マタニティフォト、撮る?撮らない?後悔しないためのポイント

マタニティフォト、撮る?撮らない?後悔しないためのポイント

妊娠中の自分の体形を写真で残したい!という妊婦さんの希望を叶えるのがマタニティフォト。数カ月の間、新しい命が宿っている神秘的な状態を美しく残しておけるのが魅力でしょう。撮影に抵抗がある方も、絶対撮りたい!という方も後悔しないためのヒントを紹介します。

体験談から知るマタニティフォトの魅力

マタニティフォトを撮るか迷っている方の中には「興味半分、抵抗半分」という思いがあることも。ここでは、実際にマタニティフォトを撮影した方の体験談からその魅力を探ってみましょう。

記念・思い出に残る

マタニティフォト体験談
マタニティフォト体験談

記念に残る形で写真を残したいと思い、フォトブックを作りました。フォトブックには、エコー写真も入れました。

体内に小さい命が宿っている晴れやかな姿が妊婦の魅力です。その姿を撮影するなら、後から子ども本人も見られるように、しっかり記念に残しておきましょう。

エコー写真や、生まれた時の手形や足形などをいっしょにフォトブックにするのもよいアイデアですね。

ママとパパはあなたに会えるのを待ちわびていたよ!という思いを込めて記念に残せば、生まれてきた子が成長したときに、命の大切さを伝えるきっかけにも。

上の子が参加することで実感を持たせる

マタニティフォト体験談
マタニティフォト体験談

赤ちゃんの名前を書いたガーランドを夫と子どもに持ってもらい、家族揃って写真を撮りました。

上の子にとっては、ママの妊娠中はまだ「弟・妹が生まれる」「家族が増える」実感が持てないことも多いかもしれません。

子どもも含めた家族の共同プロジェクトとしてマタニティフォトの準備をしたり、いっしょに写ったりすることで、新しい家族が生まれることへの実感と意識の芽生えにつながるでしょう。

子どものアイデアを積極的に取り入れながら、家族でマタニティフォトを楽しめるとよいですね。

通常時は着られないドレスが着られる

マタニティフォト体験談
マタニティフォト体験談

エンパイアドレスは体型もカバーしながら、マタニティらしい姿も残すことができてよかったです

神秘的な美しさを持つ妊娠中の身体だからこそ、ドレスや衣装が印象的に映るのもマタニティフォトの魅力です。

シフォンや総レース、ドレープが美しいロングドレスやワンピースなど、SNSに上がっているマタニティフォトなども参考にしてみましょう。


ウェディングドレス以来ドレスを着る機会がなかったという方は、これを機に思いきって非日常的なファッションを楽しんでみるのがよいかもしれません。

出典:マタニティフォトを残そう。エンパイアドレスなどの衣装や写真のアイディア


迷っている人へのマタニティフォトのススメ

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iStock.com/kohei_hara

撮るも自由・撮らないも自由。だけどせっかくの記念だし、気負わず撮っておくのもよいかも?そんなマタニティフォト撮影を迷っている方へのアドバイスをお届けします。

迷ったらとりあえず撮ってみる

マタニティフォトを撮るか撮らないかで迷っているなら、まずは自宅で気軽にセルフシューティングしてみるのはいかがでしょう。

スタジオでプロに撮ってもらうのは恥ずかしい、でもせっかくならキレイに撮りたい…それならいつもの自撮り感覚で気楽に撮ってみるのはいかがでしょうか。

季節の花やかわいいフォトプロップスを用意したり、陽があたる自宅の白い壁をバックにしたりできれば、十分ニュアンスのあるロケーションになります。

衣装はお気に入りのTシャツや、おなかを強調できるブラトップなどもよいでしょう。スマホで撮影するだけでも、素敵な雰囲気の写真になりますよ。

マタニティフォトに映える、ちょうど最適な体形が保てる期間は意外と短いものです。子どもや夫など家族に撮ってもらうのも素敵な思い出になるでしょう。

撮影時期を逃さないよう計画する

マタニティフォトの撮影時期は、妊娠7カ月~9カ月ごろが目安と言われます。

安定期を過ぎて、おなかが大きく目立つようになってくるこの時期がマタニティフォトにベストと言われる理由のようです。

とはいえ、人によっておなかの大きくなるタイミングや体調には個人差があります。また多胎児の場合はもう少し早めにおなかが大きくなることも。

妊婦さんの体調やおなかの子のことを考えても、マタニティフォトは臨月を迎える前に撮っておくのがおすすめです。迷っているなら早めに決断しておきましょう。


体調が悪ければ無理をしない

妊娠期間の体調は不安定になりがちです。今日は万全の体調でも明日には何が起きるか分からない、ということを意識しながら過ごす必要があります。

思い出の場所などロケーションにこだわって撮りたい場合や、マタ旅と組み合わせたいなどの計画は主治医に確認しておきましょう。真冬など寒い時期にあたる場合は、おなかの冷えなどにも注意したいですね。

あまり調子はよくないけど撮ろうかどうしようか…と迷っているなら、体調を第一に考えましょう。

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撮ってから後悔しないマタニティフォトの基本

憧れのマタニティフォト。撮ったはいいけど後から「やってしまった…」と後悔することがあってはせっかくの記念も台なしに。

そんな事態を防ぐための、ちょっとした準備や心がけを知っておきましょう。

撮りたいイメージをしっかり決めておく

衣装やロケーションはもちろん大切ですが、おなかにペイントやシールで装飾を施すベリーペイントや撮影に使うアイテムを準備しながら、写真のイメージをしっかり決めておきましょう。

アットホーム、スタイリッシュ、やわらかい雰囲気など、写真のイメージや撮り方の希望を事前に決めておいて、フォトグラファーや夫など撮影担当者と共有できればよいですね。

撮りたい写真を伝える際には、参考にした写真があるとさらにイメージが伝わりやすくなります。ネット検索やSNS、写真集などで探してみるのもよいかもしれません。



産毛や妊娠線など気になる部分はカバーする

大きくなればなるほど、妊娠中のおなかの全容は自分では見えなくなります。

撮影した写真を見て後悔しないように、産毛や妊娠線は夫や家族にチェックしてもらって先に対策しておきましょう。

撮影後に加工することも可能ですが、産毛は事前に処理、妊娠線はクリームで対策しておくとよいですね。直前で難しい場合はコンシーラーでカバーしてもよいかもしれません。撮り方・角度やポーズを工夫することも。

安易にSNSに挙げたり友人知人に見せたりしない

希望どおりの写真が撮れた!とテンションが上がっても、SNSに挙げたり友人知人に披露したりするのは少しクールダウンして検討してからがよいかもしれません。

子どもが好きだったり妊娠をお祝いしてくれたりしている友人でも、マタニティフォトによい印象を持っていない人はいるようです。


またSNSにアップするのは、自分や家族も含めたデジタルタトゥー対策としても避けておくのが無難と言えます。

どうしても誰かに見せたいのであれば、すでにマタニティフォト撮影経験のある先輩ママや家族にとどめたり、家を訪ねた方の目に入るように、フォトフレームに入れて部屋に飾っておいたりする程度がベターかもしれません。

マタニティフォトは新しい家族へ思いを込めて

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iStock.com/Sasiistock

「撮れる余裕があるなら、ぜひ撮ってみたい」と思うプレママが多いのも納得な、素敵なマタニティフォトの世界。

憧れのスタジオやロケーションでハリウッドセレブのようなおしゃれな写真を撮るのも、家族やペットといつもの笑顔でアットホームな雰囲気の写真を撮るのも、どちらも一生ものの記念になるでしょう。

ぜひ素敵なマタニティフォトを計画して、ワクワクしながら新しい家族をお迎えしましょう。


2024.02.16

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