男性の産休や育休について気になっているパパやママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、給与や期間などの日本における男性の産休、育休の制度や、パパの産休育休のすごし方、男性が産休や育休制度を使ってよかったことを、資料とパパやママの体験談をもとにご紹介します。
男性の産休や育休について詳しく知りたいと考える方もいるのではないでしょうか。実際に日本で産休や育休を取得した男性はどのくらいいるのでしょうか。パパたちに話を聞いてみました。
「妻が出産してすぐに産休を取りました。会社に産休や育休をとれる制度があるので助かりました」(20代パパ)
「産休の制度が会社にないのでとりませんでした。ただ、育休は認められているので会社に申請してとることができました」(30代パパ)
会社の制度を利用して産休や育休をとったパパがいました。会社によって産休や育休のとりかたに違いがあるようですが、国をあげて推進しているため、男性でも徐々に産休、育児休業が取りやすくなってきているようです。
日本の男性の産休や育休の制度とはどのようなものなのでしょう。内閣官房内閣人事局と厚生労働省の資料を参考に見ていきましょう。
産休や育休を取ったパパは休業中にどのようなことをしているのでしょう。産休育休の期間やすごし方をパパたちに聞いてみました。
「妻の退院にあわせて産休を2日間取りました。会社に産後2週間の間に産休が2日取れるという制度があったので利用しました」(30代パパ)
「子どもが1歳になって妻が仕事に復帰したので、交代で育休を取りました。出産後2週間ほど育児休業を取得してあったので、1歳から2カ月間の育児休業を取ることができました」(30代パパ)
産休や育休の取得期間は会社の制度や仕事によって違いがあるようです。育児休業をどのくらい取るかは出産前に夫婦で話しあって計画しておくと、制度を利用しやすいかもしれません。
「産休中に子どもの出生届などの手続きをしました。初めての手続きで心配でしたが、必要な書類の作成や申請がしっかりできました」(20代パパ)
産休や育児休業を赤ちゃんのための手続きに利用したパパがいました。赤ちゃんの名前を届け出るなどの大切な手続きなので、しっかり確認しながらできるとよいかもしれません。他に、出産内祝いの準備などをしたという声もありました。
「育休の間は子どものおむつ替えや部屋の掃除など、自分にできそうな家事や育児をしていました。子どもが夜泣きをしたときは、深夜にドライブをしたこともあります」(30代パパ)
「下の子が生まれたときに育休を取り、上の子の世話や食事作りなどをしました。上の子が保育園に行く前だったので、子どもといっしょに散歩などにも出かけました」(30代ママ)
育休を取ったパパたちは赤ちゃんや上の子のお世話をしたり、掃除や食事作りなどの家事を行ったりしているようです。育児休業中に庭に子どもが遊べる砂場を作ったというパパの声もありました。
パパが産休や育休を取ることをママやパパはどのように感じているのでしょう。産休育休制度を使ってよかったと感じていることを聞いてみました。
「夫が育児休業を取れたために、2人で協力して子育てすることができました。赤ちゃんが1歳になるまでは、おむつ替えやお風呂などのお世話の他に予防接種や健診などで出かける幼児も多いので、2人で協力できてとてもよかったと思います」(30代ママ)
赤ちゃんが1歳くらいになるまでの育児休業中には、赤ちゃんのお世話以外にも必要なことがこまごまとあるかもしれません。夫婦2人でいっしょに子育てができると、ママも嬉しいですよね。
「1年間の育休を取ったことで子どもの成長の様子を夫婦でいっしょに見ることができ、子育ての大変さと楽しさを味わえました。子どものエピソードなどを食事しながら話しあうこともでき、有意義な時間をすごせました」(40代パパ)
男性が産休や育休を取ることで、子育ての楽しさを夫婦で共有できたというパパがいました。生まれてからの1年間の成長を間近で見たり感じたりすることができると、その後の子育てにも参加しやすくなりそうです。
男性の産休や育休の制度を利用してよかったと感じるパパやママがいました。日本の育児休業制度を見ると、給与の67%が育児休業給付金として支給されたり、夫婦で取得する期間を考えて利用したりすることができるようです。
赤ちゃんが生まれたら男性も産休や育休の制度を活用できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年1月29日時点で作成した記事になります。
2019年01月30日
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