主婦の仕事探し。なかなか仕事が決まらないときの工夫や探し方のコツ

主婦の仕事探し。なかなか仕事が決まらないときの工夫や探し方のコツ

子育てが落ち着いたタイミングで、仕事を探し始める主婦も多いのではないでしょうか。しかし、働きたくてもなかなか仕事が決まらない場合、どうしても気持ちが暗くなりがちですよね。今回は主婦の仕事探しのコツや、仕事がなかなか決まらないときの工夫の仕方について考えてみました。

仕事の探し方にひと工夫を

求人サイトは幅広く登録

求人サイトを利用して仕事を探す場合、1つのサイトに絞って仕事探しをするのではなく、できるだけ多くの求人サイトに登録して仕事探しをすることをおすすめします。

求人サイト「A」には掲載されているけれど、求人サイト「B」には掲載されていない、という求人も数多くあります。そのような求人情報を見逃さないためにも、まずは求人サイトに幅広く登録し、応募できる求人数を増やしてみるとよいでしょう。


知人に相談してみる

なかには知人経由で仕事を紹介してもらえるケースも。求人情報を公開していないけれど、実は人手不足だという企業があるかもしれません。

ひとり黙々と仕事探しをしていた、という場合は、自身が求職中である旨を知人に相談してみるのもひとつの手です。

また、仕事をしている知人に相談してみることで、仕事探しのアドバイスがもらえることも。人の意見を聞くことで新たな道が開けることもあるので、自分ひとりで抱え込むのではなく、ときには人から気づきを得る機会も必要かもしれません。


妥協ポイントを見つめ直す

主婦の仕事探しは、家事と仕事を両立させるために、どうしても条件面のこだわりが多くなりがちです。しかし、好待遇・好条件の仕事に就きたいという考えは皆いっしょです。

そのような求人は、倍率が非常に高くなる傾向にあるようです。「大手企業がいい」「最寄り駅はここでないと嫌だ」など、なんとなくこだわっていた希望条件がある場合は、本当にその条件が自身に必須なのかを見つめ直してみましょう。

妥協ポイントを発見することで、応募できる求人の幅も広がっていきますよ。

時間を有効活用してみる

通信講座で資格取得

資格取得の勉強

仕事が決まらない期間、時間を持て余してしまっている場合は資格取得に励んでみてはいかがでしょうか。簿記検定や医療事務など、主婦が働きやすい事務職に有利とされる資格も、通信講座で自宅にいながら資格取得に向けて勉強することができます。

資格が取得できれば仕事探しにも活かせますし、「資格取得のために勉強中」という前向きな姿勢も、面接の際のアピールポイントに。

自身の就きたい仕事に活かせる資格がある場合は、主婦業と並行しながら自宅で勉強してみるのもよいかもしれませんね。


職業訓練校でスキルアップ

ハローワークの制度を利用して、職業訓練校に通うという方法もあります。事務関連からWEBデザインなどのクリエイティブな仕事まで、職業訓練の種類はさまざま。

書類選考や面接などを設けている訓練校もありますが、教材費程度の費用でスキルアップができるのは、主婦にとって嬉しい制度ですよね。受講期間や申込期限などは各訓練校によって異なります。

無料(託児も無料/テキスト代などは実費)の「公的職業訓練」もあるので、まずはハローワークで確認するとよさそうですね。

『公共職業訓練コースの検索について:厚生労働省』

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ネガティブになってしまったときは

気分転換でモチベーションアップ

「仕事をしたいのになかなか決まらない」という期間は、主婦業にいそしんでいても気持ちが落ち込みがちになってしまいます。「早く働かなければならない」「仕事探しを頑張らなければいけない」というような、「やらねば」という気持ちに押し潰されそうになることも多いはず。

ときには自分が好きなことをして、気持ちをリフレッシュさせる時間も大切です。好きな音楽を聞きながら近所を散歩してみたり、カフェで読書をしてみたりしましょう。

仕事探しを「やらねば」ではなく、自ら「したい」と思えるよう、うまく気分転換をしてモチベーションを維持させることも、主婦の仕事探しには必要なのかもしれません。


縁のある会社との出会いに期待

仕事が決まらないと、まるで自分を否定されているような気分になってしまう人もいるでしょう。

ネガティブ思考な自分を責めるのではなく、「今まで受けた会社は縁がなかっただけ……」と、少しだけ考え方を変えてみることで、心の負担が軽減されるかもしれませんよ。

仕事が決まらないときも、焦らずポジティブに

笑顔の主婦

日々の主婦業をこなしながらの仕事探し、なかなか仕事が決まらないと辛い思いをすることもあるでしょう。でも、仕事の探し方を少し工夫をしてみたり、仕事が決まらない時間を有効活用してみたり、今からでも新たにできることがあるかもしれません。

あまり思いつめすぎず、一歩踏み出しながら前向きに仕事探しができるとよいですね。


※記事内で使用している参照している内容は、2017年10月6日時点で作成したものになります。

2017.10.10

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