家づくりのポイントとして「気密性」を考えたママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、気密性の高い家にしたい理由や実際に住んでみたどうだったか、意識したポイントなどについて、ママたちの体験談をご紹介します。
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子どもと暮らす家づくりをするとき、気密性の高い家を建てたいと考えるママやパパもいるようです。ママたちに、気密性の高い家づくりをしたい理由を聞いてみました。
「夏は涼しく冬は暖かい家を建てたいと考えました。気密性の高い家は、温度調節がしやすそうだと思いました」(20代ママ)
「私の暮らす地域は寒冷地なので、断熱性能が低下しにくい家にしたいと思いました。建築業者の話を聞くと、気密性の高い家は断熱性も高そうだと感じました」(30代ママ)
「外壁や床に隙間があると、湿気が入り込んで結露し家がカビが生えることもあるかもしれないと思いました。家の腐敗が防ぎやすいと思ったので、気密性の高い家づくりをしようと夫婦で決めました」(40代ママ)
「気密性の高い家は汚染物質が入りにくいと思いました。うちの子はアレルギー体質なので、家づくりをするときは排気ガスや花粉が入りにくくなるよう意識しました」(30代ママ)
気密性の高い家づくりをしたい理由は、家庭によってさまざまなようです。他にも、省エネルギーで快適な室温を保ちやすいという意味あいから、気密性の高い家を建てたいと考えたママの声もありました。
気密性が高い家づくりをするとき、どのようなポイントがあるのか知りたいママもいるのではないでしょうか。ママたちに聞いた、気密性が高い家づくりのポイントをご紹介します。
「玄関ドアの種類を決めるとき、引き戸と開き戸で迷ったのでハウスメーカーに相談しました。気密性の高さを求めるなら引き戸より開き戸がおすすめだと教えてもらい、我が家の玄関は開き戸にしました」(40代ママ)
ドアの種類によっても気密性が変わってくるようです。開き戸にもさまざまな種類があるようなので、気になる場合は気密性の高い種類について業者に相談してみるとよいかもしれませんね。
「気密性の高い家づくりをするとき、空気を循環できるように空調設備を意識しました。2階にも換気扇を設置し、24時間換気のスイッチを入れています」(20代ママ)
空調設備を意識したママがいるようです。吹き抜けの天井にシーリングファンをつけると、2階に換気扇をつけなくても家のなかの空気が循環しやすいと感じたというママの声もありました。
「気密性といっしょに断熱性も意識しました。夫婦で断熱材の種類や施工方法について調べたりハウスメーカーに希望を伝えて相談したりと、家族がすごしやすい高気密で高断熱な住宅にしたいと思いました」(30代ママ)
気密性といっしょに断熱性も意識したというママの声もありました。気密性と断熱性それぞれの特徴を活かし、より暮らしやすい家づくりができるかもしれませんね。
気密性の高い家では、暮らしのなかにどのような変化があるのでしょうか。実際に、ママたちに気密性の高い家に住んで変わったことを聞いてみました。
「うちの場合、以前住んでいたアパートよりも冷暖房が安くなりました。気密性が高い家を作るには予算がかかりましたが、ランニングコストや暮らしやすさを考えると気密性を重視してよかったと思いました」(30代ママ)
気密性の高い家に住んだところ、以前よりも冷暖房費が安くなったというママの声がありました。気密性の高い家を建てると、屋外の暑さや寒さが家になかに影響しにくくなったと感じることもあるかもしれませんね。
「私は春や秋は花粉症になるのですが、気密性の高い家に住んでから症状が落ち着いたように思います。以前は目が覚めた瞬間にくしゃみをしていたのですが、今は大きな症状が出にくいように感じます」(20代ママ)
「風の強い日でも、砂ぼこりが家のなかに入ってきにくいと感じました。サッシのレール部分にも砂ぼこりが溜まりにくいので、掃除をする頻度も少なくなり助かっています」(30代ママ)
花粉や砂ぼこりが気にならなくなったと感じることもあるようです。他にも、気密性の高い窓を使用した家では、隙間風が入りにくくなったと感じることもあるかもしれませんね。
「気密性を求め、我が家はトリプルサッシを使いました。家の前は大きな道路が通っていますが、車が通る音が気にならないほど静かなので、赤ちゃんが寝ているときに外の音で起こされることなくすごしやすいです」(20代ママ)
気密性の高い家では外の音が気にならないと感じることもあるようです。ママのなかには、家の前が通学路の場合でも、通行人の話し声が気にならなくなったという声も聞かれました。
気密性が高い家に住むとき、どのようなことを意識するとよいのか気になるママもいるかもしれません。ママたちに、気密性が高い家に住むとき意識したことを聞いてみました。
「気密性が高い家でファンヒーターを使うと、湿気がこもって結露することがあるかもしれないと思いました。アパートではファンヒーターを使っていましたが、気密性が高い家に引っこしてからはエアコンだけを使用しました」(30代ママ)
家のなかの結露を予防するために、ファンヒーターからエアコンに切り替えたママがいるようです。エアコンを設置していない部屋にはオイルヒーターを用意するなど使う暖房の種類に気をつけたというママの声もありました。
「ときどき窓やドアを開け、家のなかの空気を循環させるよう意識しました。夏は朝の涼しい時間帯、冬は昼間の暖かい時間帯を選んで換気をすると、窓が少ない部屋も空気がこもりにくいと思います」(40代ママ)
窓やドアを開け、家中の空気を循環させたママがいるようです。天候のよい日に、空気を循環させながら窓の掃除をしたというママの声もありました。
家の気密性を考えて、玄関ドアの種類を引き戸から開き戸にしたり、空調設備を意識したりして家づくりをしたパパやママもいるようです。結露予防としてファンヒーターの使用をやめるなど、住み方に工夫しているという声もありました。
気密性が高い家づくりをしたい理由にはさまざまな意味あいがあるようなので、住みたい家をイメージしながら気密性の高い家づくりができるとよいですね。
2019年04月18日
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