産後の在宅ワークいつから始めた?時間の作り方を調査

子育てと両立して自分らしく働こう

産後の在宅ワークいつから始めた?時間の作り方を調査

産後の在宅ワークについて気になっているママもいるのではないでしょうか。いつから仕事ができるかや、仕事をする時間、子育てとの両立方法など、実際どのような働き方をしているのか気になる部分は多いですよね。産後も在宅ワークをしているママはどのように働いているのでしょう。実際に働いているママたちの声を集めました。

産後の在宅ワーク

好きな時間に働きやすいと言われる在宅ワークですが、産後でも働けるのか気になっているママも多いのではないでしょうか。産後はいつから仕事ができるかや、1日にどれくらい仕事の時間を確保できるか、スケジュールを知りたい場合もあるかもしれません。今回は産後に在宅ワークをしているママたちにアンケートを実施し、働き方や子育てとの両立の仕方について調査しました。

産後は在宅ワークをいつから始めた?

カレンダー
iStock.com/MicroStockHub

在宅ワーカーには産後休暇や育児休暇がない場合が多いようですが、周りのママたちは産後いつから仕事を始めたのでしょう。具体的な時期を聞きました。

30代ママ
30代ママ

退院後1週間ほどで在宅ワークを再開しました。1日数時間程度でできる業務内容だったからできたのだと思います。働くことで収入が安定し、自分に育児以外の時間ができたのでよかったと思っています。

30代ママ
30代ママ

在宅ワークの復帰時期は悩みましたが、私も子どもも体調が安定していたので産後2カ月から始めました。復帰後1カ月目は仕事量を少なめにし、2カ月目からは産前と同じくらいの仕事量で働いています。

30代ママ
30代ママ

産後2カ月ごろに在宅ワークを復帰しました。産前から同じ仕事をしていたことや、2人目なので気持ちに余裕をもって子育てできたから短期間で復職できました。1人目の産後や未経験の仕事だったら、働き出す時期はもっと遅かったかもしれません。

産前から同じ在宅ワークをしている場合、会社員などと比べ比較的早く復職している傾向にあるようです。短時間でできる仕事範囲や慣れた仕事であれば、復職のハードルは低いのかもしれません。産後の健康状態や、時間的、精神的ゆとりは人によって異なります。産後の在宅ワークは無理をしないよう心がけたいですね。

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産後の在宅ワーク。1日のスケジュール

家事や育児など、産後はとにかく忙しいですよね。在宅ワークをしているママはどのようなスケジュールで過ごしているのでしょう。仕事をしている時間帯を聞きました。

30代ママ
30代ママ

夕方に発注があり翌日午前中に納める仕事をしているため、朝から昼にかけては家事と育児に専念しています。夕食の用意がおわり夫の帰りを待つ時間と子どもが夜寝た後に在宅ワークをし、1日4時間程度で終わる仕事量を目安に受注しています。

30代ママ
30代ママ

平日、上の子を保育園に預けている間が在宅ワークの時間です。大体9時から16時を仕事時間にあてていますが、0歳の下の子をお世話しながらなので日によって仕事をする時間は異なります。昼にできなかった分を夜や休日にまわしたりして、毎月同じ仕事量をこなせるよう意識しています。

在宅ワークをする時間を決めてその間でできる仕事量だけを請け負ったり、仕事量に合わせて時間をその都度調整している場合もあるようです。仕事の時間を1日のどこに持っていくかはママによって異なります。自分にあったスケジュール管理の方法を見つけられるとよいですね。

子育てと在宅ワークを両立させるコツは?

子育ての仕事の両立は全てのワーママにとって重要なポイントではないでしょうか。在宅ワークをしているママも例外ではありません。子育てと両立させるためのコツを調査しました。


パパのサポート

洗い物をする男性
iStock.com/Yagi-Studio
30代ママ
30代ママ

パパのサポートは不可欠だと思います。夫が帰宅後に子どもをお風呂に入れたり、寝る準備をしてくれる間に仕事ができました。家事と育児を全部自分で担っていたら、在宅ワークをする時間や精神的余裕はなかったと思います。

30代ママ
30代ママ

休日に在宅ワークをするときはパパが子どもをドライブに連れ出してくれます。2時間程度ですが、その間に集中して仕事ができるのでありがたいです。

30代ママ
30代ママ

在宅ワークだと家にいるため家事ができてしまうのですが、そればかりだと仕事をする時間が無くなるので、夫と分担して仕事の時間を確保しています。

今回のアンケートではパパのサポートが両立のコツと答えるママが多かったです。育児や家事におわれすぎると、仕事の時間ができない場合もあるかもしれません。仕事をする時間を夫婦で共有したり家事や育児の役割分担を明確にすると、パパもサポートしやすい環境ができるのではないでしょうか。


授乳の仕方を工夫する

30代ママ
30代ママ

母乳とミルクの混合育児をしています。ミルクの方が腹持ちがよいのか、授乳後によく寝てくれます。1日1回決まった時間にミルクをあげ、仕事の時間を確保しています。

30代ママ
30代ママ

乳児を家で見つつ在宅ワークをしています。母乳が必要になったら仕事を中断しますが、どうしても仕事をしたいときは机で作業しながら母乳をあげています。足をのせる台と授乳クッションで高さを調整するので、私にとっては必須アイテムです。

乳児のお世話をしながら在宅ワークをママからは、授乳の仕方を工夫しているという声もありました。授乳方法やタイミングはママ一人で決められるものではありませんが、仕事をするママと子どっもにとってよい授乳方法を見つけられるとよさそうですね。


休む時間を大切にする

30代ママ
30代ママ

週に1日は在宅ワークをしない日を設けています。子どもと遊んだり家事をしてリフレッシュすると、翌日からまた集中して仕事に取り組めます。

30代ママ
30代ママ

子どもが就寝した後に在宅ワークをすることが多いので、日中は子どもがお昼寝したタイミングで自分もしっかり休むようにしていました。常に仕事や育児ばかりでは身が持たないので、緩急つけた生活を意識しています。

家にいる間いつでも仕事をしやすいのが在宅ワークのよさですが、会社勤めと違いリフレッシュしにくい場合もあるかもしれません。気持ちをしっかり切り替えられるよう、オンオフを意識している声もありました。

産後も自分らしく働くために

パソコンを見るママと赤ちゃん
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産後に在宅ワークをしているママたちに話を聞くと、仕事量や仕事の仕方を工夫している声が多くありました。いつから始めたかは人によって異なりますが、無理をしすぎないよう気にかけられるとよいでしょう。仕事の時間を確保しやすいようパパなどに協力してもらいながら、自分らしく働いていけるとよいですね。

2019年08月30日


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