【体験談】赤ちゃんが抱っこを嫌がる理由。嫌がるときにしたこと

【体験談】赤ちゃんが抱っこを嫌がる理由。嫌がるときにしたこと

ママたちに聞いた抱っこを嫌がるときの対応

2020.02.15

新生児や生後1ヶ月、生後2ヶ月などの赤ちゃんや1歳の子どもを寝かしつけるときやあやしているとき、抱っこを嫌がることが続いて悩んでいるママもいるかもしれません。今回は、抱っこを嫌がる理由やママたちが行なったことの他に、抱っこを嫌がるときの対応方法や意識したいことについて体験談を交えてお伝えします。

赤ちゃんや子どもが抱っこを嫌がるとき

子育て中のママのなかには、寝かしつけるときやお世話をするときに、赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がることに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

0歳児と1歳児のママやパパたちに話を聞いてみると、赤ちゃんや子どもが抱っこを嫌がる理由が気になるという声や、抱っこを嫌がったときの対応方法が知りたいといった声がありました。

そこで今回は、赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がったときの対応について体験談を元にご紹介します。


ママたちが考える赤ちゃんが抱っこを嫌がる理由

赤ちゃんや1歳児はなぜ抱っこを嫌がるのでしょう。ママやパパたちが考える抱っこを嫌がる理由をご紹介します。

抱っこの姿勢に慣れていないから

新生児のママ
新生児のママ

私は、赤ちゃんが抱っこの姿勢に慣れていないから嫌がるのだと感じています。特に新生児の頃は赤ちゃんも抱き上げられた感触や姿勢にまだ慣れておらず、びっくりして泣いてしまうのではないかと思いました。


赤ちゃんが新生児や生後1ヶ月頃の場合は生まれて間もないため、大人に抱っこをしてもらうことに慣れておらず戸惑ってしまうこともあるかもしれません。

1歳児のパパからは、ママ以外の人が抱っこしようとすると、慣れていないためか子どもが嫌がるという声も聞かれました。

他の抱き方をして欲しいから

1歳児のママ
1歳児のママ

育児の専門知識があるわけではありませんが、うちの娘の場合は抱っこを嫌がるのは、他の抱き方をして欲しいからかもしれません。横抱きをしたときに不快な姿勢になっていると、娘も気持ち悪いのか泣き出してしまうときがあります。


赤ちゃんや1歳児が抱っこの仕方に好き嫌いがあり、他の抱き方をして欲しいときに泣いて嫌がっているのではないかと感じたママもいるようです。特に、横抱きをすると泣くことが多かったという声や、抱っこ紐で抱っこすると落ち着くという意見もありました。

ママやパパが抱っこをしたときに赤ちゃんや子どもにとって気持ちのよい抱き方や姿勢でない場合は、不安を感じてしまい泣いて伝えることもあるかもしれません。赤ちゃんや子どもには抱っこの仕方に好き嫌いがあるようです。

抱っこの他に理由があるから

泣いている1歳児
leungchopan/Shutterstock.com
生後1ヶ月の赤ちゃんのママ
生後1ヶ月の赤ちゃんのママ

抱っこをして息子が泣くときは、他に嫌がる理由があるかもしれないと思いました。眠りたいのに眠れなくてぐずっているのか、オムツを変えて欲しいのかなどをよく考えて、対応方法を考えています。


赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がるのは、他に理由があって泣いている場合もあるかもしれません。

ママのなかには、赤ちゃんは体温調節が苦手なので、夏場や天気のよい日に屋外などで抱っこをする場合は赤ちゃんや子どもがすごしやすい服装かどうかを確認しているという声もありました。


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赤ちゃんや子どもが抱っこを嫌がるときのママたちの対応

赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がるとき、どのような対応をするとよいのか知りたいママもいるようです。実際にママたちが行なった、赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がるときの対応についてご紹介します。

抱き方を変えてみる

生後4ヶ月の赤ちゃんのママ
生後4ヶ月の赤ちゃんのママ

それまで横抱きをしていたので、娘の首がすわったタイミングで縦抱きに抱き方を変えてみました。親の体温が伝わって落ち着いてもらえるように、娘の頭を私の体に寄りかからせて縦方向に体を密着させるように抱いています。抱っこ紐で縦抱きをされるのも好きそうです。

生後3カ月の赤ちゃんのママ
生後3カ月の赤ちゃんのママ

赤ちゃんが生後2カ月半頃から、横抱きはどうしてもイヤだったみたいで、首を支えながら縦抱きをするようにしました。赤ちゃんが窒息をしてしまわないように、首の角度には気を使いました。

赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がるとき、抱き方を変えてみることでどのような姿勢が楽に感じるのかわかりやすいかもしれません。子どもが大きくなってくると横抱きはあまりしませんが、あえて横抱きにすると子どもが嬉しそうにしていた、という声もありました。

縦抱きを試しているママからは、できるだけ赤ちゃんのひざが開いた状態にして抱っこをすると身体が密着しやすいという声も聞かれました。また、同じ姿勢が長く続くと暑いのかもしれないと考えたママもいました。体温調節がうまくできないので、同じ姿勢が続くと熱がこもってしまいそうという意見でした。

抱っこをしながら歩いてみる

生後2ヶ月の赤ちゃんのパパ
生後2ヶ月の赤ちゃんのパパ

生後2ヶ月の息子が抱っこを嫌がるときは、抱いたまま家の中を歩いています。私の歩く動きにあわせて揺れることで息子がリラックスできるように、落ち着くまで家の中を移動しました。家のなかでも息子の好き嫌いがあるようで、窓の近くにいると嬉しそうにしていたりしました。

赤ちゃんが大人の動きにあわせて揺れることでリラックスできるよう、抱っこをしながら家の中を歩いたパパもいるようです。赤ちゃんが新生児の場合は窒息のリスクが高いので、首をしっかりと支えてあげるようにしましょう。

時間帯が日中であれば屋外へ散歩に出かけ、赤ちゃんの気持ちが落ち着くように外の景色を見るようにしているというママの声もありました。

育児アイテムを使う

パパがCDを出しているところ
nito/Shutterstock.com
生後10ヶ月の赤ちゃんのママ
生後10ヶ月の赤ちゃんのママ

抱っこをして娘が嫌がったときはさまざまな育児アイテムを使っています。先日は、娘が普段から好きな音楽を部屋の中で流しながら、抱っこ紐を使ってあやしてみました。


生後1カ月の赤ちゃんのママ
生後1カ月の赤ちゃんのママ

抱っこをして赤ちゃんが嫌そうだったとき、おくるみで身体を包んでから抱っこしてみました。まだモロー反射もあるので、おくるみをしているほうが抱っこをしても嫌がらず、安心しているような気がしました。


赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がるとき、抱っこ紐やおくるみなどのアイテムや好きな音楽を使ってあやしているママもいました。

音楽の他にもラトルを鳴らしてみるなど、赤ちゃんの様子や月齢にあわせてどのようなアイテムを使おうか考えるとよいかもしれません。


赤ちゃんが抱っこを嫌がるときに意識したこと

赤ちゃんが抱っこを嫌がることが続くと、前向きな気持ちになれずに悩んでしまうママもいるかもしれません。実際に、ママたちは赤ちゃんや1歳児が抱っこを嫌がるときにどのようなことを意識したのでしょう。

育児をがんばっている自分を認める

生後2ヶ月の赤ちゃんのママ
生後2ヶ月の赤ちゃんのママ

娘が新生児の頃は育児の知識が全くなかったので、抱っこ嫌がるときの対応方法がわからずに、抱っこしてくれる人の好き嫌いをしているのかと感じたり、落ち込むこともありました。でも今は育児をがんばる自分を認めるようにしています。新生児の頃をすぎると娘も抱っこに慣れてきたようで、最近は気持ちよさそうな表情になりました。


毎日育児をがんばっているママ自身が自分を認めることで、前向きな気持ちで赤ちゃんや子どもに向きあっていけそうですね。

ママのなかには、赤ちゃんが時折見せてくれる笑顔が何よりのご褒美に感じるという声もありました。

パパと協力する

新生児のママ
新生児のママ

息子が抱っこを嫌がることが続いたので、夫にも協力してもらうようにしました。抱っこを代わってもらったり話を聞いてもらったりすると、自分の気持ちも楽になるよな気がします。


育児の悩みをママが1人で抱え込まず、パパと協力しながら子育てをしていくことも大切かもしれません。

他にも、パパの仕事が休みの日に赤ちゃんのお世話をお願いして、息抜きをする時間を作ってもらうようにしたというママの声も聞かれました。赤ちゃんが抱っこを嫌がるときの対応方法をいろいろ考えても、時期がくれば落ち着くことが多いのかもしれません。


抱っこを嫌がるときはさまざまに工夫して

赤ちゃんを抱っこしているママ
Take A Pix Media/Shutterstock.com

0歳児や1歳児のママやパパたちに話を聞いてみると、新生児や生後1ヶ月、生後2ヶ月頃の赤ちゃんが抱っこに慣れていない場合や、寝かしつけ時に他の抱き方をして欲しいときに抱っこを嫌がるという声がありました。

抱っこを嫌がるときは、抱きながら歩いたり抱っこ紐などの育児アイテムを上手に使うのもよいかもしれません。ただ、赤ちゃんが抱っこを嫌がるのは時期が過ぎると落ち着くという声がほとんどなので、あまり気にしすぎなくてもよさそうです。ママが自分を認めながら育児をすることも意識しながら、パパと協力して対応方法を考えながら、子育てをしていけるとよいですね。

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