外で授乳するときの場所やマナー。人前やレストラン、運転中などの場合の対応

外で授乳するときの場所やマナー。人前やレストラン、運転中などの場合の対応

2018.08.07

レストランや運転中など、外で赤ちゃんの授乳が必要になった場合、人前で授乳してもよいか気になったり、授乳時のマナーやトイレで授乳することに悩んだりするママもいるかもしれません。今回の記事では、走行中の車やレストランなど場所別に、外で授乳する際に気をつけることなどを体験談を交えてご紹介します。

外で授乳が必要になった場面

授乳期間中の赤ちゃんと外出すると、外出中のいろいろな場面で、お腹を空かせた赤ちゃんが、母乳やミルクを欲しがって泣くことがあるのではないでしょうか。実際に、外で授乳したことがあるというママに、どのような状況で授乳したのか聞いてみました。

「ショッピングモールへ行ったとき、授乳の時間になったので授乳室へ行きましたが、どこも満室ですぐに入ることができませんでした。待っているうちに子どもが泣き出してしまい、やむなくトイレの個室で授乳をしました」(20代ママ)

「私が車を運転中のときに、後部座席に座っている子どもが泣きわめいて母乳を欲しがることがありました」(30代ママ)

「親戚の家に行ったとき、帰る時間が遅くなってしまったために、授乳の時間と重なってしまい、子どもがお腹を空かせて泣いたことがありました」(20代ママ)

「家族でレストランへ行ったとき、授乳してから出かけたものの、子どもが思ったより早く母乳を欲しがり、人前で授乳をしなければならなくなったことがありました」(30代ママ)

レストランにいるときや車で走行中のときなど、さまざまな場面で授乳が必要になることがあるようです。外で授乳することになった場合、人前で授乳する際のマナーや気をつけることは何でしょうか。また外での授乳を楽にするためにはどうすればよいのでしょうか。

外出するときに気をつけること

画像
iStock.com/Kanawa_Studio

ママたちは、授乳期間中の赤ちゃんとさまざまな場所に外出することがあるようです。外での授乳が必要になりそうだと考えたとき、ママたちはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。場所別で気をつけていたことを聞いてみました。


レストラン

「レストランはいろいろな人が食事をしている場所なので、事前に、授乳スペースがあるレストランを選んで予約するようにしていました」(30代ママ)

「家族で外食をするときには、授乳のことを考えて個室のお店を選びました」(20代ママ)

レストランなど食事する場所へ出かける際には、授乳スペースや個室がある店を選ぶなど、あらかじめ授乳しやすい環境を選ぶようにしていたママもいるようです。ママの中には、食事中に人前で授乳姿を見せるのはマナー上よくないと感じ、授乳スペースがなかったのでトイレで授乳したという声もありました。

事前にお店選びができる場合には、周りへの配慮も考えた選び方ができるとよさそうです。


運転中

「車を運転中に、赤ちゃんが泣き出した場合には、安全な場所に一旦停車して授乳するようにしていました」(30代ママ)

「高速道路を走行中のときは、こまめにパーキングエリアで休憩をとり、子どものオムツ替えや授乳をするようにしていました」(30代ママ)

車の運転中に赤ちゃんが母乳を欲しがったときには、一旦停車をし、安全な状況になってから授乳をするとよいかもしれません。高速道路を走行する場合のほか、車に長時間乗る場合にも、こまめに休憩をとるようにするとママにとっても安心かもしれません。


親戚宅や友人宅

画像
takayuki/Shutterstock.com

「親戚の家に集まるときに、授乳中の赤ちゃんがいることを伝えると『授乳しやすいよう別室を用意しておくね』と言われ、安心して連れて行くことができました」(30代ママ)

「友人の家に行く約束をするときには、授乳の時間を考えて約束の時間を決めさせてもらっていました。その時期は、授乳間隔が3時間ほどあったので、次の授乳までに帰るようにしていました」(30代ママ)

親戚や友人の家へ行く予定があるときには、授乳してもよいか確認したり、授乳時間を考えて訪問したりするママもいるようです。訪問する家の相手や事情を考えて配慮できるとよいですね。

こちらの記事も読まれています

外での授乳を楽にするポイント

外での授乳を楽にするために、どのようなことをしていたのかママたちに聞いてみました。


事前に授乳できる場所を確かめておく

「ショッピングモールなどに出かける際には、授乳室の場所がどこか確かめておき、いざ授乳が必要となったとき慌てないように心がけています」(20代ママ)

「実家に帰省するときなど、子どもと長時間車に乗る場合には、事前に授乳スペースのあるサービスエリアを調べておくようにしていました」(30代ママ)

赤ちゃんが泣いたときに慌ててしまわないためにも、あらかじめ授乳できる場所を確かめておくとよいかもしれません。ママの中には、授乳スペースがある施設かどうかを基準に、授乳期間中でも出かけやすい場所を友だちに聞いて、出かける際の参考にしていたという声もありました。


授乳ケープを使う

「外出が多くなったので、授乳ケープを買いました。どうしても人前で授乳しなければならないときには、さっと取り出せてうまく授乳姿を隠せるのでとても便利です」(30代ママ)

授乳ケープは人前でも簡単に授乳姿を隠すことができるようなので、外での授乳に便利かもしれません。授乳ケープの代わりに普段遣いできるストールなどを代用として使っていたというママの声もありました。

外での授乳が必要な時期には、人前で授乳する際のマナーや他人への配慮を考えておくとよいかもしれません。


外出時はミルクにする

「外出時に人前で授乳するのはどうしても恥ずかしかったので、外では母乳ではなくミルクをあげるようにしていました。どちらもよく飲んでくれる子だったので助かりました」(20代ママ)

外出時はミルクをあげるようにしていたというママもいるようです。ママの中には、ミルクなら母乳よりも場所を選ばず手軽にあげられたので、いつも哺乳瓶を持ち歩いていたという声もありました。

外での授乳は場所選びなど配慮しながら

画像
iStock.com/itakayuki

授乳期間中の赤ちゃんがいる場合には、レストランなどの食事場所や運転中、トイレなど、さまざまな場面で授乳が必要となりそうです。外で授乳することを考えたとき、走行中の場合には一旦停車したり、人前では授乳ケープを利用したりするとよいかもしれません。外での授乳はマナーや他人への配慮を考えてできるとよいですね。

2018.08.07

産後カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。