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2017年02月06日

ママの働き方を考える①元人材コーディネーターが教える、ママが面接で準備しておくこと

お子さんの入園・進学を機にそろそろ仕事をはじめたいと考えているママはこの時期少なくないはず。そこで今回は、元人材コーディネーターに「ママの転職活動」において採用されやすいポイント、転職活動でやっておくべきポイントについて伝えていただきます。

はじめに

これから、お仕事を考えているママに

1児のママとしてKIDSNAで記事を書いているライターである筆者は、過去に人材コーディネーターとして勤務していた経験があります。この季節、子どもの入園や進級をきっかけに、仕事を再開するママ、新しいことを始めたいと考えるママの声を多く耳にするようになりました。そこで、「これから就職・転職活動したい」と考えるママの参考になればと思い、この記事をお届けします。

「人材コーディネーター」とは

簡単にいうと「人と企業の橋渡しをするお仕事」です。派遣会社や人材紹介会社、ハローワークなどで求職者にお仕事を紹介する人をイメージされるとてっとり早いかもしれません。これまで、数多くの転職希望者の採用・不採用を見届け、サポートしてきました。

ママが採用までに考えるべきこと

働きたい!と思っても、出産を経てブランクがある方も多いのではないでしょうか。就業意欲があるママが考えるべきポイントを、仕事への応募から採用までシーン別にご説明します。

事前の準備

預け先の確保

希望企業への応募・面接に進む前にまずは「子どもの預け先の確保」をしっかりと整えておきましょう。「病児保育への登録を済ませている」「もしもの時は祖父母に面倒をみてもらえる」とアピールすることで、企業側の採用意欲もアップします。

パートナーとの話し合い

あわせて、パートナーとの話し合いも重要です。「妻が働くことについてどう思っているか」「働きに出たらどれくらい手伝ってくれそうか」など相手の意見を聞いておかないと、働き始めてから「こんなはずではなかった」という事態に陥りがちです。結婚前とは“妻が働くこと”に対しての価値観が変化している男性も少なくないので、「こう思っているはず」と思い込まず、話し合っておくとよいと思います。

求人検索、応募

職場の雰囲気チェック

これらの準備段階を踏んでから、求人検索、応募へと進んでいきましょう。応募したい求人が見つかったらぜひ行なったほうがいいのが、「職場の雰囲気チェック」です。企業HP・採用サイトをよく読み、求人広告の写真をじっくり見てみましょう。なぜならほとんどの企業が、あなたを採用するかしないかの判断を「職場に馴染めるかどうか」でジャッジしているからです。

人間関係が大事

正直、企業が求めているのは、実務経験やスキルよりも「職場の雰囲気に合った人」である場合が圧倒的に多いです。平均年齢30代の職場なら、経験スキルを鼻にかける扱いづらい36歳より、「未経験だけどなんでもがんばります!」と低姿勢で好感のもてる27歳が採用されやすいのです(もちろん資格や実務経験を重視する企業もありますのであくまで一例ですが)。仕事内容が自分に合うかも大切ですが、「自分はこの職場の人と仲良くやっていけるか?」を見ておくことが大切です。

履歴書

手書きか、PC作成か

よく聞くお悩みとして「履歴書を手書きにするかPCで作成するか」が挙げられます。個人的には「PCが得意であればPC、文字に自信があるなら敢えて手書き」があなたの印象をアップし、採用率アップにもつながると思います。

写真は大事です!

履歴書作成にあたり迷いがちなのが証明写真。わざわざ履歴書1枚のために撮るのは面倒くさい、近所に撮影できる場所がない、とひと昔前の証明写真を利用していませんか?転職活動において証明写真はあなたの「本気度を測るバロメーター」です。企業側は「写真を手抜きしたってことはウチに本気で入りたいわけじゃないのかな」と感じてしまいます。

ちなみに裏ワザとして、膝元に白いハンカチを置くとレフ版効果でお顔うつりの印象が良くなりますよ。

面接

服装選び

一番迷うのは服装かと思います。「とにかくスーツを着て行かなくては」と産前に着ていたスーツを選ぶのはNG!希望職種にマッチした自然な着こなしを目指しましょう。営業職なら身体にフィットしたスーツ(なければジャケット)、アパレル職なら面接先ブランドを可能であればどこか一点取り入れるなど、工夫をしましょう。「ウチのブランドですね!」と面接時にトークが盛り上がるかもしれません。

しっかりした人に見られたいなら、かっちりした襟付きブラウス。優しそうな人に見られたいなら、ふわふわニット。服選びだけでもご自身の印象を多少コントロールできるので、慎重に選びましょう。

面接の受け答え

次に大切なのは受け答え。産後、仕事を辞めてブランクがあるからと謙虚すぎるのもよくないですが、過去の就業経験を過剰なアピールをすると「なんだか扱いづらいな」という印象を与えてしまいます。

「謙虚すぎず、でもやる気があります!」という程よいアピールがベストです。「子どもの学校行事の時には休みたい」など、企業側がネガティブになりがちな話題は前向きに答えられるように準備をしておきましょう。

面接での質問と回答例

では、面接で質問されたとき、実際にどういう言葉を選んだらいいのかを考えてみました。以下、よかったら参考にしてくださいね。

【質問例1】

「子どもの行事のときは仕事を休みますか?」

【回答例1】

「子どもの学校行事の際には可能であればお休みしたいと考えておりますが、その分、別の日に出勤するなど御社にご迷惑をかけないよう調整していきたい所存です」

【質問例2】

「子どもが体調を崩したら、仕事を休みますか?」

【回答例2】

「まだ子どもが小さいので急な発熱など保育園をお休みすることもあるかと思いますが、病児保育の利用や祖父母の協力を仰いで、急に欠勤しないよう努力いたします」

継続して働くことを目標に

仕事だけしていればよかった過去とは異なり、ママとなった今は帰宅しても今度は家事育児が残っています!仕事に使う体力は8割程度とする(全部出し切らない)覚悟は意外と大事です。転職してすぐ即戦力になろうと無理しがちですが、ママも子どもも新しい環境下においては体調を崩す場合が多いので、無理しすぎず「継続して働くこと」を目標にがんばってください。

そして転職活動を行うにあたり、もし不採用通知をもらったとしてもそれはママ自身を否定しているわけではありません。採用はその会社とのご縁。ご縁がないところで無理に働いてもお互いにつらいだけです。不採用を通知されてもあまり気にしなくていいと思います。どうか、この記事を読んでくださった読者のみなさまに、居心地のよい職場が見つかりますように!

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