
妊婦でも仕事を続けている女性は、働いていてしんどいと感じたり疲れを感じることがあると思います。そんなときは早めにストレス解消したいですよね。今回は、ママたちの体験談とともに、妊婦が申請できる診断書についてご紹介します。
妊婦にとって、働くというのは大変なこと。お腹の痛みが仕事に影響してしんどいと感じたり、疲れてしまったりする女性もいると思います。そこで今回は、妊婦のときにどのような悩みを抱えていたのか、職場でどうしていたのか、ストレス解消法などを、子育て中のママに聞いてみました。
■身体が重くなったり、今まで通りに動けないのがストレスだった。<10歳のママ(以下Aさん)>
■妊娠8カ月くらいのときに腰がハンマーで殴られたぐらい痛い時期があり、そのときは仕事に行きたくなかった。<3歳、5歳のママ>
妊婦にとっては、つわりによる痛みが大きなストレスになっているようです。仕事では、なるべく動きが少ない作業をするなど、働き方を工夫できると良いですね。
■やるしかない!と自分を奮い立たせて休憩中に寝るようにしていた。つらいことは言うようにしていた。<2歳、4歳のママ(以下Bさん)>
■解消法はこれと言ってなかったが、気持ちの面で割り切るようにしていた。自分へのご褒美として、仕事帰りに好きな食べ物を買っていた。<Aさん>
■好きな食べ物や好きな動画を観るようにしていた。<7歳のママ(以下Cさん)>
妊娠中は、やるときはやる、休むときは休むというメリハリをつけることも大切なようです。ストレス解消法は人によって異なりますが、何か自分なりの解消法を見つけておくと良いでしょう。
■仲の良い人は配慮してくれたが、会社に居づらい雰囲気だった(妊娠5〜6カ月で退職した)。身体の不調などで休みが取りづらく、外出の仕事も多かった。<Aさん>
■少し早めに帰らせてもらうこともあったが、残業することもあった。<Bさん>
■あまり残業せずに帰ることができた。<Cさん>
前例がないと職場に居づらいと感じてしまうママもいるようですが、まわりが配慮してくれることもたくさんあります。疲れたときは、まわりに声をかけてみると良いかもしれませんね。
■伝えておかないと深夜までの仕事が続いてしまうため、妊娠3カ月で告げた。<Aさん>
■安定期に入った妊娠5カ月の頃に告げた。<Cさん>
アンケートでは、職場には早めに伝えたというママが多かったです。妊婦になってから仕事を続けるかどうかは個人の判断となりますが、どちらにしてもママの身体を第一に考え、早めに伝えると良いかもしれません。
■育児休暇を産前に、産前休暇と合わせて半分くらい取得した。残りの有給休暇は、復職後の子どもの急な体調不良などのために、備えておいた。<Cさん>
育児休暇と産前休暇を合わせて取得したり、有給休暇を産後に残しておいたり、休暇の使い方を工夫していたママもいました。先々を考えることも、仕事と子育て両立のポイントになってくると思います。
妊娠中は、健康診断を受ける時間を確保しなければならないと法律で決められています。しかし、休みづらかったり、言いにくかったりと、まわりに打ち明けられないママもいると思います。ここでは、妊婦が活用できる診断書についてご紹介したいと思います。
妊婦や出産後の女性が活用できる診断書「母性健康管理指導事項連絡カード」とは、妊婦のつわりによる勤務時間の短縮や、自宅療養、入院などの指導が医師からあった際に、職場に提出することができるものです。
職場はこの連絡カードに対して、適切な措置をしなければならないと義務づけられています。
職場に相談することで休暇を取れる場合もあるので、必ずしも診断書を活用する必要はありません。ですが、診断書をうまく活用することで、仕事を無理なく続けられれば嬉しいですよね。
傷病手当金とは、病気やケガをしたときに本人とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。傷病手当は、切迫早産や自宅療養、入院なども対象となりますので、妊婦でも申請することができます。
なお、支給額は「支給開始日の以前12カ月間の各標準報酬月額を平均した額÷30日×3分の2」が基準となっているようです。
妊婦のうちはなるべく自分の身体を労わってあげたいですよね。ママのストレスがお腹の赤ちゃんにも影響するのではないか、と心配になることもあると思いますが、職場の理解があると気持ちが大分楽になるはずです。
医師からもらえる診断書をうまく活用して、少しでも仕事の疲れや、日ごろのストレスを解消できると良いですね。
2017年09月01日
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