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風呂敷を使った一升餅の包み方。使いやすいサイズや柄の意味
背負わせるときの注意点など
2018.12.07
子どもの初めての誕生日、一升餅を使ってお祝いする場合もあるでしょう。一升餅を包む風呂敷をいっしょに用意したいママやパパもいますよね。今回は一升餅の風呂敷について調査。サイズや色、柄は何がよいのか、風呂敷セットや手作り方法などとあわせご紹介します。
初誕生日は一升餅でお祝い
一升餅のお祝いは、一般的に子どもの成長を願うお祝い行事の一つと言われています。地域によって祝い方はさまざまですが、一升分のお餅(約1.8kg)を子どもが背負ったり踏んだりして「一生食べ物に苦労しませんように」「一生元気に暮らせますように」という意味を込めて行われているようです。
一升と一生をかけて「一生餅」「誕生餅」「踏み餅」など呼ばれ方もいろいろあり、地域によって違いがあるのも特徴です。一升餅の祝い方や呼び名など、お祝い前に親せきの人たちへ聞いてみてもよさそうですね。
一升餅を包む風呂敷
一升餅を包むため風呂敷やリュック、前後にお餅を入れる背負い袋を用意するママもいるかと思います。リュックなどではなく風呂敷を使う場合、どのようなタイプを選べばよいのでしょう。一升餅のお祝いに使いやすいサイズや柄などについてご紹介します。
風呂敷のサイズ
風呂敷にはさまざまなサイズがありますが、まずは一升餅のサイズを確認しておくとよいでしょう。お店によってはお餅のサイズを明記していたり、問い合わせると教えてくれる場合もあるようです。
一升餅を小分けにして包むなら小さいサイズでも子どもが背負える場合もありますが、一つの丸い形のまま使うなら、90cmや100cmくらいの大きいサイズの風呂敷のほうが包みやすく背負いやすいかもしれません。使いたい風呂敷が小さめだったら、他の柄の風呂敷や布をたして利用するのもよいでしょう。
風呂敷の柄や色
一升餅に使う風呂敷について、柄や色の明確なルールなどはないようです。ただ一升餅はお祝いの意味を持つ慶事ですから、弔事のときなどに使わせる色や柄などは避けたほうが無難かもしれません。
一般的に「鶴は千年、亀は万年」という言葉から亀の柄には長寿、つる草が四方に伸びる唐草文様には一族の繁栄、寒い時期にいち早く花を咲かせる梅の柄には生命力など、日本的な柄にはそれぞれ意味があると考えられているようです。色や柄の意味までこだわりたい場合、調べてみてもよいかもしれませんね。
風呂敷を使った一升餅の包み方
一升餅を風呂敷で包む方法には何があるのでしょう。さまざまある包み方の中から、比較的簡単な包み方と背負わせるときの注意点をご紹介します。
肩から斜めにかける包み方
1.風呂敷を広げ中央に一升餅を置く
2.対角線上の二つの角で一升餅をしっかり包む
3.残った二つの角をくるくると巻いてひも状にする
4.子どもの背中に斜めに背負わせ、ひも状にした部分を前で結ぶ
包むときや結び目がゆるいと一升餅がずれ落ちてしまう可能性も考えられます。風呂敷と一升餅が離れてしまわないよう、しっかり固定できるとよいでしょう。ひも状にした部分が首に近いと圧迫してしまう場合もあるかもしれません。首にかからないよう意識し、結び目は胸元やそれより下の位置で固定できるとよいようです。
リュックのように背負う包み方
1.風呂敷を広げ中央に一升餅を置く
2.対角線上の二つの角をそれぞれ大きめに一つ結びをする
3.残った二つの角を一升餅の上で固く結びあわせる
4.2と3の端同士を輪になるようにそれぞれ結ぶ
輪になった部分に子どもの腕を通せばリュックのように一升餅を背負えるようです。一升餅の上で結ぶときなど結び目がゆるいとお餅が落ちてしまうこともあります。できるだけ隙間ができないよう気にかけられるとよいでしょう。
一升餅を背負わせるときの注意点
風呂敷やリュック問わずですが、一升餅を子どもに背負わせるときは目を離さないよう心がけましょう。一般的に一升餅の重さは約2㎏にもなると言われています。転んだときに頭を机の角などにぶつからないよう環境を整えたり、お餅の重さで首を圧迫しないよう注意できるとよいでしょう。ママやパパ、祖父母も交えみんなであたたかく見守ってあげたいですね。
一升餅と風呂敷のセット販売や名入れサービス
子どもの初誕生日に祖父母を自宅に呼んでお祝いする場合もあるかもしれません。いろいろな準備があって一升餅や風呂敷を買いに行けないときもありますよね。通販サイトなどでは、 一升餅と風呂敷がセットになった商品もあるようです。
一升餅や風呂敷に名入れサービスをしているお店もあるようなのでチェックしてみてはいかがでしょうか。セット販売なら風呂敷サイズに悩む心配もないかもしれませんね。
一升餅の風呂敷やリュックを手作り
一升餅に使う風呂敷やお餅を前後に入れる背負い袋、リュックを手作りしているママもいるようです。色や柄を自由に選べるのは手作りならではのよさですよね。風呂敷を手作りするなら、一升餅のあとにマルチケープとして使えるようなタオル生地やダブルガーゼ生地で作ってもよいかもしれません。
名前入りにすれば保育園などでも使いやすそうですよね。リュックや背負い袋の作り方などを無料で公開しているサイトもあるようです。一升餅を紅白の2種類で用意する場合、前後に袋がついている背負い袋もよさそうですね。手作りを楽しみたいママは、それぞれの作り方を調べてみてはいかがでしょうか。
一升餅と風呂敷を楽しもう
子どもの幸せを願うお祝い行事、楽しい思い出になるよう準備ができたらうれしいですよね。風呂敷を使うならサイズだけではなく、色や柄を気にして選んでみてはいかがでしょう。風呂敷や背負い袋、リュックの作り方を調べ手作りして楽しむのもよさそうですね。一升餅の包み方にはじゅうぶん注意しつつ、家族ですてきなお祝いができるとよいですね。