【まめと私】#33 気にしすぎ期を乗り越えて

【まめと私】#33 気にしすぎ期を乗り越えて

<毎月第1、第3水曜日更新>【まめと私】イラストレーターの横峰沙弥香さんの連載第33話です。

まめと私33/横峰沙弥香


子育てしているとちょっとしたことで不安が生じ、その時の自分の対応や判断がよかったのか悪かったのかでさらに不安になり、その不安がどんどん膨らんで大きなストレスとなる悪循環に陥ることがありますが

ある時からあまり気にならなくなりました。

というのも
私に子育てのアドバイスをくれる母の経験は私を育てた経験ですから
結果、どうなったかを私はよく知っているわけ。

大人しくてお利口さんでも
10ヶ月で歩き始めても
1歳になる前に喋り始めても

仕上がった私はろくな大人じゃないですし、その原因は100%自分。

逆に3歳まで言葉を発することがなかった私の弟は非常に優秀で、まともな大人に育っているので、小さい頃の成長度合いなんてほとんど関係ないんじゃないかと気づいてしまって以来
「子どもが何をしてても微笑ましい」レベルにまでアンテナが鈍り
逆にもうちょっと心配した方がいいんじゃないかと自分が心配になってしまう。

ああ……結局何やかんやと心配してしまうんですね、親って。

Profile

横峰沙弥香

横峰沙弥香

イラストレーター。2015年に生まれた3歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。新刊に「まめ旅inハワイ」(光文社)を発売中!

2018.08.01

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。