七五三の日取りは仏滅は避けた方がよい?日取りの決め方や考えるときの工夫

七五三の日取りは仏滅は避けた方がよい?日取りの決め方や考えるときの工夫

七五三をお祝いするとき、仏滅は避けた方がよいのかなど七五三の日取りに悩むママもいるのではないでしょうか。今回は、七五三の日取りを決めるときに気になったことやママたちの日取りの決め方、子どもと七五三に行く日取りを決めるときの工夫をママたちの体験談を交えてご紹介します。

七五三の日はいつ?

七五三の日は11月15日と定められているようですが、なぜその日になったのでしょうか。

由来については諸説あるようですが、江戸幕府5代将軍徳川綱吉が、息子の成長を祝う「袴着の儀」を行ったのが11月15日だったことがひとつの説とされています。他にも、日柄を表す二十八宿といわれる旧暦では、15日は婚礼以外は何をするにも吉とされていたことも由来となっているようです。

六曜にかかわらず、11月15日のお祝いは縁起がよいとされることから、七五三の日と定められたとされています。

七五三の日取りを決めるときに気になったこと

子どもが七五三を迎えるとき、神社にお参りに行く日はいつがよいのか考えるママもいるかもしれません。七五三の日取りを考えるとき、ママたちはどのようなことが気になったのか聞いてみました。


仏滅に行ってもよいのか

「11月15日の七五三の日が仏滅だったので、その日にお参りに行ってもよいのか気になりました」(20代ママ)

「家族の予定があう日が仏滅でした。仏滅と聞くと縁起が悪いのではと思い、日をずらしたほうがよいのか悩みました」(30代ママ)

日取りを決めるときに、カレンダーで大安や仏滅などの日柄を表す六曜を見て、お参りの日を決めることもあるかもしれません。仏滅と聞くと、縁起が悪いのではと気になるママもいるようです。


お参りに行く時間帯

七五三でお参りするきょうだい
iStock.com/hanapon1002

「私の母からお参りに行く時間帯にも吉凶があると聞き、どの日のどの時間に行けばよいのか気になりました」(30代ママ)

「午前中にお参りを済ませようと思っていたのですが、予定していた日が先負で、午前の日柄が悪いようだったので、午後にずらしたほうがよいのかと悩みました」(30代ママ)

六曜を参考にする場合、日柄によって吉凶の時間帯も違うようです。お参りに行く日によって、時間にも気をつけたほうがよいのかを悩んだというママの声もありました。

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【体験談】七五三の日取りはどのように決めた?

ママたちは、どのようなことをポイントに七五三の日取りを考えたのでしょうか。実際に、七五三の日取りを決めた方法を聞いてみました。


六曜を参考にした

「夫の両親といっしょに娘の七五三のお参りの日取りを考えました。両親から『お祝いは吉日がよい』と聞いたので、大安か先勝を選び、家族の予定とあう日取りにしました」(30代ママ)

「お参りに行きたい日が赤口だったので、吉とされる時間の11時頃に神社に行けるようスケジュールをあわせました」(20代ママ)

六曜を参考に七五三の日取りを決めるときは、日柄の意味や吉となる時間帯を見て決めたママがいるようです。日柄のよい日は、神社やフォトスタジオなども混むかもしれないと考えて早めに予約をしたというママの声もありました。


家族の予定にあわせた

「日柄を気にせず、家族全員が揃ってお参りに行ける日に七五三をしました。その日が先負だったためか、神社や食事をするお店が空いていて、ゆっくりと七五三のお祝いをすることができました」(20代ママ)

「11月のうちに七五三をやりたいと思っていました。家族全員の都合があう土日が1日しかなかったので、その日に決めました。家族揃ってお祝いができたので娘も嬉しそうでした」(30代ママ)

七五三をするときは、家族が揃ってお祝いできる日を選んだというママもいました。家族みんなでお祝いできると、子どもも喜ぶかもしれませんね。


衣装がレンタルできる日にあわせた

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iStock.com/Tomoko

「前撮りした写真屋さんで、お参りのときにも衣装をレンタルしてくれるサービスがありました。お参りの日を相談すると、好きな衣装を借りられる日が限られていたので、その日にあわせました」(30代ママ)

「お参りしたい日を衣装屋さんに相談すると、その日の予約多く、着つけできる時間が早朝か夕方だけのようだったので、子どもの負担を考えて着つけが午前中にできる日にしました」(30代ママ)

衣装をレンタルする場合、お店の予定にあわせて日取りを考えることもあるようです。好きな衣装を借りられる日や、着つけの時間が子どもの負担にならない日にあわせて日取りを選ぶと、子どもにも無理なく七五三のお祝いができそうですね。

七五三の日取りを決めるときの工夫

七五三をするとき、子どもに負担のかからないように日取りを決めたいと考えるママもいるかもしれません。希望通りの日に七五三をしたり、子どもといっしょに楽しくすごしたりすための工夫にはどのようなことがあるのでしょうか。


早めに予約をする

「直前では写真屋さんの予約が取りにくいのではと思い、3カ月前に予約を入れました。前撮りとお参りのときの衣装レンタルの予約がスムーズに取れ、ご祈祷に行きたいと考えていた日に、子どもの希望する衣装を借りることもできました」(20代ママ)

お参りの予定日の直前では、希望する日に写真撮影やご祈祷の予約が取れないこともあるかもしれません。家族揃って行ける日が限られていたので、希望する日にちに七五三ができるように早めに予約をしたというママの声もありました。


混雑する時期を避ける

「七五三の日の前後や、六曜で日柄のよい日は、神社なども混みあい子どもの負担になるかもしれないと考えました。子どもと楽しんで七五三をお祝いしたかったので、混雑する時期を避けて日取りを決めると、ご祈祷のときもほとんど待たずに済みました」(30代ママ)

七五三の日や六曜で日柄のよい日は神社やお店が混みあうこともあるかもしれません。子どもに負担がかからないように、10月や12月に七五三をしたというママの声もありました。混雑していない時期を選ぶと、子どもとのお祝いの時間をゆっくり楽しめるかもしれませんね。

家族でお祝いできる七五三の日取りを選ぼう

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iStock.com/RichVintage

七五三をする日は、六曜を参考にしたほうがよいのか、仏滅でも大丈夫なのかと気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちは、七五三の日取りを考えるとき、日柄のよい日を選んだり、家族の都合にあわせたりしながら決めていたようです。

早めに予約をするなど子どもに負担がかからない工夫をしながら、七五三の日取りを決められるとよいですね。

2018年07月24日


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