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共働き夫婦の保育園事情。幼稚園ではなく保育園を選んだ理由
子どもが保育園に通うときにパパと決めたこと
共働きで子どもを保育園に通わせたいと考えるママやパパもいるでしょう。幼稚園ではなく保育園を選んだ理由や、子どもが保育園に通うときにパパと決めたことなどを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
保育園・幼稚園の違いや施設の目的
小学校就学前に子どもが通う施設を保育園、幼稚園のどちらにするべきか考えることもあるでしょう。保育園と幼稚園とはどのような施設なのか知りたい場合もあるかもしれません。
保育園と幼稚園の管轄や施設の目的についてご紹介します。
保育園
保育園とは、厚生労働省の管轄のもとに保育を必要とする乳幼児の保育を行う施設のことで、児童福祉法上の正式名称は保育所といいます。子どもの健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設とされています。
保育時間は基本的に1日8時間で、延長保育を行っている園もあります。
幼稚園
幼稚園は、文部科学省の管轄のもとに3歳以上の幼児を対象として保育する施設で、小学校以降の生活・学習の基盤を作る、学校教育の始まりとしての役割があるとされています。
教育時間は1日4時間を標準としていますが、園によっては午後や土曜日、夏休みなどの長期休業中の預かり保育などを実施しているところもあります。
共働きで保育園を選んだ理由
共働きで幼稚園ではなく、保育園を選んだ理由をママたちに聞いてみました。
勤務時間が長い
30代ママ
30代ママ
フルタイムで働いているため、預ける時間の長さを考えて保育園にしました。
保育時間の長さを考えて、保育園を選んだママの声がありました。園によっては延長保育の申し込みができるところもあるようです。仕事の残業がある場合も利用しやすいかもしれません。
子どもの年齢
40代ママ
子どもが1歳のときに働きたいと考えて、小さい時期から通うことができる保育園に決めました。
保育園は0歳から通うことができるため、0歳~3歳までの子どもを預けて働きたい場合は保育園を選ぶというママが多いようでした。
通いやすさ
30代ママ
働く場所の近くの保育園に決めました。子どもが風邪やケガなどで早退してもすぐ迎えに行けるように、仕事場の近くがよいと思いました。
40代ママ
車の運転ができないため、徒歩で子どもを送迎できるように、自宅の近くにある保育園に決めました。
子どもの送迎のことを考えて、仕事場や自宅周辺の保育園に決めたというママの声がありました。送り迎えは毎日のことなので、通いやすさを考えることは大切ですよね。
料金
30代ママ
考えていた幼稚園よりも保育園の料金が比較的安かったので、保育園に決めました。生活費のことを考えて、保育費用を抑えたいと思いました。
家計のことを考えて料金の安い保育園に決めたというママの声がありました。保育園の料金は、子どもの年齢や世帯年収、保育を必要とする基準指数の点数、住む地域などによって変わるようなのでしっかりと確認するとよいでしょう。
保育園に通うときにパパと決めたこと
共働きで子どもが保育園に通うときにパパと決めたことをママたちに聞いてみました。
送り迎え
30代ママ
家事はパパに頼んでいるため、保育園の送り迎えは私が担当することに決めました。
30代ママ
私の仕事の勤務時間が曜日によって違うため、保育園の送迎を分担することにしました。基本的に早めに仕事が終わったほうが迎えに行くようにしています。
子どもの送迎をパパと分担するママの声がありました。夫婦で仕事が忙しい時期が違うため、保育園の送迎についてはその都度話し合っているというママもいました。
家事分担
30代ママ
家事の分担は平日と休日に分けています。平日はパパが料理や食器洗いなどをして、休日の掃除は私がするなど、お互い協力して家事をしています。
30代ママ
朝の子どものお弁当や着替えなどは私が担当して、その他の家事全般はパパが担当しています。
子どもが小さい時期は、お世話が大変で時間がかかる場合もあるかもしれません。それぞれが手が空いたときに、そのときに必要な家事をしているというママの声もありました。
病気のときの対応
30代ママ
子どもが風邪で保育園を早退するときは、私が迎えに行くことが多いです。私が仕事で忙しいときはパパが迎えに行くこともあります。
30代ママ
子どもが病気で保育園を休むときは、基本的に私が仕事を休みます。パパの有休が取れる場合は、パパに子どもの世話をお願いするときもあります。
保育園に通っているときに、子どもが病気にかかることもあるかもしれません。仕事の調整などが必要なため、子どもが病気のときの対応を夫婦で決めておくとよさそうですね。
園からの連絡事項の共有
30代ママ
保育園からのお知らせが園の壁に貼ってあるため、写真を撮り、パパと共有しています。
40代ママ
保育園の年間スケジュールを自宅の見やすい場所に貼り、運動会、発表会、参観などの行事が参加できるように、パパと日程を確認しています。
園からの連絡事項は、行事の日程や持ち物など重要なことが載っている場合もあるでしょう。写真などで送り合うとすぐにパパと共有できて便利ですよね。
共働きの保育園通園は夫婦の協力と対応を
共働きで子どもを預ける施設を選ぶときは、通いやすさや料金などを考えて保育園に決めたママの声がありました。保育園の保育方針なども園によって異なるため、1度見学に行き、どのような園なのか確認するとよいかもしれません。
保育園に子どもが通い始めると、熱が出たり、風邪を引いたりと休むことが多かったというママも複数いました。パパと協力できることを事前に話し合い、対応について考えておくとよいでしょう。
共働きで保育園を利用するときは子どもが楽しく通えるように、夫婦で協力できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年2月21日の記事作成時点のものです。
幼稚園よりも保育園の方が保育時間が長いため、保育園にしました。仕事が遅くなっても預けられるように、延長保育がある園を選びました。