子どもの頃、こまや手作りのめんこ、ゴム跳びなどの昔遊びに夢中になった方もいると思います。遊びがマンネリ化してしまっているご家庭は、ぜひ子どもといっしょに昔遊びをしてみてはいかがでしょうか。思わず、なつかしい!やりたい!伝えたい!と思うような幼児向けの昔遊びを紹介したいと思います。
あやとりは毛糸を切って結ぶだけで簡単に作ることができます。お子さんと好きな色の毛糸を選んで楽しめるでしょう。「ほうき」や「橋」「川」など、いろいろな形に挑戦したり、親子2人であやとりをしながらコミュニケーションをとることもできます。
持ち運びに便利なので、病院の待ち時間など、外出先でも退屈せずに遊べますね。ひもの長さを幼児の成長に合わせて調整できるところも魅力のひとつです。
色鮮やかなお手玉。柄もきれいで思わず手に取りたくなってしまいますよね。落とさないように投げたり、自分の手から手へ移動させたり、何度も挑戦するのが楽しい昔遊びです。
お手玉の数を増やしたり、歌に合わせて投げたりするなど、難易度を変えると、どの年齢の幼児でも遊べ、おもしろみが増しますよね。
見た目がキラキラとかわいいおはじきやビー玉。何個も並べて遊んだママは多いのではないでしょうか。好きなビー玉に狙いを定めて当てたり、誰がより遠くにはじけるか競うなど、工夫次第で幼児でもいろいろな遊びができますね。
室内でも家族でわいわいゲーム感覚で盛り上がれる昔遊びです。
外に出れないとき、「ボールは使えないけれど少し動きのある遊びがしたい」という場合には紙風船は最適です。遊び方は、落とさないように手のひらで紙風船を打ち合い、落としてしまった人の負けとなります。1人でどこまで落とさないでできるか挑戦してみても楽しいかもしれませんね。
投げたり、打ったりする動作は、幼児にとって、体の動きをコントロールできるようになるために必要な経験だと思います。
昔なつかしいおもちゃのなかでも、なかなか難しいのがけん玉です。大皿、小皿にのせたりするほかにも、「世界一周」や「もしかめ」など、いろいろな技があり、挑戦し甲斐がありますね。
難易度が低いけん玉として、大きめのゼリーカップをお皿にし、トイレットペーパーの芯を持ち手にして台座を作り、飲み物などのキャップをひもでつなげてボールに見立てれば、年齢の低い幼児でも楽しめる手作りのけん玉ができるでしょう。
くるくると華やかに回るこまは、大人にとっても魅力的ですよね。そんなこまをぜひ親子でいっしょに手作りしてみてはいかがでしょうか。
まず、シールなどで飾り付けたペットボトルのキャップと、先端をあらかじめ切ったつまようじを用意します。キャップの中央に穴をあけ、つまようじを通します。この作業はケガをするおそれがあるので、大人がやってあげましょう。
牛乳パックや段ボールなどで手作りしてみても、形や回り方がそれぞれ違いがあって面白いかもしれません。
ずいずいずっころばしは指遊びです。
右手、左手それぞれの手を輪の形にし、集まります。誰か1人が親になり、歌に合わせて手で作った輪の中に人さし指を入れていきます。歌が終わったときに手の中に親の人さし指があった人は抜け、最後まで残った人が勝ちです。
メロディーが独特なので、幼児にも覚えやすい歌ですね。勝ち負けがあるドキドキ感も味わえます。道具を使わないので、手軽にどこでもできるのではないでしょうか。
歌を歌いながら、向かい合っててをつなぎます。「かえりましょ」のところで手をつないだまま、背中合わせになるように体を動かします。なかなか難しいので、お子さんといっしょにどうすればうまくできるか、考えながら遊んでみてもおもしろいですね。
室内で体が動かせずにうずうずしているときに、気分転換になる昔遊びです。まだまだ発達途中の幼児期にとって、さまざまな動作を経験することは、体の動かし方を身につける上で大切なことだと思います。
みなさんは絵描き歌を覚えていますか?代表的なものに「♪ 棒が一本あったとさ…… ♪」で始まる「コックさん」という絵描き歌があります。歌を歌いながらいつの間にか絵ができていて、幼児にとってまるで魔法のようなおもしろさを感じられると思います。
親子でいっしょにオリジナルの絵描き歌を作ってみれば、いつもとは一味違うお絵描きを楽しむことができますね。
ゴム跳びは、長めのゴムを2人が両端で持ち、そのゴムを子どもが跳び越えたり、またいだりしていく遊びです。足首、ひざ、とだんだん高さを変えていくとやりがいがありそうです。
ゴム跳びの際は裁縫用ゴムを使うのがよいかもしれません。なわとびのゴムよりも柔らかく、幼児が引っかかっても比較的安全でしょう。
子どもの頃、めんこに夢中になった方もいるのではないでしょうか。ひっくり返して勝負すしたり、カラフルな絵柄のめんこを集めたりと楽しかったと思います。
牛乳パックや厚紙などを使って、子どもといっしょにオリジナルのめんこを手作りしてみるのもよいでしょう。親子で競い合って、より強いめんこが作れるように工夫してみるのも楽しそうです。
今回紹介した昔遊びは、ビー玉やゴム跳びのゴムなど持ち運びができるものが多いため、お家の中だけではなく外でも楽しめる遊びが多いと思います。家族のほかにも、お友だちも交えてわいわい盛り上がったり、こまやめんこなどを工夫して手作りするのも楽しいかもしれませんね。
幼児はもちろん、大人も夢中になってしまう昔遊び。世代が変わっても受け継いでいけるように、大切にしていきたいですね。
2019年12月04日
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