「パパは声優になる夢を邪魔するの?」40歳無職娘に1000万円超投じた年金暮らし親の貯蓄2600万円は風前の灯火

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転職はいつまでにしたほうがいいのか。転職ライターの安斎響市さんは「若い方が有利とは言い切れず、十分に社会人経験を積んだ30代後半~40代にも需要がある。ただし、40代になると、過去の転職回数が大きく影響する」という――。 ※本稿は、安斎響市『定年までこのまま働き続けるのはちょっと…と思ったら読む 40代からの転職と副業』(育鵬社)の一部を再編集したものです。

25歳と41歳、どちらが転職しやすい?

「もう40代なのに、今さら転職なんて、難しいんじゃないか?」

そう考える人は多いでしょう。

一般的に、20代よりも30代の方が転職の難易度は上がり、40代になるとさらに上がると言われています。

しかし、それは考え方次第です。

Aさん(25歳)
社会人経験2年半、新入社員研修の終了後は、経理アシスタントとして事務作業や伝票処理などの仕事を担当。今年「日商簿記検定3級」を取得予定で勉強中。
Bさん(41歳)
社会人経験19年、経理・財務部門で様々な業務を経験し、現在は経理第2課のマネージャーとして5名の部下を持っている。海外出張経験もあり。

このうち、「Aさんの方が転職に有利だ」と、あなたは本当に思いますか?

社会人経験を求めている企業も多い

それは、どんな企業の何の求人募集に応募するか次第でしょう。

「未経験歓迎」で、「素直に指示に従う元気な若手が欲しい」という企業から見れば、Aさんの方が欲しい人材像に当てはまるかもしれません。

一方、「経理部門の管理職経験者を採用したい」という求人に応募する場合、Aさんはおそらく書類選考で即お見送りですが、Bさんには最低でも一次面接を受けるチャンスが与えられるはずです。

必ずしも、「若い方が有利」とは言い切れません。

20代じゃないと雇ってくれない会社が多くある一方で、「指定する条件を満たした社会人経験15年以上の人じゃないと雇わない」という主に30代後半〜40代向けのポジションの募集も多くあります。

「40代だから転職は難しい」、「20代なら転職はまだまだ可能」などと単純化できるような話ではありません。

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