子連れで海外旅行。おすすめの行き先や体験談、飛行機に乗る際のコツ

子連れで海外旅行。おすすめの行き先や体験談、飛行機に乗る際のコツ

2017.10.14

子連れで海外旅行に行きたいとは思っても、飛行機や時差、現地の状況など不安なこともありますよね。しかし、海外での経験は子どもにとっても家族にとっても忘れられない思い出になるのではないでしょうか。そこで今回の記事ではママたちの体験談から、海外旅行で気をつけるべきポイントやおすすめの行き先について考えてみました。

子連れ旅行でポイントなのは「どこへ行くか」より「どんな旅行にするか」ではないでしょうか。乳幼児連れなら、いろいろな所を大勢でまわる観光ツアーは避けた方がよいかもしれません。

子どもが体調を崩しても予定を変更できませんし、授乳やオムツ替えも自由にできません。個人で手配するか、飛行機とホテルだけがセットになっているプランなど、自由度の高い旅行がおすすめです。

海外旅行を計画する親子

【0歳~2歳児】おすすめの海外旅行先

0歳~2歳児の間は体力もできることも大きく違います。子どもの成長に合わせた海外旅行のプランを立てたいですね。


0歳児と行く海外旅行

ひとつのホテルに滞在してのんびり過ごすのがおすすめ。観光地を次々とまわる旅行は負担が大きいかもしれませんね。

飛行機に乗る時間が短いことや、ビーチリゾートなど現地でのんびりすごすことができる場所がおすすめの旅行先です。


1歳~2歳児と行く海外旅行

いつもと違うものに不安感を抱きやすい性格の子どもにとっては、0歳の頃より旅行をするのが難しいかもしれません。出発前に旅行の楽しいプランをお話してあげると、不安も小さくなるかもしれません。

人が多いと親子共々疲れてしまうので、街めぐりより自然を楽しむ旅行がよいですね。レンタカー利用など、家族だけの空間は安心するようです。

ハワイはレンタカー利用もしやすく、子連れも多い旅行先です。フライトは少し長いですが、1歳~2歳でも楽しめるのではないでしょうか。

【3歳~6歳児】おすすめの海外旅行先

興味も関心も広く強くなってくる3歳~6歳児。飛行機での移動も随分と楽になるのではないでしょうか。

旅行で子どもの好奇心を刺激できるのはよいのですが、はしゃぎすぎて移動の際に迷惑になることも心配の種。思い切り体を動かせる遊具のある空港も増えているようなので飛行機に乗る前や乗り換えの際は利用してみるのもよいでしょう。


3歳~4歳児と行く海外旅行

理解も進み、知らないものに対して好奇心が大きくなる子どもも多いのではないでしょうか。親子で楽しめるアクティビティーも3歳を超えればずっと増えます。イルカと戯れたり、アトラクションに参加したり、家族みんなで楽しみましょう。

シンガポールなどは、動物園や水族館も多く子連れに人気の旅行先のひとつです。


5歳~6歳児と行く海外旅行

博物館や現地の人とのふれ合いが楽しめるようになりだす時期。子どもの興味関心にも特徴が出るので、動物園や自然科学博物館といった施設から行き先を選ぶのもひとつです。

アメリカ本土は遠いですが子どもの受け入れ態勢は抜群で、子ども向けの博物館や美術館も非常によくできています。実際に現地の人とふれ合えるチャレンジしてみたいところ。

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子連れ海外旅行の体験談

海外旅行の荷物

ここからは実際に子連れ海外旅行に行った方々の体験談を紹介します。


0歳児とヨーロッパへ

首が座り、帰省のためヨーロッパへ。飛行機のエンジン音と薄暗い雰囲気でずっと寝ていました。ただバシネットの位置が高く、手を伸ばして支え続けなければならなかったので、ちょっと大変でした。


2歳児とハワイに

2歳直前の子どもとハワイに。小児運賃がかからなくてラッキーと思っていたのですが、それは子どもを抱っこして搭乗する場合だけ。腰が砕けそうで、小児運賃を払ってでも座席を確保すればよかったです。


3歳児とアメリカへ

子連れでアメリカに行きました。たくさん声をかけてもらい、自分から「ハロー」「センキュー」と言うようになったことをうれしく感じました。国立公園やグランドキャニオンで自然を満喫ました。時差ボケは子どもの方が適応が早かったです。


6歳児と台湾へ

6歳で台湾などを周るクルーズで初海外旅行を経験させました。クルーズは子連れ海外旅行におすすめです。移動も観光も重い荷物を持つ必要もなく、疲れたら部屋に戻ればよいだけ。船内は広々で遊具やイベントも充実。ストレスや退屈を感じる時間もないくらいでした。食事はバイキングなので食べられるものを選べます。もっと小さな子にもクルーズ旅はよいのかもしれないと思いました。

飛行機に乗る時のコツ

パスポートやビザの確認を忘れずに

何歳であってもパスポートは必要です。早めに用意をしましょう。

また、行き先がハワイ・グアム・サイパンを含むアメリカ合衆国管轄の場合、危険人物の入国防止のチェックと承認の役割をもつ電子渡航認証システム、ESTAをネット上で全員申請しておかなければ飛行機に乗れません。カナダ・オーストラリアも同様の手続きが必要です。


ベビーカーやバギーの利用

ベビーカーやバギーはたいていの航空会社が預け荷物や手荷物とは別の扱いにしてくれます。事前にお願いすれば、搭乗口で預け飛行機を降りた場所で受け取れます。

空港内は広いのでベビーカーは大活躍。海外では4歳、5歳の子どももよくバギーに乗っています。荷物も多い海外旅行、眠いときやぐずったときのことを考えてバギーの利用も検討してみてください。


機内に持ち込みたいもの

ロストバゲージの可能性もあるので着替えとオムツは必ず多めに持っておきましょう。おもちゃは音が出ないもの、長時間遊べるものを選びましょう。

最近は座席モニターのアニメ作品などが充実していますし、機内でもおりがみやパズルなどのおもちゃをもらえるのでたくさんは必要ありません。食事のあとで機内は暗くなるので眠くなる子も多いようです。耳が痛くならないようにしておけば、意外と機嫌よくすごしてくれることは多いようです。


子連れ向けのサービスを賢く利用する

フルサービスキャリアであれば、子ども用やアレルゲン除去の機内食・座席の指定・バシネットなど事前にネットで手続きができます。

日本の航空会社の客室乗務員は、赤ちゃんや子どもに対しても心構えができていることが多いので困ったら客室乗務員に声をかけてみましょう。きっと手助けをしてくれますよ。

どのサービスも数に限りがあったり、航空会社により大きく異なったりします。特にLCCはサービスを効率化した上での低価格です。事前に航空会社について調べておきましょう。

子どもといっしょに海外旅行へ

子連れ海外旅行の飛行機

子連れの海外旅行は、実際に行ってみると、想像以上に楽しいかもしれません。子どもの年齢に応じておすすめの旅行スタイルもさまざま。子供の成長に合わせて旅行先やプランを選びましょう。

子どもは変化に対して敏感なので、親が必要以上に不安や緊張をしていると、子どもにも伝わってしまうかもしれません。大人がリラックスして子連れ海外旅行や飛行機を楽しむことが、子どもも楽しむための一番のポイントではないでしょうか。

2017.10.14

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