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専業主婦の子育ては大変?仕事をやめて子育てする不安とメリット
子どもが生まれると、それまでの生活に待ったなしの育児が加わり、子ども中心の生活に移行していきますよね。専業主婦で子育てをするのか、仕事をしながら子育てをするのか、誰しも一度は悩んだことがあるでしょう。一度きりの子育て、後悔のないよう熟考したいもの。今回は、子育て中の専業主婦が経験する不安や大変さ、メリットなどをご紹介します。
改めて知る専業主婦の大変さ
ひとりの時間がなかなか持てない
専業主婦は、平日の日中もずっと家にいるから暇なのではないかと誤解されがちですが、実はそんなことはありません。食事や買い物、洗濯や掃除など日々の家事に加えて、親戚づきあいや学校・地域での活動に臨機応変に対応することが求められるからです。
連絡がつきやすかったり、時間の融通が利いたりするだけに、相手の都合に合わせて動くことが多くなるため、ひとりの時間がなかなか持てないと悩む専業主婦も少なくないのではないでしょうか。子育て中のママであれば、「気が付くと半年も美容院に行けていなかった」ということもしばしば聞かれる悩みです。
完璧な家事を求められるプレッシャー
専業主婦が経験する大変さのひとつに、完璧な家事を求められるプレッシャーが挙げられるでしょう。外に出て働いて生活費を賄うのがご主人の役割ならば、家の中の家事は専業主婦である自分がすべて完璧にこなさなければ、と自分自身でも自分を追い込んでしまいがち。
栄養バランスのとれた食事やお弁当作り、掃除の行き届いた部屋、洗濯物が滞らないような洗濯。日々の生活を快適に回していくための家事に終わりはありません。自分が休んだら家事が回らなくなる、と休むことを怖いと感じてしまうことがあるかもしれません。365日ついてまわるプレッシャーは、軽いものとは言えないでしょう。
すでに専業主婦であるママの体験談
生活費のすべてを主人に委ねている分、自分は家事や育児に専念しようと張り切って取り組んでいます。仕事をしているときは時間的余裕がなくてできなかった掃除や料理などができるのは良いのですが、家事と育児をこなしていると一日があっという間に終わります。
子どもを寝かしつけながら自分も寝てしまうこともしばしば。主人も仕事で疲れているんだろうなと思うと、美容院や歯医者など自分の用事で子どもを預けづらいのが辛いところです。自分も働いていれば、主人に頼みやすくなるのかもしれない、と仕事をやめたことを後悔する気持ちがわいてくることも。
でも、今さら社会に復帰するのも少し怖いような気がして、やっぱり専業主婦が合っているのかなと思っています。
これから専業主婦になろうとしているママについて
専業主婦に切り替える理由
仕事をしながら妊娠出産を経て、育児休暇をとった後、仕事に復帰したものの、多くの女性が感じる壁が、仕事と育児を両立することの難しさと言えます。
朝子どもを保育園に預けるとき、大泣きする我が子を振り切って仕事に向かう切なさを味わうママもいるでしょう。仕事の繁忙期と子どもの急な体調不良が重なったときは、その日一日をどう乗り切るか怖い思いをしながら過ごす日もあるのではないでしょうか。
仕事と育児の両立の難しさや、子どもとふれ合う時間をもっととりたいと思うことから、仕事をやめて専業主婦への切り替えを検討するママもいます。
仕事をやめることへの不安
専業主婦に切り替えることを検討し始めたママがまず悩むことは、金銭的な不安ではないでしょうか。妊娠出産のときには、医療費だけでなくベビーグッズの購入など大きめの支出がありますし、子どもの成長に伴って、教育費もかさんでいくことが見込まれます。住居も、大きな部屋に引っ越したり、一軒家を購入したりする必要が出てくることも。経済的に苦しくなって、仕事をやめたことを後悔する日がくるかもしれない、と怖く思う場合があるかもしれません。
また、仕事をしているときは、通勤途中などでもひとりの時間がとれますが、専業主婦になると常に子どもといっしょでひとりになれる時間が減るので、精神的に追い詰められないか不安に感じるママもいるでしょう。
仕事をやめて専業主婦になったママの体験談
子どもの誕生を機に専業主婦になりました。未就園児の間は子どもの成長を間近に見てみたいという思いが強かったので、後悔しないよう、そのとき仕事をやめることに関しては、あまり迷いはなかったです。
金銭的には自分の稼ぎ分が家計から減るので、将来の教育費などの貯金もできるように生活費を工夫して過ごしています。家事や育児は大変ですが、平日の日中に子どもとのんびり散歩に出かけるなど、子どもの時間に寄り添って生活できるのは貴重だし楽しいなと思います。
子育てしながら専業主婦を楽しむ方法
子どもとのふれ合いを大切にする
子育て中に専業主婦をする最大のメリットは、子どもといっしょに過ごす時間が多くとれるということではないでしょうか。休日は満杯の行楽地も、平日だと人が少なくてゆっくり遊べるという利点もあります。世間の休日とはあえてずらして旅行に出かけるなど、子どもにいろいろな経験をさせることも可能です。
ひとりの時間を確保してストレスを発散させる
いくら子どもといっしょに過ごす時間が楽しいとはいえ、365日24時間ずっとくっついていると段々ストレスも溜まってきますよね。
ご主人に子どもを預けたり、一時預かりを利用したりして、定期的にひとりの時間を確保するようにできると良いですよ。美容院に行ったり、ショッピングをしたり、友人と会ったり、リフレッシュしてママの機嫌が良いと家庭の雰囲気も明るくなるでしょう。
ママ友と交流する機会を増やす
同時期に子どもを産んだ友だちと家を行き来したり、子育てセンターや地域の子育てグループに参加したりして、ママ友と交流する機会を増やすと、子育てしながら専業主婦をするのが随分楽しくなります。
同時期に子育てをしているママ友とは、夜泣きで眠れなかった夜の辛さや、トイレトレーニング中の悩み、入園グッズの準備に対するワクワクなど、経験を共有することができます。子ども同士もいっしょに遊び始めるので、子どもの友だち作りにもつながりますよ。
専業主婦で子育てをするのは、不安や大変さだけではない
子どもが生まれた後、仕事と育児の両立の難しさなどから専業主婦への切り替えを検討するママもいますよね。
専業主婦で子育てをするのは、ひとりの時間が持ちにくくなったり、家事へのプレッシャーが増えたりと大変さもありますが、子どもといっしょに過ごす時間が増えるなどメリットも多くありますよ。夫婦で相談しながら、選択肢の幅を広げていってみてくださいね。