秋冬生まれの男の子や女の子の名付け。季節にちなんだ名前や名付けのとき心がけたこと

秋冬生まれの男の子や女の子の名付け。季節にちなんだ名前や名付けのとき心がけたこと

生まれてくる赤ちゃんの名前を考えるとき、生まれた季節にちなんだ名付けをしたいと考えるパパやママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、秋生まれと冬生まれの男の子、女の子につけてあげたい名前、名付けをするときに心がけたことについてご紹介します。

秋や冬生まれ赤ちゃんの名付け

子どもに、生まれた季節にまつわる漢字や言葉を使って名前を付けたいと考えるパパやママもいるのではないでしょうか。実り豊かな秋のイメージや、澄んだ冬の空などのイメージから考えた名前も素敵ですよね。パパやママの思いや願いを伝えることのできるような名前はどのようなものがあるのでしょうか。

秋をイメージした名付け

秋をイメージした名前にはどのようなものがあるのでしょうか。名前に込めた思いといっしょに聞いてみました。


「秋」を使った名前

「子どもの名前は『秋人(あきと)』です。子どもが秋生まれなのと、私も秋の季節が大好きなので『秋』という漢字を名前に入れたいと考えました」(30代ママ)

「生まれた季節の漢字が入っているのが素敵だなと思い『秋華(あきか)』と名付けました。上の子は夏生まれなので『夏帆』です」(20代ママ)

名前に「秋」が入っているとひと目で秋生まれだとわかりますね。兄弟が2人とも秋生まれなのでそれぞれに「秋」を入れたというママの声もありました。


秋の自然をイメージした名前

手のひらの上の紅葉
iStock.com/Hakase_

「『穂高(ほたか)』と名付けました。稲穂のように、充実した豊かな人生を送ってほしいと思っています」(40代パパ)

「秋の月のように美しく、落ち着いた女の子に育ってほしいという思いをこめて『美月(みつき)』と名付けました」(20代ママ)

美しい紅葉の風景や果実が実った様子など、色どり豊かな自然のイメージから名付けをするママとパパもいるようです。他にも「実」「楓」「茜」などの漢字も使われているそうです。「紅葉」と書いて「もみじ」と読む名前もかわいらしいですね。


「芸術の秋」からイメージした名前

「秋に生まれたので芸術にちなんだ名前を考え『舞香(まいか)』と名付けました。私がダンスをずっと習っているので、将来子どもといっしょに踊れたら嬉しいなと思っています」(40代ママ)

「優れた感性を持った男の子に成長してほしいと思い『詩音(しおん)』と名付けました。自分の言葉で自分の気持を伝えられるような子になってくれたら嬉しいです」(40代ママ)

芸術の秋というイメージから、芸術にまつわる言葉や漢字を使って名付けを考えたというママやパパもいました。「絵」という漢字を使って「絵美(えみ)」、「奏」という漢字を使って「奏多(そうた)」などもよいかもしれません。

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冬をイメージした名付け

冬をイメージした名前はどのようなものがあるのでしょうか。名付けに込めた思いといっしょに聞いてみました。


「冬」を使った名前

「冬生まれなので『冬』という漢字を使って『冬真(とうま)』と名付けました。どんな厳しい状況でも耐えられる生命力の強い男の子に育つように願いを込めました」(30代パパ)

「冬の美しい雪景色から『冬香(とうか)』と名付けました。冬の澄み切った空気や美しい景色のように透明感の素敵な女の子に育ってほしいです」(30代ママ)

冬という漢字を使った名前は男の子には「冬斗(ふゆと)」「拓冬(ひろと)」、女の子には「冬実(とうみ)」「冬音(ふゆね)」などもあるようです。冬らしい美しさや強さなどを感じられそうです。


雪や氷をイメージした名前

雪の結晶
iStock.com/ThomasVogel

「真っ白な雪景色から『真白(ましろ)』と名付けました。きれいな心と自分の考えをしっかりもった清らかな女の子になってほしいです」(30代ママ)

「この子が生まれたときは大雪の日で、雪の結晶のイメージから『晶太(しょうた)』と名付けました。キラキラと輝く人生を送ってもらいたいと思っています」(40代ママ)

雪の白さや氷の透明感などから、清楚や純粋、素直さや輝きをイメージすることができそうです。「氷織(ひおり)」「銀河(ぎんが)」「紗雪(さゆき)」などの名前もあるようです。


冬の自然をイメージした名前

「12月に生まれたので『柊吾(しゅうご)』と名付けました。柊の花言葉から、ものごとを正しく見分けることのできる男の子になってほしいと思っています」(20代ママ)

「冬に旬を迎える蜜柑から『柑那(かんな)』と名付けました。みんなに愛される爽やかで明るい女の子になってほしいという願いを込めました」(30代ママ)

「冬の澄んだ空のイメージから『凛斗(りんと)』と名付けました。芯の強い知性のある子に育ってほしいと願っています」(40代ママ)

冬の植物に使われる漢字や、冬の澄み切った空気のイメージから名前を考えたママやパパもいるようです。「椿也(はるや)」「柚季(ゆずき)」「星奈(せいな)」なども冬の自然をイメージした名前と言えるかもしれませんね。

名付けをするときに心がけたこと

子どもの名付けをするときにどのようなことを意識したらよいのでしょうか。名前を考えるとき意識したことを聞いてみました。


姓とのバランス

「姓と名前を続けて書いたとき同じような漢字が続いていないか、全体のバランス意識しました」(20代パパ)

漢字で書いたときに、画数が多すぎないかを意識したというママの声もありました。名前を決めるときは、姓名をあわせて書いたり声に出したりして確認してみるとよいかもしれません。


読みやすさ

「私自身が、名前をよく読み間違えられて大変だと感じているので、子どもの名前は読みやすい名前を心がけました」(30代ママ)

どんな人でも読めるような読みやすい名前だと、名前を覚えてもらいやすいのではないでしょうか。漢字で名前を書く場合は、初めて見る人でも読めるかどうかを意識したというママの声がありました。ひらがなで名前をつける場合でも、姓と続けたときの呼びやすさなどを気にするとよいかもしれません。

季節を感じる素敵な名付けをしよう

落ち葉で遊ぶ子ども
iStock.com/Hakase_

秋や冬に生まれた子どもに、秋や冬からイメージされる言葉や漢字を使って名付けをしたというママとパパもいるようです。名付けをするときは、男の子女の子ともに、姓とのバランスや読みやすさも心がけてあげられるとよいかもしれません。季節感のある素敵な名付けができるとよいですね。

2018.09.18

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