2018年の七夕は7月7日(土)で週末なので、子どもといっしょに七夕を過ごして、そのときに織姫と彦星のストーリーや、笹に飾る短冊や飾りの意味などを話せるとよいですね。さらに、七夕の旧暦や笹飾りをいつからいつまで飾るのかなどをおさらいしながら、週末に親子で過ごせる過ごし方や地域ごとの七夕についてご紹介していきます。
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2018年の七夕は、7月7日(土)のようです。週末ということもあるので、親子で七夕を楽しむことができるのではないでしょうか。
旧暦の七夕を祝う地域の場合には、2018年は8月17日(金)とされています。
子どもに、七夕のことを聞かれたらどのように答えればよいのでしょうか。
「もともと七夕は秋にお米や野菜がたくさんとれるよう祈る行事だったんだよ」という風に子どもにもわかりやすく説明してあげられたらよいですね。そのお祈りのために、現在の笹の葉に飾りつけをするようになった、と伝えてみてはいかがでしょうか。
七夕のストーリーもシンプルな言葉で説明してみましょう。「離れ離れになった織姫と彦星は、真面目に仕事をしたら1年に1度、7月7日の七夕の日に会わせてもらうことを、神様と約束したんだって」など、このような話を子どもと話して過ごせるとよいですね。
七夕の風習で5色の紙に願い事を書く紙を短冊といいます。なぜ、短冊に願い事を書くようになったのでしょうか。元々は、中国の七夕行事に登場する織姫が裁縫の上達を祈願していたそうです。それが、日本に伝わり和歌や習字など芸事の上達を祈願して願い事を短冊に書くようになったようです。
子どもには、「昔の中国で、織姫みたいに織物がうまくなれるようにとお願いしたことが始まりなんだよ」というのをわかりやすく伝えるのがよいかもしれません。また、七夕の短冊の5色は中国の陰陽五行説にちなんだ色で鯉のぼりの吹き流しなど日本の行事でも使われているようです。
七夕の日に子どもといっしょに楽しめることをご紹介します。
最近では、お花屋さんなどで七夕用の笹を入手することができるそうなので、子どもといっしょに七夕飾りを作ってみるのもよいかもしれませんね。また、飾りをいつから飾るのか、いつまで飾るのかは、地域によっても異なりますが6日夕方から夜にかけて飾り、7日中には片づけるとよいといわれているようです。
短冊以外の飾りにもさまざまな意味があります。吹き流しは、織姫の織り糸の象徴という説もあります。巾着は昔の金銭類を入れた袋で節約やお金が貯まるように、投綱は豊漁の祈りと幸運を願う意味があるそうです。飾りを作りながら子どもと話せるとよいですね。さらに、いつから飾るのかも地域によってさまざまなため調べてみるとおもしろいかもしれません。
七夕の日には、そうめんを食べる家庭もあるようです。そうめんを、天の川に見立てて、その上に輪切りにしたオクラや星型にくり抜いた厚焼き玉子やハムをのせるとより七夕らしくなるかもしれませんね。
自宅で七夕を楽しむ以外にも、親子で参加できる地域ならではのお祭りが日本各地で開催されているようです。各地域のイベントをご紹介します。
北海道では、一部地域で歌を歌いながら子どもが家をまわるイベントが毎年8月7日の七夕の時期に開催されています。東北地方では、8月初旬にわらや紙で作られた人形を川などに流す行事が多いようです。仙台では、8月に仙台七夕まつりが3日間ほど開催され、色鮮やかな飾りが仙台駅前商店街を彩ります。
関東地方では、それぞれの地域で特色のあるイベントが開催されています。群馬県では、川の名前が書いてある短冊に結びつけた竹と赤飯やうどんなどの食べ物を、マコモという植物で作った馬の人形と合わせてお供えすることがあります。マコモがない地域では、わらで雌雄の馬の人形をつくり、竹に結びつけお供えするそうです。
島根県では、浴衣やはっぴを着た子どもたちが、手作りの短冊とちょうちんをつけた笹竹を手にお囃子をしながら商店街を歩くお祭りがあります。広島県では、七夕の時期に電車が七夕電車になり街を走る姿も見られるようです。
親子で楽しめる七夕の過ごし方や飾りつけをいつから飾るのかなどについてご紹介しました。
七夕をいつからいつまで飾るのかや七夕のイベントなどは地域によっても違いがあるようです。旧暦の七夕についてや七夕のストーリーを子どもにも説明しながら、2018年の七夕の週末を親子で楽しく過ごせたらよいですね。
2018年04月01日
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