お宮参りは大安以外や仏滅でもいい?日取りを決めるときのポイント

日にちをずらすときに心がけたこと

お宮参りは大安以外や仏滅でもいい?日取りを決めるときのポイント

お宮参りの日取りを決めるときに、仏滅を気にしたほうがよいかや何時頃に行うのがよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、お宮参りの時期について気になったことと日取りの決め方、日取りをずらす場合はどうしていたかについてママたちの体験談を交えてご紹介します。

赤ちゃんのお宮参りをする時期

お宮参りとは、赤ちゃんの健やかな成長を願って行われる伝統行事とされています。一般的には赤ちゃんの生後30日頃を目安に神社にお参りをすると言われていますが、地域によって時期や方法が異なる場合もあるようです。

また、赤ちゃんは生後1ヶ月の頃はあまり外出に慣れていないこともあり、日取りをどのように決めたらよいか悩むというママの声も聞かれました。

お宮参りの日取り決めで気になったポイント

お宮参りの日取りを考えるとき、ママたちがどのような点が気になっていたのでしょうか。


仏滅に行ってもよいのか

「ちょうど赤ちゃんの生後1ヶ月目の日にお宮参りを予定していたのですが、カレンダーを見てみたところその日は仏滅でした。お祝い事なのでやはり大安か、せめて仏滅以外にした方がよいのか気になりました」(20代ママ)

「大安以外では友引がお祝い事に向いていると聞いたので、なんとなく仏滅は避けて吉日とされる日にお宮参りをした方がよいのかなと考えていました」(30代ママ)

赤ちゃんのお祝い事を行う日として、仏滅でなく大安を選ぶ家庭もあるようです。ママのなかには、自分たちはお日柄を気にしなかったが、親が気にするかもしれないので相談したという声もありました。


外出する時間帯

大空
iStock.com/AlinaMD

「お日柄によって、時間帯に吉凶があることを母に聞いて知りました。先勝であれば午前中、先負であれば午後がよいとのことだったので、お宮参りの日取りを決めるときの参考にしました」(20代ママ)

「赤ちゃんのお宮参りをする時期がちょうど真夏だったので、お昼前後の時間帯は暑くて長時間の外出は心配でした。夫とも相談して比較的涼しい午前中の時間帯を選び、手短にお参りを済ませました」(30代ママ)

お宮参りを予定していたのが赤口だったため、吉とされる11時から13時までにお参りを済ませたというの声もありました。大安や友引などのお日柄こだわらない場合も、小さな赤ちゃんを連れての外出は時間帯についても考えておくとよさそうです。

お宮参りの時間帯。夏や冬などスケジュールを組むときに気をつけること

お宮参りに出かけた時間帯は?かかる時間やスムーズに参拝するためのスケジューリング

こちらの記事も読まれています

【体験談】日取りを決めるときに何を重視した?

大安や友引といったお日柄について、特にこだわらずにお宮参りの予定を立てるママもいるようです。お宮参りに関してママたちは、何を重視して日取りを決めていたのでしょうか。


赤ちゃんやママの体調

「冬生まれの我が家の娘は、生後1ヶ月を迎える前に風邪を引いてしまいました。元気になってもしばらく外に連れて行くのは心配だったので、お宮参りの時期も少し遅らせました」(20代ママ)

お宮参りの時期は、赤ちゃんや出産後のママの体調がよい日を考慮することも大切になってくるかもしれません。 他にも、お宮参りで祝い着として赤ちゃんに着物を着せるときは、体温調節や赤ちゃんの機嫌がよいか気を配るという声も聞かれました。


家族のスケジュール

「夫と私の両親もいっしょにお宮参りをしたかったので、家族全員のスケジュールを確認しました。赤ちゃんの生後1ヶ月を少しすぎた週末に、ちょうど都合のあう日があったので家族揃ってお祝いすることができました」(30代ママ)

家族揃ってお祝いができる日を選んでお宮参りの予定を立てるママもいるようです。夫婦それぞれが両親を招待する場合は、日程にも余裕を持ってスケジュールを確認しておけると良いかもしれません。


季節や天候

春夏秋冬
iStock.com/frentusha

「子どもが生後1ヶ月のときはちょうど真冬で、雪がよく降る地域だったこともありお宮参り時期に悩みました。結局、お参りは少し暖かくなってから行くことにし、お祝いとして家族で集まって食事をしました」(20代ママ)

赤ちゃんが生まれた季節によっては、日中の寒暖差が厳しい場合もあるかもしれません。小さな赤ちゃんを連れての外出では、すごしやすい気候であるかも重視するポイントのひとつとなってくるようです。

日取りをずらす場合に心がけたこと

一般的に赤ちゃんの生後1カ月頃に行われるお宮参りですが、体調や天候などにあわせて日程をずらしたいと考えるママもいるようです。日程をずらすときに、ママたちがどのようなことを心がけていたか聞いてみました。


両親や義両親に相談する

「大安でスケジュールのあう日を考えていたら、生後1カ月目の時期と少しずれてしまうことがわかりました。念の為いっしょにお参りする両親にも相談し、赤ちゃんが生後2ヶ月の頃にお宮参りに行きました」(30代ママ)

「家族の予定が会う日が仏滅だったので、義両親に日取りをずらした方がよいか相談しました。私たち夫婦が気にならないようであれば、赤ちゃんの体調や気候も考えてその日でもよいのではないか言ってくれたので予定通り実施できました」(20代ママ)

夫婦それぞれの両親を招待している場合、日程の変更に関する相談は早めにしておくとよいでしょう。大安を選んだ方がよいかについては、祖父母があまりこだわらないようであれば日取りをすらさずお宮参りを行うママもいるようです。


写真は早めに撮る

「日取りがあわずお宮参りの予定はずらしましたが、赤ちゃんらしい姿を写真におさめておきたかったので写真館は生後1ヶ月頃に予約しました。 赤ちゃんは日に日に成長して顔つきも変わっていくので、この時期に記念の写真を残しておいてよかったです」(20代ママ)

お宮参りの日取りをずらす場合も、写真だけは生後1カ月頃に撮っておいたという声がありました。お参りの当日は忙しいことも考え、時間に余裕のあるときに家族で写真を撮っておくのもよさそうです。

お宮参りの予定は柔軟に決めよう

お宮参り
© polkadot - Fotolia

お宮参りは仏滅を避けるべきかや、大安以外でもよいのか考えるママもいるようですがお日柄の考え方にこだわらないで決めるという声も聞かれました。友引や赤口、先負や先勝で縁起がよいとされる時間帯も、日取りを決める上でひとつの参考になるかもしれません。

赤ちゃんや産後のママの体調に負担がかからないことも意識しながら、家族でお祝いできる日取りを決められるとよいですね。

2018.11.22

イベントカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。