
赤ちゃんに手編みのおくるみを作るとき、冬や春の季節の作り方以外にも、毛糸や棒針の選び方、サイズやキットを使った方法、裏地はつけるかどうかが気になることもあるかもしれません。今回の記事では、手編みのおくるみを作るときのポイントや種類、工夫したことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
マタニティ期間のすごし方として、赤ちゃんの生まれるタイミングにあわせて手編みのおくるみを手作りしたいと考えることもあるかもしれません。初めて編み物をする場合は、手編みのおくるみの作り方のポイントやデザイン以外にも、キットなどを使った簡単な作り方などが気になることもありますよね。
今回の記事では、手編みのおくるみの作り方や実際に作った手編みのおくるみについて、ママたちの体験談を集めてみました。
手編みのおくるみを作るとき、まず毛糸の素材やサイズが気になりますよね。ママたちにポイントについて聞いてみました。
「私の場合、出産予定日が冬だったので、おくるみに使う毛糸は温かくすごせそうなウール素材の毛糸を選びました。毛糸は太さによっても仕上がりが変わってくるので実際に手芸屋さんに行って毛糸の太さや肌ざわりをチェックしてから選びました」(30代ママ)
「うちの子は春生まれだったので、手編みのおくるみは暑いかもしれないと作るのを迷っていました。友人からウール以外のコットンの毛糸があると教えもらい、季節を問わず使えそうだったので、ベビー用のオーガニックコットンの毛糸で作りました」(20代ママ)
毛糸を選ぶときは、春夏や秋冬などの出産時期を意識した素材の他に、太さについても確認しておくとよさそうです。また、デザインや毛糸を何色使うかによって、必要な毛糸の玉数が変わってきます。事前に確認しておくとよいでしょう。
「正方形のおくるみを作りたいと思ったのですが、あまり大きいサイズにすると重くなってしまうかもしれないと思いました。そこで手芸の本を参考にしながら、70センチ四方くらいのサイズにしました」(30代ママ)
「手編みのおくるみを作るのであれば、長く愛用していきたいと思い、他の使い方もできるサイズを考えました。おくるみとしてだけでなく寒い時期にブランケットとしても使えそうな長方形のおくるみにしました」(20代ママ)
赤ちゃんを包むときに使いやすいように小さめサイズにするなど、おくるみの大きさを工夫していたママもいるようです。サイズの他にも、正方形や長方形などおくるみの形について考えておくと幅広い使い方ができるかもしれません。
「おくるみの手芸本を見ると、かぎ針を使うか棒針を使うかによっても編み方が変わるようでした。編み物にあまり慣れていなかったので、かぎ針1本で気軽に編めそうなキットを用意しました」(30代ママ)
かぎ針や棒針のどちらを使うかによってもおくるみの編み方が変わってくるようです。ママのなかには、凝った編み方は難しそうだと思ったので、基本的な編み図や初心者用のキットを選んだという声もありました。
手作りできる手編みのおくるみのデザインが気になることもあるかもしれません。実際にママたちが作ったおくるみと作り方について聞いてみました。
「かぎ針でバスケット編みのおくるみを作るときは、クリーム色の毛糸を使って一色使いにしました。引き長編みと、裏引き長編みを繰り返すだけでバスケット模様になるので、編み方を覚えてしまえば簡単に作りやすく、思ったより短時間で完成しました」(30代ママ)
一色使いの毛糸を使った、模様編みのおくるみの作り方があるようです。どのような編み方にするかは、手芸の本やインターネットなどを参考にしながら決めるとよいかもしれませんね。
「正方形のモチーフをかぎ針を使って幾つか編んで、最後につないで完成するおくるみを作りました。小さいモチーフ編みは、妊婦健診の待ち時間など外出先でも気軽に編むことができました」(40代ママ)
モチーフつなぎのおくるみは、正方形のモチーフを幾つか編んだあとに、最後にモチーフ同士をつなげて完成する作り方のようです。モチーフのつなぎ方には、毛糸針で縫いつなげる方法やかぎ針を使った鎖編みでつなげる方法もあるようです。
「夏の出産だったので、ガーゼのおくるみを縁取るように編んでおくるみを作りました。細めの糸とレース針を使って縁取ったのですが、素敵に仕上がりとても気に入っています」(30代ママ)
おくるみの布の縁をかぎ針やレース針で縁編みするおくるみの作り方は、市販のおくるみをアレンジする方法なので取り組みやすそうです。おくるみ自体は布素材なので、毛糸の重さが気になる場合や秋冬以外の気温の暑い季節で使いやすいかもしれません。
手編みのおくるみを作るときにママたちはどのような工夫をしているのでしょうか。コツや意識したことについて聞いていました。
「初心者向けのおくるみのキットを購入したのですが、編み図を見てもどう編めばよいのかわからないことがありました。キットについていた説明書の写真で見てもわからないときに、インターネットなどの編み方の動画を参考にするとわかりやすかったです」(20代ママ)
編み方が複雑な場合は、動画を参考にするとわかりやすいですね。その他、編み物経験者に教えてもらったり、ワークショップなどに参加して編み方を覚えたというママの声もありました。
「以前編み物をしたときに、きつく編みすぎると目が詰まって重くなってしまったことがありました。赤ちゃん用のおくるみを編むときは、太めのかぎ針を使うなど工夫してゆるめに編むように意識しました」(30代ママ)
手編みのおくるみを編むとき、太めの針を使うなどゆるめに編むことを意識したママもいるようです。ゆるめに編むことで使う毛糸が減る分、おくるみの重さも軽くなったというママの声もありました。
「冬におくるみを編んだのですが、網目から風が入って少し寒いかもしれないと思ったのでガーゼで裏地をつけました。赤ちゃんを包むときは内側にガーゼがあたるようにすると、毛糸の素材感もあまり気にならないかなと思いました」(30代ママ)
冬などの寒い季節や、ニットの肌ざわりが気になるときに、裏地をつけたママもいるようです。裏地をつけない場合、薄手のおくるみを手編みのおくるみの内側に重ねて使うなど工夫することもできそうですね。
手編みのおくるみの作り方には、かぎ針や棒針を使った模様編みやモチーフつなぎ、縁編みなどさまざまな方法があり、材料や編み図が揃ったキットを使ったママもいるようです。
春夏や秋冬の季節にあわせた毛糸やサイズを選んだり、裏地をつけたりするなど工夫しながら、赤ちゃんに温もりのある素敵なおくるみをプレゼントできるとよいですね。
2019年02月04日
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