手作りの竹馬で子どもといっしょに遊びたいパパやママもいるのではないでしょうか。自作できる竹馬には木材や缶で製作できるものもあるようです。竹馬の作り方とボルトや針金の活用方法、丈夫に作成するアイデアのほか、乗り方の教え方なども併せてご紹介します。
子どものころに竹馬で遊んだことのあるパパやママなら、子どもにも竹馬に挑戦してもらいたい、いっしょに竹馬で遊ぼうと考えることもあるのではないでしょうか。市販の竹馬もさまざまな種類が販売されているようですが、子どもといっしょに竹馬を手作りできたら、より竹馬遊びを楽しめるかもしれません。
今回は子どもといっしょに竹馬を自作するときの作り方や竹馬作りのアイデア、乗り方の教え方などをご紹介します。
竹馬は竹で製作する遊具ですが、竹を手に入れることが難しい場合もあるかもしれません。竹の代わりに利用できる材料で作る竹馬をご紹介します。
竹馬は木材だけを組み合わせて作ることもできるようです。ポール用の丸い木材と足場用の角材を釘やボルトなどを使って組み合わせることで作れるようです。
竹馬と同じように遊べる遊具に「ぽっくり」があります。
「ぽっくり」は竹馬のような長いポールがなく、空き缶などで製作した足場を紐でつないで作られています。紐でつないだ足場に足を乗せ、紐を手で持ちながら歩きます。アルミ缶より頑丈なスチール缶とビニール紐などで手作りすることができるようです。
竹を使用して竹馬を自作するときに必要なものや手順をご説明します。
・竹3本
・頑丈な縄(シュロ縄、麻縄など)
・針金
・工具(ノコギリやナタなど)
なるべくまっすぐな竹を選びましょう。長さが170cm以上あるとよいようです。竹馬はポール部分を握って動かすので子どもが握れる太さの竹がよいでしょう。ホームセンターなどでも竹は購入できるようです。近くに竹林がある場合は、所有者に竹を譲ってもらえるか確認してみるのもよいかもしれません。
竹を加工する工具や竹の足場を作るときに使うシュロ縄や麻縄、針金もホームセンターなどで手に入れることができるでしょう。
竹馬を自作するときに必要なパーツは大きく分けて「ポール」「足場」「つっかえ棒」の3つになります。竹の加工から組み立てまでをご説明します。
(1)竹馬に使う竹を加工
なるべく節目が同じ間隔の竹を3本選びましょう。竹の節目から枝などが出ている場合は取り除き、湿った布などで汚れを軽く拭いておきましょう。
竹をポール用に2本選び、子どもの身長に合わせて節目が竹馬の足部分になるようにノコギリなどで切って長さを調節します。節目や長さを合わせたら、地面付近の節目の上につっかえ棒を差し込む穴を2本ともに開けます。
「足場用の竹(約30cm)を2本」と「つっかえ棒用の竹(約20cm)を2本」は残った1本の竹から切って用意します。切った竹の切り口や節目部分などはトゲやささくれが出やすいので、全体的にヤスリなどで磨いておくとよいかもしれません。
(2)足を乗せる足場を作る
足を乗せる足場を作ります。足場は長さ30cmくらいに切った竹をさらに縦半分に切り、つっかえ棒を差し込むためにかかと方向に2個ともえぐり穴を作ります。2個を合わせたとき、きちんと穴になるように対照的なえぐりを入れましょう。
半分に切りえぐり穴を作った竹の間にポール用の竹を挟み込み、縄や針金で固定し足場を作ります。足場の固定には釘なども使用できますが、子どもといっしょに竹馬を作るときは縄や針金で結ぶ作り方のほうが安全かもしれません。
(3)つっかえ棒を差し込んで縄で固定
ポール用の竹に作った穴と足場用に作った竹のえぐり穴に、20cmくらいのつっかえ棒用の竹を差し込みます。つっかえ棒を差し込んだときに「足場の接続点」「かかと部分のえぐり穴」「地面付近の節目のえぐり穴」がきれいな三角形になったら、それぞれの接続点を縄でしっかりと固定します。
せっかく作った竹馬がすぐに壊れてしまうと、子どもの気分も下がってしまうかもしれません。長く遊べる竹馬を製作するためのアイデアをご紹介します。
竹馬は足場がしっかり固定されていると歩きやすいようです。足場の固定に使用する縄は、水で濡らして結ぶとよく締まり長持ちするようです。
また、足場を作るときにかかと部分を少し上向きに固定しておくと、乗ったときにギュッと縄が締まり強度が増すようです。より強度を出したい場合は、接着剤やボルトなどでしっかり固定するのもよいでしょう。
竹馬を握るポール部分にビニールテープをまいておくと、竹のささくれによる怪我を防げたり、滑り止めとして握りやすくもなるようです。
子どもが竹馬に楽しく乗ることができるように、わかりやすく乗り方を教えたいですよね。ママやパパが教えやすい竹馬上達のポイントをみていきましょう。
竹馬に乗るときはしっかりと竹を握るように教えましょう。握り方が緩いと、体重を乗せたときなどに竹が安定せずに回ってしまったり、なかなかうまく乗ることができない場合があるようです。まずは子どもがぎゅっと竹を握れるよう練習をするとよいかもしれません。
竹馬は、乗ったときに重心が後ろにいきやすいようです。前傾姿勢を保つことが竹馬を乗りこなすポイントかもしれません。子どもが前傾姿勢を怖がる場合もあるかもしれませんが、バランス感覚をつかむまでパパやママが竹馬を支えながら練習するとよいでしょう。
竹馬は右手と右足、左手と左足をいっしょに動かして歩きます。普段の歩き方とは違う動かし方に慣れていくことも、竹馬上達のコツのようです。まずは右手と右足、左手と左足をいっしょに動かす練習を子どもといっしょにやってみてはいかがでしょうか。
竹馬遊びを子どもと楽しみたいとき、竹馬の製作方法や流れを考えながら子どもといっしょに竹馬を自作するところから挑戦するのも楽しいのではないでしょうか。竹馬の作り方にはさまざまあるようですが、ボルトや針金などを使って作り方を工夫するのもよいでしょう。
竹馬の代わりに缶などを使って簡単に手作りできる「ぽっくり」を作成してみるのもよいかもしれません。パパやママといっしょに竹馬を作り乗れるようになると、子どもにとってもよい思い出になりそうですね。
2018年06月24日
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