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妊娠中の保育園。上の子やお腹の赤ちゃんの申し込みや利用は可能か
妊娠中の保育園利用に備えよう
2人目以降の赤ちゃんを妊娠中に、保育園を利用できるのかと考えるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、妊娠中にお腹の子の入園申し込みができるのか、上の子を預けられるのかなど、さまざまなケースについて体験談を交えて紹介します。
妊娠中に保育園の利用を検討するとき
2人目以降の赤ちゃんを妊娠中に保育園の利用を考えたことがあるママもいるのではないでしょうか。ママたちは、保育園の利用についてどのようなことを考えたか聞いてみました。
20代ママ
30代ママ
「お腹に赤ちゃんがいて、長男の保育園の利用を検討しています。体調が優れないことがあり、なかなか上の子の相手ができず保育園に預けられたらなと思っています。」
2人目以降の赤ちゃんを妊娠中に、まだお腹にいる赤ちゃんの保育園を利用する申し込みができるのかということや、1人目の子どもを保育園に預けられるのかと、疑問に感じたママがいるようです。
実際にママたちが保育園の申し込みをしたときは、どのようなケースだったのでしょうか。
妊娠中に保育園の申し込みはできる?
お腹に赤ちゃんがいる場合、保育園の申し込みはできるのかと気になるママもいるのではないでしょうか。どのような状況のときに申し込みをしたのか、ママたちに聞いてみました。
働いている場合
30代ママ
「今まで正社員として勤務していて、産後は一年間育休を取るつもりです。お腹にいるときに申し込みへ行くと、毎年その年度ごと1年単位で申し込みを受けつけているとのことで、来年度の入園申し込みの時期に来るように言われました。」
30代ママ
「私の場合、自営業で育休などがないため、子どもが3カ月くらいになったら働きたいと思っていました。すぐに仕事復帰できるよう、子どもはまだお腹にいましたが申し込みに行きました。」
保育園の申し込みは、4月から入園の場合は前年度の申し込み期間に行い、途中入所の場合は入る1カ月前あたりまでに申し込みを行うという地域もあるようです。途中入所の受付期間は1年前からや半年前からなど、自治体によって違うようなので確認してみるとよいかもしれません。
これから働きたい場合
20代ママ
「妊娠がわかってから一旦仕事を辞めたのですが、子どもが生まれてからまた少しずつ働きたいと思っていました。求職中は保育園の利用が認められるようだったので、申し込みに行きました。」
内閣府の資料によると、保育園を希望するときに保育認定を受けることで、利用できるようです。求職活動をする場合は、保育を必要とする事由に含まれるため認定を受ける対象となりそうですね。
働く予定はない場合
30代ママ
「妊娠中に保育園の申し込みができるか市役所の担当窓口に相談に行くと、就労の有無を尋ねられました。今は働いておらず、この先もしばらく働く予定はないと答えると、一時利用はできるが通常利用は難しいとのことでした。」
内閣府の資料によると、認可保育園の利用は就労しているなどの認定を受ける対象に当てはまらない場合、通常利用は難しい場合もあるようです。就労などの理由がない場合は、一時保育やベビーシッターなどの利用ができるか検討するとよいかもしれません。
2人目以降の妊娠中に上の子の保育園利用はできる?
2人目以降の妊娠中に、上の子を保育園に預けたいと考えるママもいるかもしれません。さまざまなケースのとき、入園の申し込みができたかをママたちに聞いてみました。
すでに在園している場合
30代ママ
「上の子を認可外保育園の未満児クラスに預けながら仕事をしていました。下の子を妊娠中に育休中も預けられるか相談すると、受け入れできるとのことだったので保育園に預けていました。」
一般的に認可外保育園や無認可保育園と呼ばれる、認可外保育施設に子どもが通うママからは、下の子の育休中に上の子の継続利用ができたという声が聞かれました。下の子の産休や育休期間に上の子の継続利用ができるかどうかは、自治体やそれぞれの園によってさまざまなようなので、通っている園に相談してみるとよいかもしれません。
これから申し込みたい場合
30代ママ
「通おうと思っている園が保育園枠と幼稚園枠を設けている認定こども園でした。働いていなかったので受け入れは難しいのかと思っていましたが、幼稚園枠なら就労していなくても通えるとのことで、幼稚園枠に入園しました。」
認定こども園の場合、就労していない場合や育休中に幼稚園枠での受け入れができることもあるようです。内閣府の資料によると、子どもの年齢や親の就労など保育の必要事由などによって、どのような保育認定が受けられるか変わってくるようです。それぞれの状況によって、自治体の窓口などで相談してみるとよいかもしれません。
妊娠中に保育園利用を考えたとき意識したいこと
子どもが生まれてから保育園を利用したいと考えたとき、入りたい時期に間にあわなかったということもあるかもしれません。妊娠中に保育園の利用を考えたときに意識したいこととは、どのようなことなのでしょうか。
市や園に相談する
20代ママ
「2人目の子が生まれたら6カ月くらいで保育園に預けて、仕事復帰しようと思っていました。上の子がすでに保育園に通っていたので、同じ園に兄弟で預けられるということや他の保育園の空き状況を市に相談してみました。」
園によっては、1人目の子どもが通っている園に優先的に入園できるところもあるようです。市町村や園によって条件や、利用の申し込み方法などが変わるようなので、市町村や保育園に相談してみるとよさそうですね。
早めに準備をする
30代ママ
「1歳から保育園に預けて仕事復帰したかったので、早めに市に連絡をしました。住んでいる地域では、時期によっては申し込みをした順に入園となりキャンセル待ち状態になると聞いたので、早くから準備したことで保育園に入れました。」
地域によっては、入園の順番待ちやキャンセル待ちをしている家庭もあるようです。早めに準備をして、申し込みに備えられるとよいかもしれませんね。
妊娠中に保育園の利用ができるかはさまざま
2人目以降の子どもを妊娠中に保育園の利用を考えるときには、お腹の中にいる赤ちゃんを預けたいと考えるママや上の子を預けたいと考えるママなど、さまざまあるようです。
就労の有無や保育園の空き状況によって、受け入れられるかが異なってくるようです。市町村や園に相談するなどしながら、保育園入園について考えてみるとよいかもしれませんね。
「現在妊娠中なのですが、来年度の4月から利用できるよう申し込みをしたいと思っています。まだ生まれていない赤ちゃんでも、保育園の申し込みはできるのでしょうか。」