出生届提出後マイナンバーはいつわかる?赤ちゃんのマイナンバーカードの申請方法

出生届提出後マイナンバーはいつわかる?赤ちゃんのマイナンバーカードの申請方法

出生届を提出すると、赤ちゃんのマイナンバーはいつ知ることができるのか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、マイナンバーとは何かや赤ちゃんのマイナンバーが必要な場面とマイナンバーの便利な使い方、赤ちゃんのマイナンバーはいつわかるのかやマイナンバーカードの取得方法についてご紹介します。

マイナンバーとは

内閣府のホームページによると、マイナンバーとは、日本に住民票があるすべての人が持つ12桁の番号のことです。社会保障、税、災害対策の3分野で共通の番号を導入することで、個人の特定を早く、確実に行うことが可能になるとされています。これにより、行政の効率化、国民の利便性の向上、さらに公平・公正な社会を実現を図ることを目的とした制度をマイナンバー制度というようです。

出典:「マイナンバー制度について」/内閣府

赤ちゃんにマイナンバーは必要?

赤ちゃんにも割り振られるマイナンバーですが、赤ちゃんにもマイナンバーが必要なときはあるのか気になるママもいるかもしれません。実際に、赤ちゃんのマイナンバーが必要なときやマイナンバーの便利な使い方をご紹介します。


赤ちゃんのマイナンバーが必要なとき

マイナンバーが必要なとき
iStock.com/monzenmachi

内閣府の資料によると、児童手当の申請や預貯金口座を開設するときなどに、市町村や銀行、郵便局などに赤ちゃんのマイナンバーを伝えるとされています。出産後のさまざまな手続きをする前には、赤ちゃんのマイナンバーを確認できるとよいかもしれません。

その後も、子どもの成長に伴って、就職するときや税金の手続き、年金給付の手続きなど、生活のさまざまな場面でマイナンバーが必要となるようです。


マイナンバーの便利な使い方

内閣府の資料によると、マイナンバー制度ができたことにより、各種手続きの際に添付書類の準備や提出を省略できるといった便利な面があるようです。また、マイナンバーカードを申請して作ることで、公的な身分証明書として使えたり、コンビニで住民票の写しなどの証明書が取得できたりする市町村もあるとされています。

出典:「マイナンバーまるわかりガイド」/内閣府
出典:「マイナンバーの届出にご協力ください」/一般社団法人全国銀行協会・内閣府

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赤ちゃんのマイナンバーはいつわかる?

出生届を出した後のさまざまな手続きをする上で、マイナンバーが必要になる場面があるようですが、実際に赤ちゃんのマイナンバーはいつわかるのでしょうか。赤ちゃんのマイナンバーが決まるタイミングや、通知がくる前にマイナンバーを知る方法をご紹介します。


マイナンバーが決まるとき

地方公共団体情報システム機構のホームページによると、赤ちゃんのマイナンバーは出生届を提出し、住民票が登録されるときに番号が割り振られるとされています。赤ちゃんのマイナンバーを決めるために、出生届以外に何か特別な申請をする必要はないようです。


マイナンバーを知りたいときは?

地方公共団体情報システム機構のホームページによると、赤ちゃんのマイナンバーは出生届を提出して住民票登録が終わった後に送られてくる、マイナンバーの通知カードを確認することで知ることができるようです。

通知カードは、新生児の場合、住民票が登録されてから約3週間ほどで簡易書留で届くとされています。自治体によっても異なるかもしれないので、いつ頃届くか知りたい場合は確認してみるのもよいかもしれません。

マイナンバーは、通知カードのほか、マイナンバー入りの住民票を自治体で発行してもらうことで知ることもできるようです。

マイナンバーカードの取得方法

地方公共団体情報システム機構のホームページによると、マイナンバーが記載された顔写真つきのマイナンバーカードを取得すると、身分証明書として利用できるほか、自治体サービスなどのさまざまなサービスにも使えるとされています。赤ちゃんが生まれたら、マイナンバーカードを申請しようと考えるママもいるのではないでしょうか。ここでは、マイナンバーカードの取得方法についてご紹介します。


申請方法

マイナンバー
iStock.com/kohei_hara

地方公共団体情報システム機構のホームページによると、15歳未満のマイナンバーカードの申請の際には、法定代理人による申請が必要なようです。赤ちゃんのマイナンバーカードを申請するときには、パパやママが手続きを行うとよさそうです。

マイナンバーカードを申請するときは、「郵便による申請」「スマートフォンによる申請」「パソコンによる申請」「証明写真機による申請」の4つの方法があるとされています。

マイナンバーカードの交付申請書を記入して郵送したり、交付申請用のWEBサイトにアクセスし、必要事項を入力して申請したりと、それぞれの申請方法によってやり方が変わるようです。申請のしやすさなど、自分に合った申請方法を選ぶとよいかもしれません。


赤ちゃんの申請写真の撮影方法

マイナンバーカードの申請には顔写真が必要なようです。1人で椅子に座ってじっとすることができない赤ちゃんの場合は、どのようにして写真を撮影すればよいのでしょうか。

地方公共団体情報システム機構のホームページによると、赤ちゃんを布団などの上に寝かせて撮影する方法と、誰かがが赤ちゃんを抱いて撮影する方法の2つがあるとされています。背景に柄があったり、顔が横向きだったりすると申請写真として受理されないこともあるようです。

真っ白なシーツの上に寝かせて真正面から撮影したり、赤ちゃんを抱っこする人が白い布を被ったりするという方法もあるとされています。


受け取り方法

地方公共団体情報システム機構のホームページによると、マイナンバーカードの交付準備が整うと自宅にマイナンバーの交付通知書というハガキが届くようです。

マイナンバーカードは、原則として本人が受け取るとされているようですが、赤ちゃんなど、15歳未満の子どもは、法定代理人であるママやパパが同行するとされています。交付通知書やマイナンバーの通知カード、赤ちゃんや受け取り人のパパやママの本人確認書類など必要書類を持って、交付通知書に記載されている受け取り場所でマイナンバーカードを受け取るとよいようです。

出典:マイナンバー(個人番号)のお知らせ個人番号カード交付申請のご案内/総務省・地方公共団体情報システム機構

出生届を出したらマイナンバーを確認しよう

画像
iStock.com/Milatas

赤ちゃんの出生届を提出するとマイナンバーが割り振られ、児童手当を申請するときなど、赤ちゃんでもマイナンバーが必要な場面があるようです。赤ちゃんのマイナンバーカードを作りたいときは、ママやパパが申請や受け取りをするとよいかもしれません。出生届提出後には、通知カードや住民票でマイナンバーを確認できるとよいですね。

出典:マイナンバーカード総合サイト/地方公共団体情報システム機構

※記事内で使用している参照内容は、2018年6月20日時点で作成した記事になります。

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