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妊娠5カ月、6カ月、7カ月など中期の頃の仕事。周囲への報告や職場での過ごし方
妊娠中期も仕事を続けるなかで、安定期といわれる時期に入ってから周囲へ妊娠の報告を考える女性もいるかもしれません。今回の記事では、妊娠5カ月、6カ月、7カ月など中期の頃の仕事で心がけていたことや、周囲へ報告する際のポイントについて体験談を集めてみました。
妊娠中期の頃の仕事はどうしていた?
妊娠5カ月、6カ月、7カ月など中期の頃に仕事をしていた女性たちに、当時の働き方について聞いてみました。
「職場への妊娠の報告は、初期の頃に直属の上司にだけしていましたが、5カ月を過ぎ安定期といわれるタイミングになってから周囲にも報告しました」(30代女性)
「中期につわりが落ち着いてきて、仕事中も適度に体を動かしていました。7カ月くらいからはお腹が目立ってきたので、無理をしないように心がけていました」(20代女性)
安定期になるのを待ってから、周囲へ妊娠の報告をするという女性もいるようです。妊娠中期は初期の頃と比べてつわりが落ち着いてきたと感じる女性もいるようですが、一方でお腹の張りを感じたという声もありました。
仕事場で妊娠の報告をするときに心がけたこと
妊娠5カ月、6カ月、7カ月の頃に仕事をしていた女性たちに、妊娠の報告をする際に心がけたポイントについて聞いてみました。
いつまで仕事を続けるか伝える
「いつから産休に入るか報告しました。仕事を続ける期間や、それまでがんばりたいという気持ちも伝えました」(30代女性)
「妊娠5カ月のときに、同じ部署の方たちに妊娠を報告しました。何月まで働くかはっきり伝え、引継ぎのタイミングについても相談しました」(30代女性)
仕事を続けられる期間は、職場の人にとっても知っておきたい情報かもしれません。いつまで仕事を続けられるか周囲に伝えておくことで、シフトや後任を決めるなどのスケジュールが立てやすくなったと感じる女性もいるようです。
できることを伝える
「妊娠中の仕事では、周囲に協力をお願いする場面もあると思ったので、体調面で不安を感じる仕事内容があれば伝えるようにしていました」(30代女性)
「仕事を変わってもらったり、サポートしてもらったりすることがありました。妊娠中だから当たり前だと思わず、自分にできる仕事を積極的に引き受けるよう心がけていました」(20代女性)
いっしょに働く上司や同僚の方も、妊娠中にどのような仕事が負担になるのか知りたい場合があるかもしれません。今までどおりの仕事ができるか不安な点は伝え、体と相談しながらできることを引き受けるようにするとよさそうですね。
シフトの相談
「妊婦健診などで休みをもらうことも考えて、シフトの変更についてあらかじめ相談しておきました」(20代女性)
「時短勤務や出勤時間の変更ができるか、職場に相談しました」(30代女性)
妊婦健診や体調の変化など、妊娠中に仕事で休みをもらう場面もあるかもしれません。あらかじめ周囲に相談しておくと、実際にシフトを変更するときにも話が進めやすかったと感じる女性もいるようです。
妊娠中期の職場での過ごし方
妊娠5カ月、6カ月、7カ月の頃の職場での過ごし方について聞いてみました。
引継ぎを意識
「妊娠7カ月の頃に、短期間で引継ぎができるよう仕事を引継ぐ相手とできるだけ同じ日にシフトを入れるように心がけていました」(20代女性)
「時間の余裕を持って仕事が引継げるように、妊娠5カ月くらいに引継ぎの資料を作り始めました。後任が決まった時点で、取引先にも連絡をして伝えておきました」(30代女性)
妊娠中期から仕事の引継ぎを準備したという女性もいるようです。資料を整理したり、シフトを調整したりして短期間でスムーズに引継ぎができるよう心がけたという女性の声もありました。
楽な服装を心がける
「お腹が目立ってきた妊娠6カ月の頃に、仕事に使えるマタニティ服を用意しました。長く使えるようシンプルでゆったりしたサイズのものを選びました」(20代女性)
「妊娠7カ月までは手持ちの服で済ませていたのですが、お腹が大きくなってきたので仕事で使いやすいそうな、ネイビーや黒のワンピースを何枚か購入しました」(30代女性)
取引先と会う場合のために、マタニティスーツを購入したという女性の声もありました。お腹が大きくなっていく妊娠中期から後期にかけては、ウエスト部分がゴムになっている服やニットなど伸縮性のある素材を選ぶのもよさそうです。
ときどき体を動かす
「立ち仕事をしていたのですが、同じ姿勢でいると疲れやすさを感じるようになったので、ときどき歩いて軽く体を動かしていました」(30代女性)
「お腹が大きくなってきた妊娠7カ月の頃に、デスクワークをしていて腰痛を感じることがありました。立ち上がったり姿勢を変えたりして、気分を紛らわせるようにしていました」(20代女性)
5カ月、6カ月、7カ月の頃は、安定期に入るともいわれるようですが、妊娠中の体調の変化は女性によってさまざまなようです。ずっと同じ姿勢でいて疲れを感じるときには、こまめに体を動かしてみるのもよいかもしれませんね。
妊娠中期に仕事をする上で気をつけたこと
妊娠5カ月、6カ月、7カ月など中期の頃に、仕事をする上でどのようなことに気をつけたか聞いてみました。
重いものを持たない
「荷物を持ち上げようと力を入れるとお腹の張りを感じることがあったので、不安なときはできるだけ周囲に助けてもらうようにしました」(30代女性)
お腹が大きくなってくる妊娠中期の頃に、腰痛が気になったという女性の声もありました。お腹の張りや腰痛が気になるときには、周りにサポートをお願いしてみるのもよいかもしれません。
無理をしない
「5カ月で安定期に入ってつわりが落ち着いてきたと感じたので、妊娠前のように動いていたら貧血でめまいがしてしまいました。体調がよくてもあまり無理をしないように心がけるようにしました」(30代女性)
妊娠5カ月、6カ月、7カ月は、初期や後期の頃に比べて活動しやすいという声もありましたが、なかには疲れやすさを感じる女性もいるようです。つわりなどが軽くなったと感じても、無理のないペースで仕事ができるとよさそうですね。
体を冷やさない
「職場の空調が寒く感じたので、直接冷房の風が当たらない席に移動できないか相談しました。体を冷やさないように、羽織るものやブランケットを会社へ持っていっていました」
(20代女性)
体が冷えるとお腹が張りやすくなったと感じる女性の声もありました。冬場の寒さだけでなく夏の冷房によって体を冷やさないように、カーディガンなどの温度調節ができるグッズを用意するのもよさそうです。
安定期も仕事は無理をせずに
妊娠5カ月、6カ月、7カ月など中期の頃の仕事では、安定期といわれる時期に入ったタイミングで周囲に妊娠を報告したという女性もいるようです。報告する際には、産休に入る時期や自分ができる仕事を伝えたり、不安を感じている点などを相談したりするのもよいかもしれません。自分自身の体と相談しながら、妊娠中も無理なく仕事が続けられるとよいですね。