ダブルワークを始めようと考えたとき、他の人は仕事を何してるのかやスケジュール管理はどうしているかなどダブルワーカーの実情が気になるママもいるかもしれません。今回の記事では仕事の選び方や時間管理、家事や育児と両立するための工夫について、体験談をもとにまとめてみました。
ライフスタイルが多様化するなか、働き方のひとつにアルバイトの掛け持ちや正社員と副業、空いた時間を使って在宅ワークをするといったダブルワークがあるようです。
複数の仕事を持つにあたって、実際のダブルワーカーが何してるのかが気になるという方もいるのではないでしょうか。そこで、ダブルワークをしている方にどんな仕事をしているのか聞いてみました。
「平日の15時までは、サービス業のパート勤務です。収入をもう少し増やしたいので、夕方や週末の空いた時間を使って在宅でライターの仕事をしています」(30代ママ)
「事務をしていますが、週3日固定の仕事なので空いた時間を使ってダブルワークしています。日にち指定で派遣会社に登録し、週に1回から2回ペースで仕事を入れています」(40代ママ)
ダブルワークで何してるか尋ねたところ、平日にメインの仕事を持ちつつ短期間や週末限定のアルバイトをしているという声が聞かれました。収入を増やすことやスキルアップを目的として、空いた時間の有効活用したいと考えるダブルワーカーもいるようです。
ダブルワークをするときには、どのような仕事を選ぶかが大切になってくるでしょう。ダブルワークでの仕事選びのポイントを3つまとめてみました。
まずは、希望する仕事先がダブルワークを認めているかを調べましょう。正社員に対して副業を許可している会社や求人欄に「ダブルワークOK」と記載されている会社もあるようです。やる気や経験値のあるダブルワーカーは、会社によっては即戦力として求められる場合もあるかもしれません。
仕事を選ぶときにはダブルワークが可能か事前に確認して、トラブルのないようにしたいですね。
仕事選びでは「興味のある仕事を通してスキルアップしたい」「空き時間を使って稼ぐためにシフトが固定されている仕事がよい」など目的を明確にしてから会社を探すとよいでしょう。
ダブルワークは、1つの仕事をしている以上に時間や体力を要します。時間の管理が大変だったり、体力的にきついと感じたりした場合、自分がこの働き方を選んだ目的を思い出すことで乗り切れる場面もあるかもしれません。
仕事内容がイメージできずにダブルワークを始めると、体力面や業務を覚えることが負担になる場合もあるようです。以前に経験している業種であれば、覚える負担が少なくなりスムーズに始めやすいのではないでしょうか。
また、少ない人数でシフトを回している会社は、急なスケジュール調整を求められこともあるかもしれません。やりたい仕事の内容や会社の雰囲気などを事前に把握し、無理のない働き方をイメージしてみるのもよいでしょう。
無理なくダブルワークを続けるために、スケジュールを管理することが大切になってくるようです。そこで、ダブルワークする上でのスケジュール管理のポイントをまとめてみました。
ダブルワークをしていると、それぞれの仕事の出勤日や勤務時間を把握しておくことが難しくなることもあるかもしれません。勤務先のシフトは、手帳やカレンダーアプリを使って一括管理しておくと、ダブルブッキングや納期を忘れるといったミスを防ぐことにつながるのではないでしょうか。
1カ月の予定が把握できるマンスリータイプや、1日分の予定が書き込めるバーチカルタイプなど使いやすい手帳を選ぶのも大切なポイントです。
実際にダブルワークを続けているなかで、急な予定変更が必要になることもあるでしょう。働くママであれば、子どもの急な体調不良でやむを得ず休むこともあるかもしれません。
予定がずれて仕事が思うようにはかどらなかった場合にも対応しやすいように、スケジュールを詰めすぎないようにしておくとよいのではないでしょうか。仕事に穴を空けることで、双方の勤務先に迷惑をかけることや、無理をして体調を崩すことを防ぐためにも、時間に余裕を持つことを心がけるとよさそうです。
2つの仕事を持つダブルワークでは、どちらをメインの仕事としているかもスケジュールを決める上でのポイントとなるかもしれません。収入やスキルアップなどの目的を明らかにして、2つの仕事をどれくらいの時間配分で行うのか、優先順位をはっきりさせることが大切になってくるでしょう。
双方の仕事に影響が出ないように、しっかり区切りをつけることを意識してスケジュールを組めるとよさそうです。
子どもがいる家庭でダブルワークという働き方を選ぶ場合、仕事と家庭のバランスに悩むママもいるかもしれません。実際に、無理なく家事や育児と両立するための工夫として、ママたちは何をしているか聞いてみました。
「歯磨きしながらフロアモップをかけたり、すきま時間に食材を切っておいたりと時短家事をしています。あくまで無理はせず、忙しいときはお惣菜なども活用しています」(40代ママ)
5分から10分で終わらせるなど、すきま時間を見つけてはこまめに家事をするという声もありました。家事が溜まってしまうことがストレスになる場合は、空いた時間を使ってできる作業をいくつかリストアップしておくのはいかがでしょうか。
「仕事をがんばりたいけど近くに預けられる親戚がいなかったので、思い切ってベビーシッターを利用してみました。仕事へのモチベーションにもつながり、気持ちに余裕ができることで家族といる時間も前よりリラックスできるようになりました」(30代ママ)
仕事でのスキルアップを目的とする場合、家事や子育てに関してはプロの手を借りるという方法もひとつの選択肢かもしれません。他にも家事代行や宅配サービスなどを利用することで、仕事への意欲や精神的な負担の軽減にもつながるのではないしょうか。
ママたちがダブルワークをする上で何してるかは、収入やスキルアップなど目的によってさまざまなようです。また、家庭との両立や双方の勤務先に影響しないためにも、スケジュールの調整が大切になってくるでしょう。
ママ自身が無理なく楽しくダブルワークを続けられるように、時間の使い方や気持ちの切り替えなどを工夫できるとよいですね。
2018年08月08日
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