子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。ママ・パパのための情報メディア「KIDSNA(キズナ)」

2018年02月02日

ママは生命保険の他に女性特有のものに入るべき?賢い選び方やシュミレーション、相談方法

ママは生命保険の他に女性特有のものに入るべき?賢い選び方やシュミレーション、相談方法

結婚や子どもの誕生を機に、生命保険に新規加入したり、見直したりする家庭は多いのではないでしょうか。その際、ご主人様はもちろんのこと、ママの生命保険をどうすべきかを悩まれたり、相談するケースも多いのではないかと思います。ママの保険=女性の生命保険は、何か特別なものに加入したほうが良いのか?を考えていきたいと思います。

滝本博文(ファイナンシャルプランナー)

子育て世代が備えておきたい保険

ママと赤ちゃん
takayuki/Shutterstock.com

大前提として、一概に生命保険に加入するといっても、家族を取り巻く様々な環境(家族構成、収入、住宅ローン有無、資産状況 等)によって、備えるべき・備えたい保障は異なってきます。

子育て世代の家庭に必要な保障リスクは、大きく3つあります。どのようなものがあるのか、解説していきます。

死亡リスク

亡くなってしまうことで、収入が途絶えてしまうリスク。死亡整理金はもちろん、子どもの教育費や遺族生活費を備えておく必要があります。

就業不能リスク/生活障害リスク

亡くならないが、重い病気や大きな病気などで仕事が続けられなくなるリスク。つまり、収入が途絶えたり、大幅に減少してしまう場合に備える。そのような状態になってしまった際に、死亡リスク同様に、教育費や生活費などをどう支えていくのか?を考えてそれに備えていく必要があります。

病気・ケガのリスク

病気やケガで、入院や手術また継続的な治療が必要になるリスク。

多額の治療費を預貯金から支払うことができればよいですが、先に控えている子どもの教育費などのライフイベントに影響してしまうこともあります。また、大きな病気にかかると長期的な治療も必要になり、経済的負担も大きくなってきます。
 
この3つのリスクの中で、どのような環境にも共通していて、多くの女性が気にしているリスクが、“病気・ケガのリスク”です。中でも「女性特有の病気」を心配されている女性が多いのも事実です。

女性特有の病気

女性特有の病気とは、以下のような病気があげられます。

子宮内膜症 、子宮筋腫 、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、卵巣のう腫 、乳がん、バセドウ病、関節リウマチ、帝王切開 、異常分娩、不妊 、月経不順 、更年期障害などです。

どの病気も症状によって異なりますが、長期の入院が伴う病気、手術が必要な病気、継続的な治療が必要などを考えたいものです。これらの女性特有の病気の入院・手術は、一般の医療保険でカバーできます。

女性用の保険

書類を見る女性
hareluya /Shutterstock.com

先述の通り、女性特有の病気でも、一般の医療保険でカバーされます。その点では女性用の保険でなくても大丈夫です。

女性用の保険は、女性特有の病気にかかってしまった場合に、一般の医療保険に上乗せして入院費や手術費などが給付される特約の保障です。また、入院や手術だけでなく、放射線治療費や乳房再建費用負担なども給付対象となる保険商品もあり、女性にとっては安心です。

さらに、病気ではありませんが、帝王切開や異常分娩など、妊娠や出産にかかわるものも含まれます。定期検診の結果、入院となったり、通常分娩よりも入院期間が延びたりするなどは以外と多いのです。女性用保険を付加することで、保障が上乗せしてもらえたり、妊娠・出産にかかるリスクにも備えられることは、嬉しいものです。しかし、その分保険料も上乗せになります。

女性用の保険商品によって保障範囲も大きく異なります。女性用の保険に加入をする場合は、どんな保障内容・範囲なのか?その保険料はいくらなのか?をFPや保険募集人の方とよく相談・確認、シュミレーションして見極めていきまましょう。

三大疾病一時金特約やがん保険なども一緒に考えたい

病気の中でも、特に経済的負担が大きくなってしまう病気は、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」と言えるでしょう。

これらは三大疾病と言われ、日本人の死因が高い病気であるとともに、経済的備えをしておきたい病気です。治療も高度化・長期化するため、治療費も多額になってきます。一般の医療保険や女性疾病特約では賄えない大きな治療費負担が生じてきます。

中でも、乳がんや子宮系のがんなども軽視できない女性特有の病気です。また、脳血管疾患を患うと、麻痺が残ってしまうケースも多く、その後の生活にも大きな影響がでてきます。

これをカバーする特約として、「三大(重度)疾病一時金」「がん一時金」または「がん保険」などがあります。これらは、その病気と診断された場合などに、まとまった金額を一時金としてもらえる保障です。

女性疾病の中でもがん以外は、通常の生命保険内の医療保険でカバーし、大きな病気にかかってしまった場合を想定して、三大疾病やがんの一時金などの特約保障を備えたり、がん保険を備えるという考え方もありなのではないでしょうか。

自分に合った安心できる保障を備えていこう

笑顔の親子
iStock.com/JinHui1988

いずれにしても、女性は子宮、卵巣、乳房など、女性特有の部位にかかる病気は本当に怖いです。かかってしまった場合、子育てや家庭全体に影響を与えしまうことはもちろん、経済的な面での影響も小さくありません。それに対してしっかりとした医療保障を備えたいものです。

女性疾病特約の保障内容も保険料も、保険会社・保険商品によって大きく異なります。FPや保険募集人などの専門家に現在加入の生命保険の他にどのようにすればよいのか、相談やシュミレーションを立てて、安心できる保障を備えていきましょう。

執筆:滝本 博文

滝本博文の記事一覧(バックナンバー)
滝本 博文

神奈川県横浜市出身。“お金”のことを気軽に・真剣に相談できる人が周囲にいないことの重大性・重要性に気付き、広告・マーケティング業界から一転、外資系生命保険会社に転職。『ライフプラン』を軸にした保険コンサルティング営業を経験・従事。トータルライフコンサルタント、ファイナンシャル・プランナー資格も取得。

その経験を活かし、現在ファイナンシャルプランナー事務所にて、すべての人に不可欠であるテーマ「資産形成」「リスクマネジメント」を中心としたコンサルティング業務に従事。「ライフ・プランニング」をベースに、「保険」の力と「不動産」の力を組み合わせながら、お金にまつわる悩み事・不安事を、お客様といっしょに考え、いっしょに解決していくお手伝いをしております。

レクチャーの関連記事
カテゴリ一覧