子どものトイレトレーニングに使われる補助便座。さまざまなタイプやデザインが販売されており、どれを選んだらよいか迷ってしまうママやパパもいるかもしれません。おまるとどちらを購入するべきか判断するポイントを知りたい場合もあるでしょう。今回は補助便座の使い方やタイプ、使うときの注意点についてご紹介します。
補助便座とはトイレの便座にセットして使う排泄補助具です。トイレの便座は大人用に作られたサイズなので、まだ小さい子どもには座りにくい場合があります。安定した姿勢で座りスムーズな排泄ができるように、補助便座を使うママやパパがいるようです。
トイレトレーニングではおまるを使うママやパパもいますが、おまるでの排泄に慣れたあとにトイレに慣れるステップも必要となるので、初めからトイレで補助便座を使ってトレーニングする家庭もあるようです。
補助便座を用意したタイミングには、トイレトレーニング開始と同時でトイレに興味を持ちはじめたときに買ったママや、おまるでのトレーニング後にトイレに慣れるために買ったというママがいました。
子どもの成長とともに大人用の便座でもバランスをとってしっかり座れるようになると、補助便座を卒業する場合が多いようです。3歳になる前に使わなくなったというママの声もありました。
メーカーによってさまざまなデザインの補助便座が販売されていますが、大まかには2つのタイプに分かれるようです。
おまると聞いて昔ながらのアヒルの形が思い浮かぶ方もいるかもしれません。アヒルおまると同じまたいで座る構造で、トイレに取り付けられる補助便座があります。前方に両手でつかむハンドルがついているので、力みやすくうんちがしやすいと考えるママがいました。
しかし、またぐためにオムツやズボンを完全に脱がせる必要があり、トイレの上でまたがるときも補助が必要となるため、手間が多いと感じたというママの声もありました。
洋式トイレの便座をそのまま小さくした形の補助便座もあります。椅子と同じように座れるので子どもにとっても簡単で、同じ姿勢のまま補助便座なしでのトイレトレーニングへ移行できるのがよい点でしょう。
2歳半頃に踏み台を使って自分で座れるようになった子や、補助便座のセットも子どもがしていたというママの声がありました。メーカーによっては踏み台と一体型の補助便座もあるようです。
補助便座を用意するときはタイプを選ぶだけでなく、子どもが快適にトイレトレーニングをできるためにいくつかのポイントについて考えるとよさそうです。
補助便座の形には座り方のタイプだけでなく、丸形やU字型、ハンドルの有無などさまざまな種類があります。子どもが慣れてきたら自分でセットして使えるよう、軽くてシンプルなものを選んだというママの声がありました。
尿の勢いがよいと前に飛んでしまう場合もあるので、前方が高くガードになっている形の補助便座を選ぶとよいかもしれません。立って排泄できる男の子用のおまるもあり、尿の飛び散りが気になって検討したというママもいました。
トイレトレーニング中は、なかなかうまくできずに長く座っている場面もあるでしょう。お尻への負担や冬の冷たさに配慮して、座面が柔らかい防水のクッション素材で出来ているものを選ぶとよいかもしれません。
補助便座を掃除する際に丸洗いできるとよいと考え、プラスチック製のものを選ぶママもいるようです。素材は子どもの使いやすさやママのお手入れのしやすさを考えて選ぶとよいでしょう。
子どもが自ら楽しんでトイレトレーニングに取り組むためには、補助便座のデザインも大切なようです。子どもが好きなキャラクターのデザインで、ボタンを押すと声や音楽が流れる補助便座を選んだというママの声がありました。
補助便座の使い方は特に難しいことはありませんが、子どもの体重をあずけ肌に直接触れるものなので、注意すべき点はいくつかあるでしょう。
子どもの体を補助便座に乗せる前に、便座にしっかりはまって固定されているか、ぐらついていないかなどの確認は必要でしょう。
子どもが補助便座に座ることを怖いと感じてしまうとトイレトレーニングが遅れる場合もあるようです。子どもの成長と安全のためにしっかりサポートしてあげたいですね。
補助便座はおまるのように直接排泄物を受け止めるものではありませんが、子どものトイレの失敗や尿はねなどで汚れることもあるでしょう。定期的に洗って清潔に保つことが大切なようです。
洗う曜日を決めたり、トイレ掃除のタイミングでいっしょに拭いてきれいにするなど工夫するとよさそうです。
子どもが補助便座を使ってトイレに座ったときの目線は、おまるを使う場合より高くなります。特にトイレでの排泄にまだ慣れてないうちは、転落したり補助便座がずれないよう見守りの必要があるでしょう。
補助便座は床に足がつかないので子どもが力みにくい場合もあるようです。踏み台を用意ししっかり排泄できる姿勢になっているか、確認しながらトイレトレーニングを行うとよいかもしれません。
トイレトレーニングに補助便座を使ったママからは、子どもが慣れてくると自分で補助便座と踏み台の用意や片づけを行うようになり、自主性を育てることができた点もよかったという声がありました。
おまると補助便座のどちらを用意するか迷う場合は、子どもがトイレの空間や座ったときの高さを怖がらないかなどを考えて選ぶとよいかもしれません。
安全な使い方や楽しんでできるやり方を工夫して、子どもが積極的にトイレトレーニングに取り組んでくれるようになるとよいですね。
2019年06月04日
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