初節句のお祝いで食事会をするとき。準備した手土産や服装とは

初節句のお祝いで食事会をするとき。準備した手土産や服装とは

子どもの初節句のお祝いはいつするのか、食事会をする場合に手土産や服装などの準備はどうすればよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、初節句のお祝いをどのようにしたかや食事会を開く場合の準備の仕方、両親と祖父母の服装について体験談を交えてご紹介します。

初節句のお祝いとは

初節句とは、生後初めて迎える節句の日に子どもの健やかな成長を家族でお祝いする行事とされているようです。男の子の場合は5月5日の端午の節句(こどもの日)で、女の子の場合は3月3日の桃の節句(ひな祭り)にお祝いをするのが一般的とされているそうです。

初節句のお祝いの食事会はした?

初節句に祖父母といっしょにお祝いをしたほうがよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。実際に、初節句のお祝いをしたのか、その場合はどのようにしたかママたちに体験談を聞いてみました。


食事会をした

「娘の初節句のお祝いとして、3月上旬の休日に、それぞれの祖父母を招いて食事会を開きました。子どもが生後7カ月頃だったので、離乳食の御膳を出してくれるお店でお祝いをしました」(20代ママ)

「我が家は息子の初節句のお祝いを5月5日に、主人の両親を招いて自宅でしました。子どもが小さいこともあり、自宅でのお祝いにしたことで授乳やお世話もしやすく、料理は仕出しのお祝い膳をお願いしたので準備も楽に済みました」(30代ママ)

初節句のお祝いとして、お店や自宅で食事会を開いたママもいるようです。ママのなかには、両家の祖父母の予定があわなかったけれど、節句人形などのお祝いをもらったこともあり、両家の予定にあわせてそれぞれ食事会を企画したという声もありました。


食事会はしなかった

ひな祭り
iStock.com/ziggy_mars

「夫婦ともに実家が遠方だったので来てもらうのは大変かもしれないと考えて、初節句の食事会は開きませんでした。初節句の日は、子どものために鯉のぼり風に盛りつけた離乳食や柏餅を準備して家族だけでお祝いをし、両親には当日の雰囲気が伝わるような写真を贈りました」(20代ママ)

両親が遠方に住んでいるなど、招くことが難しい場合はお祝いの食事会をしなかったママもいました。ママのなかには、赤ちゃんが生まれて間もないときに初節句を迎えたので、赤ちゃんやママの体調を考慮してその年は控えめにお祝いし、翌年に改めて晴れやかにお祝いしたというママの声もありました。

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初節句の食事会の準備の仕方

初節句のお祝いとして食事会を開く場合、どのような準備をすればよいのでしょうか。ママたちがした食事会の準備について聞いてみました。


誰を呼ぶか決める

「初節句の食事会に、誰を呼ぶか主人と話しあいました。普段なかなか集まる機会がなかったので、子どもの顔を見てもらうだけでなく祖父母同士の交流もしてもらいたいと思い、それぞれの祖父母を招待することにしました」(20代ママ)

食事会を開くとき、誰を招待するか夫婦で相談したママもいるようです。ママのなかには、実家に同居している兄弟の家族も招待して大人数でお祝いしたという声もありました。


日程を相談する

食事会
iStock.com/gyro

「桃の節句の3月3日は平日だったので、その前後の休日に食事会を開くことにしました。両親の都合も聞き、全員が揃える日を選びました」(20代ママ)

食事会に誰を呼ぶか決めたら、招待者と日程を相談したママもいました。お店に予約が必要な場合もあるかもしれないので、いつ食事会をするかは早めに調整して決めるとよいかもしれません。


手土産を用意する

「お祝いのお返しとして両親に渡す手土産を準備しました。男の子の場合は柏餅やちまきがよいと聞いたので、食事会に招待した家分の柏餅を予約しました」(30代ママ)

「食事会の手土産を事前に用意しました。ひな祭りにちなんだ桜餅を渡すと、両親や兄弟にも喜んでもらえました」(20代ママ)

食事会に招いた両親や兄弟に、初節句のお祝いをしてもらったお礼として、手土産を準備したママもいるようです。手土産の内容としては、男の子の場合は柏餅やちまき、女の子の場合は桜餅やひなあられなど節句にちなんだお菓子を準備すると季節感もあり喜ばれるかもしれません。

食事会のときの服装

初節句のお祝いとして食事会に行くとき、どのような服装で行けばよいか悩むこともあるかもしれません。ママたちに、食事会にどのような服装をして行ったか聞いてみました。


父親

「食事会は地元の和食レストランで開きました。パパは襟のあるシャツに黒い長ズボン、ジャケットを羽織るなど、普段着より少しフォーマルな服装をして行きました」(20代ママ)

食事会に行くとき、父親はシャツやジャケットなど普段着よりもフォーマルな服装を意識するとよいかもしれません。料亭など格式の高いお店にはスーツを着ていったパパもいるようでした。


母親

「食事会にはフォーマルなツーピースを選びインナーには授乳口のあるトップスをあわせました。産後は着やすい服ばかりだったので、久しぶりにおしゃれができて気分転換にもなりました」(30代ママ)

「うちの子は2月生まれだったので、初節句のお祝いは翌年の3月にしました。子どもも1歳になり授乳やオムツ替えのリズムが落ちついてきていたので、和装をして食事会に行きました」(20代ママ)

母親の服装も、フォーマルな服装を意識して選ぶとよいようです。授乳中の場合は授乳口のついたワンピースなどお世話のしやすさを意識して用意したというママもいました。


祖父母

「食事会に行くときは、全員の服装の雰囲気が揃っている方がよいのではと考えました。祖父母には、事前に私たちと同じようにスーツなどフォーマルな服装で来るようにお願いしました」(30代ママ)

祖父母も両親の服装と同じく、フォーマルな服装で来てもらうようにお願いしたママもいました。出席者の服装が揃っていることで、記念写真を撮るときにも統一感が出るかもしれません。

初節句のお祝いで楽しい時間を

初節句
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子どもの初節句のお祝いは、祖父母などを招いてお店や自宅で食事会をすることもあるようです。食事会をいつするかは家族で都合のあう日を相談して決め、招待者にはお礼として手土産を用意しておくとよさそうです。

服装は普段着よりフォーマルなものを意識するなど工夫して子どもの初節句の食事会を家族で楽しくすごしてみてはいかがでしょうか。

2018.10.11

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