出産後に着る入院用のパジャマを用意するとき、必要枚数の他に夏など季節にあわせた選び方、パジャマの下に着るものが気になる方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、パジャマを用意で意識したことや前開きパジャマなどの紹介の他にパジャマにあわせたインナーの工夫について体験談を交えてご紹介します。
産後の入院中のパジャマを用意しようと考えたとき、どのように用意したらよいのか悩むこともあるかもしれません。ママたちにパジャマを用意するときに気になったことを聞きました。
「出産後の入院中のパジャマはどのようなものが快適にすごせるかや、用意する枚数のことが気になっています。他のママたちが意識した用意のポイントが知りたいです」(20代ママ)
「夏出産なのですが、季節にあわせた入院中のパジャマはどのようなものを選べばよいか悩んでいます。また、パジャマの他に用意するインナーやショーツの枚数も気になります」(30代ママ)
ママたちは、出産後のパジャマを用意するときに、選び方の他に、何枚用意すればよいのかなどが気になっているようです。実際に、ママたちはどのように入院中のパジャマを用意しているのでしょう。
ママたちは、どのようなポイントでパジャマの用意を考えたのでしょう。何枚用意したかとあわせて聞きました。
「入院日数を考えて、パジャマを用意する枚数を考えました。毎日母が来てパジャマを洗濯してくれるとのことだったので、私の場合は2枚の用意で足りました」(30代ママ)
出産の入院日数は一般的には5~7日程度のようですが、帝王切開や産後のママの体調によっては日数が変わることもあるかもしれません。ママのなかには、先に出産した友人に相談して、何枚あると安心かを聞いてからパジャマの枚数を決めたという声もありました。
「暑い夏の出産だったので、汗をかくことを考えて半袖タイプのパジャマを2枚と、袖をロールアップして調節できるタイプのマタニティパジャマを1枚用意しました」(30代ママ)
「私の場合、冬の出産だったことであまり汗もかかないと思ったので入院中のパジャマは素材違いで2枚用意しました」(20代ママ)
出産時期によって用意するパジャマのデザインや、枚数が変わることもあるようです。枚数だけでなく、夏は涼しく冬は暖かい素材を意識して選ぶと入院中も快適にすごせるかもしれませんね。
「出産後は赤ちゃんのオムツ替えや吐き戻しなどでパジャマが汚れるかもしれないと思ったので、予備も含めて3枚用意しました」(40代ママ)
「一人目出産のときに産後の悪露でパジャマを汚してしまい、替えのパジャマやショーツがなくて慌てたことがありました。二人目の出産で入院するときのパジャマやショーツは、予備を含めて多めに用意しました」(30代ママ)
産後の入院中のパジャマは、授乳やオムツ替えなどの赤ちゃんのお世話で汚れる場合や、ママの悪露で汚れてしまうことがあるようです。入院中はすぐに洗濯もできないことから、パジャマや下着が汚れても慌てることのないように、予備を用意しておくと安心かもしれません。
出産後に着る入院用のパジャマの選び方が気になるママもいるかもしれません。ママたちが選んだパジャマのタイプと使いやすいと感じたポイントをあわせて聞きました。
「出産後はすぐ始まる赤ちゃんの授乳のことを考えて、授乳口がついたマタニティパジャマを用意しました。入院中は授乳にも慣れていないことから、サッとおっぱいが出せる授乳口つきタイプのパジャマは便利でした」(30代ママ)
赤ちゃんに授乳しやすい、授乳口がついたマタニティパジャマを選んだというママがいました。パジャマの下に着るインナーも授乳ブラやタンクトップを選ぶことで、授乳しやすいかもしれませんね。
「前開きできるパジャマは、授乳指導や診察のときに脱ぎ着しやすく便利でした。スナップボタンのタイプを選んだことで、ボタンをかける時間もかからず着替えやすかったと感じています」(40代ママ)
「長め丈の前開きワンピースはベッドで寝たまま着替えることができて便利でした。ズボンがないことで、内診の診察だけでなく産後ケアパッドの交換もスムーズでした」(20代ママ)
入院中のパジャマは、脱ぎ着しやすいタイプを選ぶこともポイントになるようです。他には、ゆったりと脱ぎ着しやすいことで、シャワーのときにも着替えがしやすかったというママの声もありました。
「お腹周りを締めつけないゆったりしたデザインのワンピースタイプを選びました。授乳するときなど座ったときにお腹が楽ですごしやすかったです」(30代ママ)
「赤ちゃんを抱っこしたときのことを考えて、肌当たりが優しいガーゼ素材のパジャマを選びました。夏で暑い時期の出産だったのですが、自分自身も着心地がよく快適でした」(40代ママ)
入院中のママのすごしやすさや、赤ちゃんの抱っこを考えると着心地のよさもポイントになってくるかもしれません。入院中だけでなく産後もしばらく着ることを考えて、快適にすごせる素材を選ぶのもよさそうです。
出産時期によって、パジャマの着こなしは変わってくるのでしょうか。実際に、ママたちにパジャマの着るときの工夫を聞きました。
「春の出産だったのですが、まだ肌寒いと感じる時期でもあったので、前開きの授乳ブラの上に重ねて着ることができる薄手のインナーを用意しました」(20代ママ)
「夏は冷房対策で薄手のカーディガンの羽織の他に、パジャマの下に着るインナーもお腹が冷えないカップのついた授乳タンクトップを用意しました」(30代ママ)
春夏の入院では、パジャマの上には体温調節しやすい羽織を取り入れながら、パジャマの下に着るインナーを工夫していたようです。夏の季節は、汗をかくことを考えてインナーの替えの枚数を考えておくとよいかもしれません。
「秋冬の肌寒い季節には、前開きパジャマの下にニットの腹巻きを使っていました。授乳や着替えのときもお腹が冷えにくいと感じ、暖かくすごせました」(40代ママ)
秋冬の入院では、ママの体が冷えないようにパジャマの下に着るものを工夫するとよさそうです。ママのなかには、パジャマの下に着るインナーは保温性のあるタイプを取り入れたり、部屋の移動用に暖かい羽織を用意したという声もありました。
ママたちに聞くと、出産後に入院中に着るパジャマは、授乳しやすいタイプや前開きの着替えやすいタイプを選んでいるようです。パジャマの枚数やパジャマの下に着るインナーは、春夏や秋冬など季節にあわせて考えるとよいかもしれません。
出産時期や入院生活のことを考えながら、快適にすごせるパジャマを用意できるとよいですね。
2018年11月02日
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