主婦におすすめのパート・アルバイト(バイト)、主婦にあった仕事を考える

主婦におすすめのパート・アルバイト(バイト)、主婦にあった仕事を考える

主婦をしながら、パートやアルバイト(バイト)で仕事を見つけたい、今よりも働きやすい仕事を見つけたい、そう考える方も多いかと思います。主婦が仕事を選ぶとき、何を気にかければよいのでしょう。実際に働いた体験談を参考に、主婦におすすめしやすい仕事をご紹介します。

仕事選びのポイント

学生時代にアルバイトをした経験のあるママも多いかもしれませんが、学生時代のアルバイト探しと主婦のアルバイト探しでは、選び方や働く条件は変わってくるのではないでしょうか。

どんな部分に注意してバイト探しをすればよいのかを具体的に考えてみました。


家のタイムスケジュール

結婚して主婦になると、自分の時間を自分のためだけに使えない場合が多いかもしれません。子どもがいるママはなおさらだと思います。

仕事を選ぶときに重要視したいのは、家族のタイムスケジュールではないでしょうか。

子どもの保育園・幼稚園は何時から何時までか、夫は何時くらいに帰ってくるかなど、具体的に家族のタイムスケジュールを把握しておくとよさそうです。

そのうえで何時から何時まで働けるかをはっきりさせておくと、仕事を探しやすいかと思います。

小さな子どもをもつママは、子どもの体調不良や行事などで仕事ができないときもあるかもしれません。

「シフトは自己申告制」「短時間から勤務可能」「働くママ多数」などの文面がある求人は、気にしておきたいポイントです。


自身の年収をあらかじめ想定する

夫の扶養から外れるほど働くつもりはないというママは、時給と勤務時間から1年にどれくらいの収入がみこまれるのか、具体的な数字を確認しておきましょう。

時給が比較的高い仕事では、働く時間を意識的に調整する必要があるかもしれません。

面接のときに扶養範囲内で働くつもりかどうかを聞かれる場合もありますので、勤務時間を含め答えられるようにしておくとよいかと思います。


キャリアプランを考える

子育てがひと段落したら正社員で働きたい、など具体的な目標があるママは、その目標に向かってパート・アルバイト(バイト)として経験を積んでおくとよいでしょう。

正社員で仕事を探すときに「経験者」として応募できれば就職先の幅が広がりそうです。

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主婦におすすめの仕事

働く条件によって仕事のしやすさはさまざまありますが、主婦が気持ちよく働ける仕事にはどんなものがあるのでしょう。

体験談を参考に、主婦におすすめの仕事をご紹介します。


カフェ店員

ママのカフェバイト
BUNDITINAY/Shutterstock.com

学生にも人気があるカフェ店員は、主婦にも人気の仕事のようです。

「カフェで注文取りからレジ打ちまで一通りの仕事をしました。基本的に立ち仕事なので疲れるときもありますが、落ち着いたお店の雰囲気のなかで働くのでよい気分転換にもなりました。平日の昼間はお客さんも少ない場合が多く、気持ちに余裕をもって働けます」

「カフェの店員をしています。常連のお客さんとも話す機会が増え、子どもの話などで盛り上がることもよくあります。幼稚園のお迎えまでの時間と限られた時間の中での勤務ですが、気分の切り替えができていろいろな意味でうれしいです」

カフェは店舗数が多いので、自宅近くや自分の好きな場所で求人を見つけられるかもしれません。

子どもが幼稚園に行っている間だけ、など短時間の勤務もできる場合が多いようです。

体験談にもあるように、日常とは離れた環境で働くことが、気分転換になる方も多いのかもしれませんね。


軽作業

倉庫や事務所などで梱包や仕分けなどをする仕事を、一般的に軽作業と呼ばれています。

求人先によって具体的な内容は異なりますので、応募前に確認しておくとよいでしょう。

「仕分け作業をしていました。仕事のルールなどは特になく、覚える内容が少ないので気軽に始められました。急な休みにも対応してもらいやすい仕事なので、子育て中でも働きやすい仕事だと思います」

「あまりアルバイトの経験がないので、簡単に始められそうな軽作業の仕事を選びました。時間の調整がしやすく助かっています」

仕事内容は比較的簡単な仕事が多く、自分が担当する仕事がはっきりしている場合が多いようです。

ノルマなどもなく、身体的な負担も少ないのがよい、という声がありました。

仕事を自分以外に引き継ぎやすい、働く人数も多いという理由から、急に休んだときにもカバーしてもらいやすいメリットがあるようです。


調理スタッフ

レストランやお惣菜店などで料理を作る仕事は、結婚後に興味をもつ主婦もいるかと思います。

「スーパーの総菜コーナーで調理を担当していました。自分で作れるメニューのレシピが増えたのがよかったです。家では再現できない料理もありますが、味付け方法などを学ぶよい機会になりました」

「カフェの調理を手伝っていました。手際よくやる方法が分かり、生活でもとても役立っています」

いつも家でやっている料理の経験が活かせる、料理の勉強になる、というのは主婦としてはうれしい部分ですよね。

仕事場にもよりますが、惣菜店などは周りに主婦の人が多く、子どもの体調不良で休むときなど理解を得やすいようです。

まかないがでたりする場合は、金銭的にも助かりますよね。


コールセンター

コールセンター
takayuki/Shutterstock.com

主に発信業務と受信業務に分けられるようです。

発信業務は自分から電話をかけ、サービスなどの提案や契約をする業務だそうです。受信業務は掛かってきた電話に対し、案内などをする業務だそうです。

「発信業務で契約を結ぶ仕事をしていました。毎日のノルマ達成は大変でしたが、達成率と給与が比例してついてくる職場だったのでやりがいがありました。電話営業のスキルが身についたので、正社員として違う職種の営業になったとき、とても役に立ったと思います」

「受信業務が中心のコールセンターで仕事をしています。売り込まなくてよいのが自分の性格にはあっていると思います。ストレスが少なく、シフトが自由なので、子育て中のママにはありがたい環境です」

比較的に時給が高い求人が多いようで、短時間でもまとまった収入を得やすいと主婦の仕事のなかでも人気のようです。

子育てと両立しやすい、服装は自由な場合が多い、という点でも主婦には働きやすい仕事かもしれません。


託児所・保育補助

病院内の託児所や、保育園などで子どもを一時的に預かる仕事のようです。

産後、子どもと関わる仕事に興味をもちはじめた、というママもいるようです。

「仕事として『子育て』に関わることで、勉強になる部分が多かったです。子どもとの接し方はいろいろな方法があるんだとを身をもって感じました」

「自分の子どもが通う園に保育補助として働いていました。自分の子どもが他の人や子どもと関わる様子を見れるとても貴重な機会に恵まれたと思っています」

自身の子育ての経験を活かせる部分が多いのはメリットの一つかと思います。

将来的に保育士を目指しているママ、保育士に興味があるママは、経験を積んでみるのもよいかもしれませんね。

主婦の仕事選びは

ママの仕事選び
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主婦がパートやアルバイト(バイト)で仕事をするときは、勤務時間など家族に合わせたスケジュールで働く場合が多いかと思います。

自分はどう働きたいか、どんな仕事をしたいのかまたキャリアを積みたいのかどうかなどを考え、自分に合う仕事を検討してみてはいかがでしょうか。

2017.12.13

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