教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
まめは、納得いかないことに対してきちんと追求してくるタイプ。
「大人に叱られたのだから私が悪いんだろう」と無理くり自分を納得させるタイプの私とは正反対で、我が子が私と同じタイプでなくてよかったと心から思います。
とはいえ、まめのようなタイプを相手にするのはとても大変。
自分のやったことがなぜ悪いかが理解できない以上絶対に謝りませんし反省もしません。
最近は、食べ物・飲み物をダメにしてしまったりすると、悪いことをしてしまったとは思うらしいのですが
じゃあ、ママ自身がこぼしてしまったときになぜ誰にも叱られないし謝りもしないのかなど、まめとしては腑に落ちない部分が色々あるらしい。
うーん…なんか気持ちわかる。
飲食物をダメにしてしまったことは良くないから内心は反省。
でも、片付けるのはママ自身だから手間をかけさせたことに対して人に謝る必要はない。ママだって人の家でこぼしてしまった場合はものすごく謝るのよ…。
なんて3歳の子供に話してわかってもらうのは正直無理じゃないですか?
だからといって、まめの中に生まれた不信感をそのままにしていると、いつか話してわかる年齢になったときに、そういう説明も受け付けてもらえなくなってしまうんじゃないか…不安は膨らむばかりです。
なので、飲み物をこぼしてしまった私に何か言いたげなまめに対して、飲み物をダメにしてしまった反省と「まめとの楽しいお食事タイムを中断させてしまったことに対する詫び」を伝えた訳なのですが
こういう時って本当に難しい。
この選択であっているのかそうでないのかが見えない部分もしんどい。
子供の性格にもよるでしょうし、自分なりに考えてベストだと思える行動を示し続けるしかないんでしょうね、親業。
Profile
イラストレーター。2015年に生まれた3歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。
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