フルタイムで働くワーキングマザーのタイムスケジュールをご紹介

仕事と家事の両立方法や育児で気をつけていること

フルタイムで働くワーキングマザーのタイムスケジュールをご紹介

フルタイムで働くワーキングマザーは、育児や家事について悩みを持つことが多いかもしれません。今回は、フルタイムで働くワーキングマザーはどのような悩みがあるのか、1日のタイムスケジュール、仕事と家事を両立するための工夫、育児で気をつけていることについて、ワーキングマザーの体験談を交えてご紹介します。

フルタイムで働くワーキングマザーの悩み

フルタイムで働くワーキングマザーはどのような悩みを抱えているのか聞きました。

30代ママ
30代ママ

朝のご飯と身支度や、帰宅後のトイレや手洗いうがいなどのとき、子どもが遊んでいたりだらだらすごしていたりしてなかなか進んでいないと、イライラしてしまいます。

50代ママ
50代ママ

仕事をしている間は主人の実家に預けていたので、義母にわがままを言っていないか、きちんと食べているか、迷惑をかけていないかなど気になっていました。

30代ママ
30代ママ

子どもはよくしゃべるので保育園の送迎の最中やご飯を食べながらでも、その日あった出来事などをたくさん聞いてはいますが、『ながら』ではなくしっかりと向き合って話を聞いく時間を取れなければいけないと思います。

子どもとの関わり方について悩んだり、預け先でどのように過ごしているか心配するワーキングマザーが多いようです。

フルタイムで働くワーキングマザーのタイムスケジュール

フルタイムで働くワーキングマザーはどのようなタイムスケジュールで1日を過ごしているのでしょうか。


5歳と3歳の子どもがいるワーキングマザーの1日

着替えている子供
iStock.com/kohei_hara

7:30  起床、子どもを起こしてトイレと食事を促す

7:45  入浴

8:15  子どもの着替え、保育園の用意、自分の身支度

8:50  子どもを車で保育園へ送る

9:10  一度帰宅し、車を置いて電車で出勤

10:00  出社

18:00  退社

18:45  一度帰宅、車で子どもを保育園へお迎え

19:05  帰宅、夕飯づくり、翌日の子どもの服と荷物の準備

20:00  夕食

20:30  在宅の仕事をする

22:00  洗濯、寝かしつけ

22:10  自由時間

0:00  就寝

30代ママ
30代ママ

朝食の用意と夕食の片付け、子どものお風呂などは夫が担当しています。朝は忙しいので、帰宅後すぐに翌日保育園に持って行く荷物や洋服の用意をしたり、夜に洗濯をします。洗濯ものは脱衣所にまとめて干し、除湿器で乾燥すると朝までに乾いているので楽です。

小学生の子どもがいるワーキングマザーの1日

6:00  起床、身支度と朝食づくり

6:30  朝食

7:00  朝食の片付けと子どもの準備

7:40  お見送り、家事、身支度の続き

8:40  出勤

9:30  出社

19:00  退勤

20:00  帰宅 

20:30  お風呂

21:00  洗濯、学校の書類や宿題のチェックなど

23:00  就寝

30代ママ
30代ママ

残業で帰りが遅くなることが多いので、子どもの夕食はパパか母がいっしょに食べています。朝にする家事は、洗濯物をたたんだり、簡単な掃除をします。子どもが小さい頃は、寝かしつけのときに読み聞かせや今日あったことの会話をする時間を大事にしていました。

それぞれの家庭で、家族と協力したりさまざまな工夫をしながら、1日のスケジュールをこなしているようです。

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仕事と家事を両立するための工夫

仕事と家事を両立するために、フルタイムで働くワーキングマザーがしている工夫を聞きました。


パパと家事を分担する

洗濯機
iStock.com/Choreograph
50代ママ
50代ママ

仕事の残業で帰りが遅くなることが多くなったときに、パパと話し合い、料理や洗濯などの家事を分担してもらうことになりました。

パパとママで家事を分担する、できるときにできる人が家事をする、などのようにパパと協力して家事をする家庭が多いようです。


完璧を求めない

30代ママ
30代ママ

全部完璧にやろうと思うと疲れてしまうので、平日はできたらやるという方針にしています。

家事や育児の理想に近づけないと焦ってしまったり、ルールを決めると守れないときに穏やかな気持ちでいられなくなるので、力を抜いて家事や育児をするようにしているというママの声もありました。


家電やアプリを活用する

30代ママ
30代ママ

洗濯物を夜に干すので、朝までに乾くように衣類乾燥モード付の除湿器を買ったり、夫と連携をとるためのスケジュールやToDoアプリを使ったりと、便利な家電やツールは取り入れています。

お掃除ロボットや食洗器などの家電を使うママもいるようです。子どもがとの時間を増やせるように、便利な家電やアプリなどを上手に活用できるとよいですね。

ワーキングマザーが育児で気をつけていること

フルタイム勤務しているワーキングマザーは、育児でどのようなことを気をつけているのでしょうか。


子どもの話をよく聞く

30代ママ
30代ママ

些細なことはこちらから聞くようにしているのと、話をしてきたら手を止めて聞くように心がけています。

今日は何があったかなど、子どもの話をよく聞くようにしているママが多くいました。ママと何気ない会話をしていると、悩みごとなどを話してくれることもあるようです。子どもの話しを聞き、向き合う時間は大事ですね。


スキンシップを多くとる

30代ママ
30代ママ

最近子どもに意識をむける時間が足りないと感じたら、ほかのことは置いておいて子どもを膝に抱っこし、ぎゅっとしてじっくり話を聞く時間を設けています。

子どもが寂しそうなときは、抱っこしていつもよりスキンシップを多くとるように心がけていたという声もありました。


子どもとの時間を優先する

30代ママ
30代ママ

土日は子どもとテニスなどのスポーツをしたり、アウトドアなどで一緒に遊ぶようにしています。

仕事が休みの日は子どもが楽しめる遊びをいっしょにするというママがいました。休日は思い切り遊んだり、会話を楽しんだりしながら、子どもとの時間を優先して過ごせるとよいですね。

家庭に合わせてタイムスケジュールを考えよう

働くママと赤ちゃん
© yamasan - Fotolia

フルタイムで働くワーキングマザーは、仕事と家事を両立するために、パパと家事を分担する、完璧を求めない、便利な家電を利用するなどの工夫をしているようです。

育児では子どもの様子をよく見て、スキンシップを増やしたり、よく話を聞いたりするように気をつけるママが多くいました。休日は子どもとの時間を優先し、子どもといっしょに過ごす時間を大事にできるとよいかもしれません。

フルタイムで勤務しているワーキングマザーのタイムスケジュールを参考に、それぞれの家庭に合わせて1日の流れを決められるとよいですね。

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2019年09月12日


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