【例文あり】産休育休など、ブランクがある主婦の履歴書の書き方ポイント。

【例文あり】産休育休など、ブランクがある主婦の履歴書の書き方ポイント。

2018.09.13

仕事のブランクがあるママがパートやアルバイトを始めようと考えたとき、専業主婦をしていた空白期間について履歴書にどう書けばよいのかなど気になることもあるのではないでしょうか。今回は、パート・アルバイトを始めるときの履歴書の選び方や自己PRを書くときのポイント、志望動機の例文や労働条件の確認の仕方などを体験談を交えながらご紹介します。

産休育休など仕事の空白期間があるママが履歴書を書くとき

出産や子育てなどの事情で、仕事にブランクができるママもいるのではないでしょうか。子育てが一段落したタイミングなどで、そろそろ仕事復帰しようと考えることもあるかもしれません。ママたちは、履歴書を書くときにどのようなことが気になったのでしょうか。

「大学卒業後は正社員で事務職の仕事をしてましたが、子育てのため仕事のブランク期間が5年ほどありました。専業主婦をしていた空白期間を履歴書にどのように書くとよいのか気になりました。勤続年数や経験が少ないことで自分に自信ももてなくなっていました」(30代ママ)

「パートの仕事に応募しました。家が近いことと土日祝日休みなどの労働条件が志望動機でしたが、それ以外に働きたい理由は実際はあまりなかったので、何を志望動機として書いたらよいか悩みました」(30代ママ)

ママたちは、専業主婦をしていたブランク期間をどう書くか、自己PRをどう書くかなど、履歴書の書き方について気になっていたようです。空白期間が長いと、何をアピールしたらよいのか、志望動機は何を書いたらいいのか、入社意欲をどう伝えたらよいのか悩んだというママの声もありました。



履歴書の選び方

パート・アルバイトや正社員など、希望する働き方や自己PRしたいことによって履歴書の選び方は違うのか気になるママもいるかもしれません。ママたちは、どのようなことをポイントに履歴書を選んだのか聞いてみました。

職歴欄が書きやすいもの

履歴書を書く人
iStock.com/maroke

「結婚を機に退職し、専業主婦になりました。前職の勤続年数は8年あったので少なくないとは思いますが、職歴欄の空白部分が目立つと面接官の目につきやすい気がしたので、職歴欄が少なめの履歴書を購入しました」(20代ママ)

経験が少ない場合は、空白が目立たないようにと考えて履歴書を選ぶママもいるようです。パート用と書かれた、職歴欄の少ない履歴書もあるようなので、自分の経験を考えながら書きやすい履歴書を選ぶとよいかもしれません。

職務経歴書つきのもの

「大学卒業後、正社員で就職しましたが何回か転職経験がありました。これまでの業務内容をアピールしたいと思ったので、職務経歴書がセットになった履歴書を選びました。面接官に入社意欲や働きたいという本気度が伝わるかなと思います」(30代ママ)

これまで経験してきたことを積極的にアピールしたい場合など、自己紹介も兼ねて職務経歴書つきの履歴書を選んだというママもいました。パートの場合でも、応募先によって職務経歴書などの書類の提出が求められることもあるかもしれませんね。

略歴だけでいいもの

「大学を卒業して正社員で接客の仕事をしていましたが、早くに結婚・出産をして専業主婦になったため、自分の経験に自信がありませんでした。面接では接客の経験や専業主婦時代のママ友作りなどのコミュニケーション能力を活かして自己PRする自信はありましたが、職務経歴として書くのは難しかったので、略歴として簡易的に書く履歴書を選びました」(20代ママ)

職務経歴を書く欄が長いと、何を書いていいかわからないというママは、略歴だけを書くB5サイズのシンプルな履歴書を購入したという声もありました。


履歴書を書くときのポイント

専業主婦をしていて仕事にブランクがある場合、履歴書を書くときにはどのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。履歴書を書くときのポイントをご紹介します。

専業主婦の期間や空白期間にしていたことを明記する

「育児や介護が理由でブランクの期間が長かったので、その間は専業主婦をしていたことを正直に伝えたほうがよいのではと考えました。自己PR欄を使い、ブランク期間中は専業主婦として家事育児と介護に専念していた事情を書きました」(30代ママ)

「勤続年数は長くなく、結婚後はずっと専業主婦でした。志望動機の冒頭で、退職後は専業主婦だったことを明記し、専業主婦の期間にPTAや地域の行事などで経験したことなどをアピールしました」(20代ママ)

結婚や子育てなどで仕事の空白期間がある場合、専業主婦をしていたことを自己PR欄や志望動機の欄に書いたママもいるようです。専業主婦でも、子育て経験から得たことや経験して身につけたことなどは、自分なりにアピールできるポイントとなるかもしれません。

職歴を具体的に書く

オフィス
iStock.com/segawa7

「職歴欄には、勤務先の会社名だけではなく、どのような仕事をしていたかを仕事量や内容を具体的に書くようにしました。事務といってもいろいろあると思うので、部署名と従事していた仕事内容についても書き、入社意欲や働きたいという本気度も伝えるように意識しました」(30代ママ)

部署名や従事していた仕事内容を書くなど、職歴を具体的に書いたというママもいました。面接官が履歴書をひと目見たときに、どのような仕事をしてきたのか伝わるように工夫することで、入社意欲も伝えられるかもしれません。

離職理由を明確に書く

「私は二人目を妊娠中に切迫流産になったため休職したまま産休育休に入り、出産後は子どもの病気が発覚し、一度離職をしました。そのため、ただ出産のため退職と書くのではなく、事情や離職理由をしっかりと書くようにしました」(30代ママ)

一言で産休育休による退職といっても、その事情は一人ひとり違うかもしれません。事情がある場合は、書いておいたほうがよいかもしれません。

人柄が伝わるエピソードを書く

「人が好きでいろいろな人とすぐに打ち解けられるのが、私の長所です。新しい職場でも、この性格を活かしたいと思ったので、子育て中の体験などを交えて自己PRを書きました。販売接客スタッフを志望していたので、自己PRにもつながったと思います」(30代ママ)

未経験でも応募できる仕事の場合など、人柄を見られることもあるのではと考えるママもいるようです。書類に書ける職歴や経験が少ないときでも、具体的なエピソードを交えながら自分の性格を伝えたのがポイントというママの声もありました。


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志望動機の例文

パート・アルバイトなどで職場復帰を考えたときは特に、志望動機に何を書いたらよいのかわからないママもいるのではないでしょうか。仕事にブランクがあるときの志望動機の例文をご紹介します。

未経験の職種の場合

未経験の職種に応募するときの書類には、志望動機はどのようなことを書くとよいのでしょうか。応募先を事務職と販売接客スタッフと想定した志望動機の例文をご紹介します。

【事務職】

「出産後、一身上の都合で退職して専業主婦をしていました。大学卒業後は営業の外回りの仕事をしていたので、事務の経験はありませんが、パソコンの基本的な操作は問題ありません。また、貴社には事務職未経験者向けの研修制度があると知り、応募いたしました。ブランクはありますが、知らないことも積極的に学びながら、長く勤めたいと考えております。場合によっては土日祝日の勤務も可能です。」

【販売接客スタッフ】

「他店にはない品揃えのよさに魅力を感じ、普段から貴店で買い物をしています。販売スタッフの方のいきいきとした接客にも魅力を感じ、応募させていただきました。販売経験はありませんが、人と接することが好きです。まずはパートからのスタートとなりますが、長く働きたいと思っています」

未経験の仕事に応募するときは、魅力に感じているポイントや、仕事に活かせそうな自分の性格などを自己PRをよく考えるとよいです。志望動機を通して新しいことに挑戦したいという入社意欲や働きたいという本気度も面接官に伝えられるとよいかもしれませんね。

経験のある職種の場合

これまでに経験したことのある職種に応募する場合、ママたちはどのような志望動機を書類に書いたでしょうか。応募先を事務職と専門職を想定した例文をご紹介します。

【事務職】

「大学卒業後、事務の仕事を3年間担当していました。出産など一身上の都合で退職しブランクがありますが、また事務職で働きたいと思い、労働条件が希望通りだった貴社に応募いたしました。主要なパソコンソフトやクラウドサービスは前職でも使っていましたので、基本的な操作は問題なくできます。経験を活かしつつも一から学ぶ気持ちも忘れずに、積極的に取り組みたいです」

【専門職】

「専門学校卒業後から出産前まで、介護の仕事に5年ほど携わっていました。利用者様から感謝されたときに介護の素晴らしさを知り、また同じ職種で働きたいと思い応募しました。介護福祉士の資格を活かし、利用者様のために誠心誠意対応していきたいと思います。夜間勤務はできませんが、土日祝日などは対応可能です。また、他の資格も取得したいと考えています。」

経験のある職種に応募する場合、これまでの資格や経験、応募した仕事の魅力などを具体的に書くとよいようです。有資格者というだけではなく、即戦力になれることを面接官にアピールしたというママの声もありました。


面接の場で注意したいこと

労働条件はしっかりと確認する

「面接の場で休みの取りやすさや仕事量、残業やシフト調整など労働条件についてはなかなか自分から聞きにくく、曖昧なまま入社して後悔したことがあります。同じ失敗をしないように、次回は労働条件の確認はしっかりとするようにしたいです」(30代ママ)

面接の場では、あまり労働条件を質問しすぎると、面接官に悪い印象を与えてしまうと考えてしまうママもいるようです。しかし、子育て中の事情があるからこそ、労働条件はしっかりと確認できるとよいですね。

離職理由や仕事の空白期間をポジティブに伝える

「前の職場をやめた理由や、仕事をしていなかった期間の話をするときに、ネガティブな発言をしないように気を付けていました。明るく、ハキハキと話し、いっしょに働きたいと思ってもらえるコミュニケーションを意識しました」(30代ママ)

離職理由などを話すときに、つい会社を悪く言ってしまうこともあるでしょう。ただ、面接の場でネガティブな発言をすると好印象にうつることはないので、なるべく明るくポジティブなコミュニケーションを意識しましょう。


履歴書で自己PRできることを考えてみよう

PCで仕事するママと子ども
iStock.com/Yagi-Studio

パート・アルバイトなどの新しい仕事を始めようと考えたとき、履歴書の志望動機など、書類をどのように書けばよいのか不安に感じるママもいるかもしれません。自己PRとして専業主婦の期間に身につけたことを書いたり、自分の人柄が伝わるエピソードを書いたりと工夫したママもいるようです。

今回の例文を参考にしてブランク期間の育児経験で得たこともアピールしながら、履歴書を書いてみてはいかがでしょうか。


2018.09.13

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