【小児科医監修】子どもの発熱時の食事は何がよい?体験談も交えて紹介

【小児科医監修】子どもの発熱時の食事は何がよい?体験談も交えて紹介

子どもの発熱時は食欲が落ちがちです。子どもが熱を出したときに食べやすい、おすすめの食事と、反対に避けた方がよい食事について体験談も踏まえて解説します。また、下痢や咳、口内炎などの熱以外の症状があるとき、食事での対処についても上高田ちば整形外科・小児科、副院長の千葉智子先生監修のもとご紹介します。

千葉智子(上高田ちば整形外科・小児科)

子どもが発熱したときの対処法、食事はどうする?

子どもの発熱時は早い回復を願って食事にも気を配りますが、多くの子どもが、発熱時は食欲が落ちるものです。かかりつけ医に食事は無理にしなくてもよいと言われたときは別ですが、しっかり食事をとってなるべく早く元気になってほしいですよね。

子どもが発熱したときの食事はどのようなものがよいのでしょうか。

子どもが熱を出したときに望ましい食事

熱を出したときは、エネルギーをたくさん使います。

発汗するため水分も失われるので、水分と、エネルギーやタンパク質の高い食品を積極的にとることが大切です。

スープ

キャロットスープ
Dani Vincek//Shutterstock.com

スープは、飲みやすく消化にもよいです。水分補給もでき、ビタミンも補給できるスープやポタージュは熱があるときにオススメのメニューです。

ほうれん草やブロッコリー、かぼちゃ、にんじん、トマトはビタミンも豊富で体力や疲労を回復させる効果もあります。子どもが咀嚼もできる状態であれば、野菜を柔らかく煮込んだスープもよいでしょう。暑い季節や熱が高いときには冷製スープもよいでしょう。

「発熱時は、食欲が落ち食事をあまり食べられないのですが、冷製スープは好きで、0歳のときから飲ませていました。にんじんとかぼちゃの冷製スープが特にお気に入りでよく飲んでいました(1児男の子のママ)」

というママの声もありました。

味噌汁

味噌汁は、必須アミノ酸やミネラル、ビタミンを豊富に含み、栄養が豊富です。野菜などの具材をすりおろして味噌汁のなかにいれるのと子どもも食べやすくておすすめです。

ただし、味噌は塩分が多いため、特に子どもに咳などの症状がある場合、濃くなり過ぎないように注意が必要です。

おかゆや雑炊

子どもに熱があるときや、体調がよくないときはおかゆや雑炊をあげているというママも多いのではないでしょうか。高熱やほかの症状が強く出ているときには具なしのおかゆや、卵だけの卵雑炊が食べやすいでしょう。

体調が回復して食欲がでてきたら、野菜や白身魚など、具材を増やすとよいでしょう。かぶや大根は、免疫力をあげる効果もあるので意識して取り入れてみるのも良いかもしれません。

茶わん蒸し

茶碗蒸しは、口当たりがよく食べやすいので、熱があるときにも子どもが食べやすいメニューのひとつです。

「うどんを細かく切って、茶わん蒸しに入れて食べさせています(1児女の子のママ)」

というアイデアもありました。

すりおろした野菜や果物

おかゆや雑炊、うどんなど、のどごしがよく、消化のよい食事でも、発熱時の子どもは食べられないこともありますよね。

「うどんやご飯、野菜も細かく刻んで柔らかく茹でてあげていましたが、それでも食べれないときはすりおろしたリンゴの果汁のみをあげていました(1児女の子のママ)」

といつも以上に食事の工夫をしているママもいました。

かぶや大根をすり下ろして食事に入れたり、バナナをつぶして食べやすくしてあげるのも子どもの発熱時によいでしょう。

アイスクリーム

アイスクリーム
lozas/Shutterstock.com

冷たいアイスクリームは、身体の熱を冷やし、のどの痛みを和らげます。チョコチップなどのトッピングはのどごしや消化を悪くさせてしまうので、バニラアイスなどプレーンなものを選ぶようにしましょう。


ただし、アイスクリームなどの冷たいものは、下痢や咳といった症状があるときは悪化させる可能性もあるため避けましょう。

「子どもが下痢や咳をしているときは、アイスクリームはあげないようにしていますが、症状が熱だけのときには、アイスクリームをあげています。食欲がなくてもアイスクリームは食べられることが多いです(1児男の子のママ)」

というママの体験談もありました。

ゼリー

ゼリーものどごしがよく冷たいので、食べやすく熱のときにおすすめです。子どもが1歳以降で熱を出したときに、ゼリーをあげるというママもいました。


「ゼリーは冷たくて食べやすかったようで、熱のときにもよく食べました。薬も一緒にあげやすくてよかったです(2児男の子のママ)」

という声もありました。

子どもの熱のときに避けた方がよい食事

子どもが発熱したときに、避けた方がよい食事や調理方法をご紹介します。

脂っこいもの

体調が回復し始めても、子どもの体調や胃腸は完全に回復していません。消化の悪い油ものは体調不良のときには控えてください。チョコレートやスナック菓子などのお菓子も油分が多いので、与えないようにしましょう。

食物繊維の多いもの

レンコンやゴボウ、タケノコ、豆、キノコ類、イモ類などは繊維が多い食材です、食物繊維が多い食材は、消化が悪いので熱や嘔吐、下痢の症状があるときなどには注意が必要です。

かんきつ類

みかんなどのかんきつ類は消化が悪く、身体を冷やしてしまうので、熱や吐き気の症状があるときには控えましょう。

オレンジジュースやパイナップルジュースなどかんきつ系のジュースも気管支に刺激を与え咳を助長させたり、酸味から吐き気を感じる子もいるようなので控えた方がよい食材です。

炭酸飲料

炭酸は、胃腸に刺激を与えます。吐き気や嘔吐につながることがあるので体調不良のときには与えないようにしましょう。

症状別の食事

発熱時は、下痢や咳、口内炎などのほかの症状を伴うことも多いでしょう。症状によって食事内容も考える必要があります。

症状別のおすすめの食事や注意点をご紹介します。

下痢

お腹痛い 子ども
Lighthunter/Shutterstock.com

子どもが下痢をしているときは、体内の水分とナトリウムや、カリウムが失われるため、脱水症状にならないように水分補給が大事です。下痢をしているときには、子ども用のイオン水やスポーツドリンク、白湯、麦茶など水分を中心にとりましょう。

乳製品や、繊維の多い食材や、消化しにくい肉類・油ものは腸を刺激するため下痢の症状があるときには控えた方がよいです。

咳をすると、エネルギーや体内の水分を失われやすくなります。

咳の症状があるときには、水分補給をしっかりしながら、消化がよく、子どもが飲み込みやすい雑炊やスープやおかゆ、茶わん蒸しなどを与えるようにしましょう。冷たすぎる飲み物や、熱すぎるスープは喉に刺激を与え、咳を出やすくするので常温やぬるま湯を心がけることが重要です。

「咳がひどいときは水分量の少ないおかずや、肉類などの油ものは減らし、スープ系や出汁で茹でる系の食事にしています(1児女の子のママ)」

というママも意見もありました。

口内炎

口内炎ができているときは、痛みから食べるのを嫌がる子もいるでしょう。なめらかで舌触りがよく、飲み込みやすい玉子豆腐や豆腐がおすすめです。熱い、辛い、酸っぱいなどの食べ物は口内炎を刺激して、痛みを感じたり、染みるので避け、味付けは薄味を心がけてください。

子どもの発熱には症状に応じた食事を

病気の女の子 食事 
iStock.com/Laikwunfai

熱があるときや、体調が悪いときに食欲がなくなる子どもは多いです。普段好きな食べ物も食べられない子どもの姿を見ると、ママもつらくなりますよね。

熱が出るときには、発熱以外にも下痢や、咳などの症状を伴う場合もあるので、子どもの症状別に、食事の内容をコントロールすることが大切です。

体調不良のときは、子どもが食べやすいもののなかから、早く体調が回復するような食事になるよう工夫しましょう。

監修:千葉智子先生(上高田ちば整形外科・小児科 副院長)

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千葉智子(上高田ちば整形外科・小児科)

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上高田ちば整形外科・小児科 副院長。

小児科専門医として、その時代に合った子どもの医療の実践を心掛けている。3児の母として子育てをしながら、現役で活躍中。外来では、ホームケアの方法を分かりやすく説明し、自宅に帰ってから自信をもって看護できるように、保護者への説明を丁寧にするように心がけている。子育てに関する疑問、不安、工夫など、何でも相談しやすいクリニックを作り、「子どもの笑顔を作る」ために活動。

上高田ちば整形外科・小児科

2018年08月29日

専門家のコメント
15
    かりんこ先生 保育士
    子どもに聞くと【リンゴジュースが飲みたい❗】とよく言っていました。
    ・飲み物:冷たいけど消化の良いもの…リンゴジュース、ヨーグルト、ゼリーなど。
    ・温かい食べ物:おかゆ、おじや、味噌汁、うどん
    よく味噌汁に卵の黄身だけを入れてあげました。

    しかし高熱の時は、脱水症にならないように、水分が摂れればよしとします。
    そんなこんなで年子を育てました。
    じゅん先生 保育士
    リンゴのすりおろしやヨーグルト、ゼリーやプリンは、好んで食べますね。卵や大根を入れたおじやは、栄養があるので良く食べさせましたね!
    子どもの高熱の時は、食べてくれるとホッとしますね😥男の子3人育てましたが、3人一緒に病気になってくれるといいですが、一人治ったら、次々と感染するので、本当に大変でしたね!
    いちぽ先生 保育士
    たまご入りおかゆ、くたくた野菜たっぷりのスープなど、栄養面などを考えると体のを温めるものを食べさせるのが理想ですが、脱水症状が一番怖いのでゼリー、アイス、ジュースと食べたいものは食べさせるようにします!
    でぶいも先生 保育士
    野菜スープにとろみをつけたり、お粥をひたすら食べさせました。消化が良く水分とミネラルをとれる食事を心がけていました。
    かんな先生 保育士
    発熱していても遊べている場合やいつもより元気がないかな?と感じることがあります。どちらにも共通しているのは消化機能が普段より弱くなっているということです。
    熱により発汗も促進されているので水分補給は欠かせません。こまめに身体の成分に近い電解質をあげると良いと思います。お粥やうどんなど
    消化の良いものが適しています。






    ゆう先生 保育士
    発熱時は脱水しやすい状態なので、水分補給はこまめにするように注意しています。
    食事を抜いている場合は、お腹に負担のかからないおかゆや、柔らかめのご飯から始めるといいと思います。また、すりおろしのりんごや、スープなども食べやすいですね。
    すず先生 保育士
    食欲のないときは、とにかく経口補水液を少しずつ飲ませて、食欲が出てきたら鮭のおかゆを食べさせてます。熱が高いときはバニラアイスクリームが美味しいみたいです。
    すー先生 保育士
    食欲がない時は食べたい物をあげていました。りんごのすりおろし、ヨーグルトはよく食べてくれました。息子はお粥より果物だとパクパクたべてくれたので、たべたい時に食べたい物を食べ、お薬を飲んで治しています。
    さと先生 保育士
    食欲がないときは子どもが食べたがった物をあげるようにしています。
    やはりアイス、ジュース、ゼリーを食べたがることが多いですね。
    普段からあまり水分を取りたがらない子ですが発熱時は脱水しないよう水分補給に気をつけています。
    めめ先生 保育士
    我が家は卵のおじやが定番です。
    後はやはりゼリーやプリンは食べやすいようです。病気の時は栄養も大事ですが食欲がない時は本人が食べれるものを無理なくあげています。水分だけはたくさん取るように気をつけています。
    のんの先生 保育士
    子供が風邪をひいている時も普通の食事を出し、食べれなかった場合別のものにしています。
    ヨーグルトやゼリーなどの喉越しの良いものや、
    スポーツドリンク、リンゴジュースなどの水分補給。
    おじや、うどんなどです。
    ゆう先生 保育士
    子どもの頃から、ニラと塩のみを入れたおかゆは祖母から伝授されており、シンプルですが発熱時には食べたくなります。また、卵と消化によいうどんを使った卵うどんは、腹持ちもよく食べやすいです。
    あー先生 保育士
    わたしのこどもの場合、こどもの発熱時の食事は毎回小児科の先生があたえていい食事を教えてくれますが、病気の種類によっても食べていいものもあれば悪いものもあるので先生に聞くのが一番ですね、
    すみっこ先生 保育士
    胃腸系の風邪でなくても、
    発熱時は飲食後に嘔吐をすることもあるので、食後の様子に気を付けています。
    熱があっても食欲がある!まだ食べられる!って時でも、量は増やさずにしています。
    せんせい 保育士
    脱水しないように水分は多めに取るようにするといいですね☺︎少し食欲が出てきたらうどんとかおかゆ、フルーツとかですかね☺︎ゼリーやヨーグルトも食べさせてるかな。食欲ない我が子を見ると心配すぎますよね(T . T)
おすすめユーザーのコメント
1
    A
    コーンスープ
    おかゆ
    ヨーグルト
    りんごジュース
    などを食べさせています

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