こちらの記事も読まれています
マタニティ期に法事へ出席するときの服装や持ち物、気をつけたいこと
法事を欠席する際の伝え方
妊娠中に法事へ出席するとき、フォーマルなワンピースなどマタニティ用の礼服やストッキングはあるのか気になるママもいるかもしれません。欠席する際どうしたらよいか知りたい場合もあるでしょう。今回は、マタニティ期に法事へ出席するときの服装や持ち物、気をつけたいこと、欠席する際の伝え方をご紹介します。
マタニティ期の法事はどうする?
初七日や四十九日、一周忌などにお寺や故人の自宅で行われる法事ですが、マタニティ期に出席する場合、服装や持ち物はどうしたらよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。
故人を偲びたい気持ちがあっても、体調が不安で出席すべきか迷ってしまう場合もあるかもしれません。
マタニティ期に法事へ招かれたとき、具体的にどのようにしたらよいのでしょうか。
マタニティ期に法事へ出席するときの装い
服装や身につけるもの、化粧や髪型など、マタニティ期に法事へ出席するときの装いについて、ママたちの声をまじえてご紹介します。
お腹が大きくないときの服装
30代ママ
法事の服装は、ブラックフォーマルの礼服が一般的のようです。
葬儀の際に着ていくような喪服であれば問題ないでしょう。
法事の回数を重ねていくと、黒のスーツやジャケットのような平服で出席してもよい場合があるようです。
お腹が大きい場合の服装
30代ママ
元々持っていた喪服は、ゆったりした締め付けのないデザインなので、お腹が大きくても使えます。
30代ママ
授乳服としても使えるマタニティ用のブラックフォーマルの礼服は、産後の冠婚葬祭のときも使いやすいと思います。
妊娠前に使っていた礼服が、ウエストのゆったりしたワンピースタイプであれば、お腹が大きくてもそのまま使うことができるかもしれません。
礼服を初めて用意する際や、少しでも快適に着たい場合は、マタニティ用の礼服があるとすごしやすいでしょう。
手持ちの礼服が使えず、マタニティ用の礼服を買う予算もない場合に、オフィスカジュアルな黒いパンツやジャケット、カットソーを使ったというママの声もありました。
靴やストッキング、アクセサリー
30代ママ
妊娠中お腹が大きいときは足元が不安定なので、ローヒールのパンプスを履きます。
法事に履いていく靴は、飾りが目立たずシンプルで光沢のない黒のパンプスが一般的なようです。
太めでローヒールのパンプスは、妊娠中でも安定感があり疲れにくいかもしれません。
また、法事の際は黒いストッキングを履くのがマナーとなるようです。
お腹にフィットしやすく、着圧でむくみ対策にもなるマタニティ用ストッキングは、履き心地がよいかもしれません。
法事でアクセサリーを身につける際は、パールのネックレスや結婚指輪だけなど控え目にしましょう。
化粧や髪型
30代ママ
ラメが入ったものは避け、ブラウン系のメイクで落ち着いた印象を与えられるようにします。
法事の際の化粧は、派手にならないように薄いナチュラルメイクがよいかもしれません。
髪型も、後ろで1つにまとめるなど落ち着きのあるすっきりとした髪型がよいでしょう。
髪色が明るいときは、ヘアマニキュアやスプレーで一時的に暗い色にする方が無難かもしれません。
マタニティ期に法事へ出席するときの持ち物
マタニティ期に法事へ出席するときの持ち物として、下記のものを必要に応じて用意するとよいでしょう。
・香典
・数珠
・エプロン
・母子手帳や健康保健証
・常備薬
・ストールやカーディガン、替えのストッキング
・ハンカチタオルやポケットティッシュ
・ナプキンやビニール袋
・スマホや充電器
・フォーマルバッグやサブバッグ など
法事の際、食事の席や台所でお手伝いをする場面もあるかもしれません。普段使いのエプロンではなく、黒や白色のシンプルなものがあると便利でしょう。
また、法事で使うバッグは、飾りや模様、光沢のない黒いフォーマルバッグがマナーとしてよいようです。サブバッグや寒さ対策の羽織ものなども、黒でまとめると失礼になりにくいかもしれません。
万一の場合に備えて、母子手帳や健康保険証、ナプキンも持ち歩いておくと安心でしょう。
マタニティ期に法事へ出席するとき気をつけたいこと
マタニティ期に法事へ出席するとき、気をつけたいことをご紹介します。
出席できる体調か判断する
妊娠中は赤ちゃんとママの健康を優先して考えることが大切でしょう。
妊娠中の敏感な時期、お焼香のにおいが気になったり、お経の間座り続けていると気分が悪くなることもあるかもしれません。
法事へ出席できる体調か、自分で判断しにくい場合は、産婦人科やパパに相談したり、大事をとって欠席するのもひとつの方法でしょう。
妊娠中であることを事前に伝える
妊娠中は、休憩をとるため法事中に席を外すこともあるでしょう。
特に、お腹が目立たたない時期は、席を立つことで周囲の方が驚いてしまう場合もあるかもしれません。
妊娠中でも出席して問題ないか、法事をとり行う施主の方に確認しておくと安心でしょう。
遠方の場合の負担に備える
遠方の慣れない場所は、法事会場や駅まで歩く必要があるかなどルートを調べたり、タクシーを呼べる番号も確認しておくと役に立つかもしれません。
慣れた場所でも、妊娠中は普段より疲れやすいこともあるため、できるだけ他の人と同行するようにしましょう。
マタニティ期に法事を欠席する際の伝え方
法事を欠席する場合は、電話などでなるべく早めに相手に伝えましょう。
「妊娠中で法事に出席すると迷惑をかける」など、法事や相手のことを考えた伝え方を意識するとよいかもしれません。
案内状が届いている場合は、欠席する旨を記載した返信ハガキと共に、御仏前や御霊前と書かれた袋に香典を包んで送ると、相手へ気持ちも伝わりやすいでしょう。
マタニティ期は体調を考慮して法事に出席しよう
今回は、マタニティ期の法事について、出席時の服装などの装いや持ち物、気をつけたいこと、欠席するときの伝え方についてご紹介しました。
手持ちのワンピースタイプのブラックフォーマルの礼服や、マタニティストッキングは妊娠中、法事に出席する上で役に立ちそうですね。
出席できる体調か落ち着いて判断したり、法事の施主や出席する方へ配慮する気持ちは、周囲に迷惑をかけないためにも大切でしょう。
赤ちゃんやママに負担がないよう法事に出席できるとよいですね。
お腹がまだ大きくない時期であれば、手持ちの喪服を着ていきます。