことや家での様子を伝えるほか、今後のおつきあいのことを考えた言葉も添えられるとよいかもしれません。
文例を参考にして、友人や親戚、会社関係者の方たちなどに、気持ちのこもったメッセージカードを書けるとよいですね。
出産祝いをいただいた方の名前と住所をノートに記しておき、子どもがちょうど1カ月になったところで、みなさんに出産内祝いとメッセージカードを贈りました。