教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2024.04.26
新社会人はいつから新NISAを始めてもいいのか。金融教育専門家の横川楓さんは「手取りの3カ月分は絶対に手を付けないお金として貯金する必要がある。それ以外のお金があるなら、できるだけ早く始めるといい。投資信託なら100円からでも購入することができる」という――。
今年1月からスタートした新NISA。就職をして毎月決まった額の収入が入ってくる新生活のタイミングで始めてみようと考えている新社会人の方も多いのではないでしょうか。
学生の時と違いまとまったお金が入ってくる一方で、投資をするにあたり、生活費や貯金とのバランスも考えなくてはなりません。
そんな新社会人から新NISAをうまく活用していくにはどうしたらいいのかお話ししていきます。
新社会人になりたては、まだまだ入ってくるお金も少ないのが現実。一人暮らしをしていたら、手取りで生活費がカツカツという人もいるかもしれません。
限りあるお金の中で生活費のやりくりをしていくのと同時に、何かあったときのためにお金を貯めたり、増やしたりしていくことも大事です。
貯金の金額で言えば、まずは手取りの3カ月分をしっかりと貯金することを目標にお金を貯めていきましょう。そしてそのお金は“お金の防災袋”として、非常時以外絶対に手を付けないお金としてとっておき、それに上乗せする形で少しずつ貯金を増やしていくのがおすすめ。
貯金の方法としては、まず貯金用口座は絶対に作りましょう。収入が入ってきたときに毎月の貯金額を先に引いて貯金用口座に移す「先取貯蓄」をメインにしていくのが一番効率的です。また、できればそれに加えて、次のお給料日の前のタイミングで残っているお金を貯金に回す「後取貯蓄」もミックスできると、さらに効率的にお金を貯めていくことができます。
ついお金を使ってしまってあまり貯金が進まない……という人は、まずは先取貯蓄の習慣をきっちりつけることから。貯金にまわす金額分は、「絶対に手を付けないお金」という認識を強く持っておくことも大事です。
次に新NISAを始めるタイミングですが、少額からでいいのでできるだけはやく始めましょう。今投資を始めるハードルはとても下がっており、投資信託であれば100円からでも購入することができます。また、新NISAでの投資は短期で利益を出すこともできますが、日中忙しく働いている社会人であれば、基本的には放置でコツコツ投資していく長期投資が向いています。このあとご説明していくつみたて投資枠での投資を、できるだけ早く始めることがとても重要です。
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